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・2004年10月24日/日曜/晴れ  「反省しているのか」

最近、日本や韓国で「有名人」に関する不祥事が相次いでいます。 具体的には韓国の「兵役逃れ」の件と、日本のプロ野球ドラフトにおける「裏金工作」に関する件です。
どちらも既に数多くのニュースで取り上げられている事なので詳細は省きますが、それに関する周囲の反応に大いに疑問を感じました。

まず韓国の兵役逃れの件では、今回事件で処分を受ける事になった一人に、韓国のみならず日本でも人気の高い俳優がいるのですが、彼が入隊する事になり、ドラマへの出演が難しくなった事で、日本人を含む多くのファンから「撮影が終わるまで入隊を延期して欲しい」との嘆願書が殺到したそうです。 私から言わせてもらうと「ふざけるな」です。
逮捕者も続出している中、この俳優は兵役法違反の時効が成立しているために逮捕される事はないようですが、違法と分かっていながら闇ブローカーを介して行ったこの行為は、紛れもない犯罪行為です。 
それにも関わらず「撮影が終わるまでちょっと待って」というのは愚かにも程があります。 この嘆願書を送ったファンの人々は、ドラマさえ見れればそれで万事OKと考えているのでしょうか? それとも人気のある有名人だから多少は目をつぶって欲しいと考えたのでしょうか? いずれにせよ理解に苦しみます。 
今回の件で「法に例外はない」として入隊延期を認めなかった韓国の兵務庁には拍手を送りたいです。

続いて日本のプロ野球・ドラフトの目玉選手に関する「裏金工作」の件です。
最初に発覚した時点で、巨人の渡辺オーナーが辞任するなど大きな話題になりましたが、最近になってさらに横浜・阪神からも裏金を受け取っていた事が発覚しました。 これは大問題です。
しかし、私が一番怒りを覚えたのは、問題の学生の所属していた大学の元野球部監督の「大した額ではないがもらっているだろう」という」というコメントです。 冒頭から「大した額ではない」という言葉が出てくる時点で、全く持って今回の事件を反省している様子がうかがえません。 金額の問題ではない事は誰の目にも明らかです。 あまりにも不謹慎ではないでしょうか。
さらに「巨人の件で処分は受けており、終わった話であり、蒸し返してはかわいそうだ」というコメントもあります。
ここにも大いに疑問があります。 巨人から裏金を受け取っていた事が発覚した時点で、本当に罪の意識があり反省しているならば、横浜や阪神からも裏金を受け取っていた事を告白すべきでしょう。 それを隠して置いて、後になって暴露されたら「終わった事を蒸し返すな」ではあまりにもふざけています。 この元監督が直接関わった訳ではないにしろ、大問題発言です。
挙げ句の果てに「野球をやりたい子がこの事件で潰されたらたまらない」と強い口調で語っているそうですが、ならば「潰される原因を作ったのは誰ですか?」と強い口調で言いたい。

 
・2004年10月22日/金曜/晴れ  「企業世界ランキング」
私が購読している「Newsweek」に、時々「企業ランキング」が掲載されるのですが、「2004/10/13号」にもそういった記事が掲載されており、様々な分野における、企業の世界ランキングが掲載されていました。
その特集記事から得られる情報は様々ですが、やはり一番気になるのは、我が日本の企業の実力はどうなのかという事です。 戦後に劇的な成長を遂げた日本ですが、最近は中国やインドなどのアジア諸国の台頭がめざましいので、現在の日本企業は元気なのかがとても気になるところです。

真っ先に目に付くのがトヨタやキャノンといった、日本や業界のみならず、全ジャンル総合で見ても好調で注目を浴びている企業に関するデータや記事です。 特にトヨタは北米ビッグ3の苦戦ぶりと好対照で、トヨタに関するニュースや書籍はあちこちで目にします。
しかし、一番衝撃的だったのが「エレクトロニクス」の分野において、韓国の「LG電子」の純益が、日本のどの家電メーカーよりも高かった、という事でした。 私は「日本の誇る家電メーカーは世界をリードしている」というイメージを抱いていました。 もちろん現在でもそうなのは間違いないですが、現時点での純益は、あのソニーや松下や東芝よりも韓国のLG電子の方が上回っています。 これは決して韓国企業を差別している訳ではありません。 資源の乏しい日本を支え、そしてアジアで最も先進的であったのが、こうしたエレクトロニクスメーカーであったからです。 それ故に少々ショックを受けました。
もっとも、純益だけで単純に判断する事はできないのも分かっているつもりです。 ちなみに、このランキングトップ40に名を連ねている「松下電器」と「松下電工」の違いって何なのでしょうか?

これから5年とか10年後には、このランキングにさらに中国系メーカーも食い込んでくるでしょう。 インドあたりも要注目です。アジア全域の発展も楽しみですが、そんな中でもがんばれ日本の企業!
 
・2004年10月17日/日曜/晴れ  「戦車で社員研修」
先週発売されたNewsweek誌を読んでいたら、巻末のちょっとしたニュースを掲載するコーナーに、戦車を使用した社員研修を行っているユニークな企業の話題が掲載されていました。
社員同士の結束を高めるために野外研修を行うという話はよく聞きますが、まさか戦車を使用した研修があるとは!
(イギリス製の戦車と言うその車両は、どうやらM109自走砲のようです。 バリバリ現役の車両ですね)

なんでもミリタリーマニアの人が広大な土地を車両を用意して始めたとの事ですが、なんともスケールの大きい話です。
評判も上々で、中には興味本位で参加する人もいるとか。 私も一度参加してみたい気がします。
 
・2004年10月10日/日曜/曇りのち雨  「恐るべき映像の威力」

先日、アメリカ大統領選挙の2大候補同士のテレビ討論会が開かれました。 その結果、劣勢だった民主党のケリー候補が一気に追いつき追い越した訳ですが、その理由の一つとして、喋り方・仕草・表情などがテレビで大きく報道され、両候補のそれらの様子が好対照だった事があげられるそうです。 恐るべし映像の威力。

そういえば、現地からの映像による報道で世論が動き、戦争の行方を大きく変える事になったのはベトナム戦争が最初だと言われています。 奇しくもこの両候補の戦いのテーマの一つが「ベトナム戦争」でもあります。 これは単なる偶然でしょうか?

 
・2004年10月03日/日曜/曇りのち雨  「バランスが大事」

実家を離れて一人暮らしを始めて、早いものでもうすぐ10年になります。 その間、随分と偏った食生活を送るようになってしまったので、せめて週末くらいは栄養バランスを考えて自炊しようという事で、最近栄養とか健康といった事に興味があります。 栄養バランスというと、例えば卵とか野菜とか魚とか、いつ・何を・どれくらい・何と一緒に・どう調理して食べるのかを考えないといけないのですが、バランスというのは本当に難しいというか奥が深いものだと思います。

例えば、食事のバランスだけでなく他の分野に目を向けてみると、例えば野球にもバランスがあり、出塁率の高い選手もいれば盗塁やバントの達人、あるいは攻撃の要である長距離打者もいて、チャンスメイクする繋ぎの打撃に徹する選手もいるわけです。 当然ながらこれらのバランスが良いチームが強いチームという事になるわけです。

他にも、雑誌の場合、例えば私がよく読んでいる週刊少年マガジンを例に取ってみます。
冒険活劇物もあれば、スポーツ物(人気の高いのは野球・サッカー・テニス・バスケ)、推理探偵物、ギャンブル物、4コマを含むショートギャグ物、料理物、医学物などがあり、さらにこれらにラブコメの要素が合体するケースもあります。
そしてこれらの様々なジャンルの漫画が一つの雑誌(この場合はマガジン)にバランスよく含まれるかどうかが重要な訳ですが、なるほど手元のマガジンを読んでみると、なかなかバランスよく構成されているような感じです。 一時期、野球や料理物が複数混在している時期もありましたが、そのうちまとまったようです。

私が働いているアミューズメント業界においても当然ながらバランスが重要です。 ここで言うバランスとは、家庭用ゲームマシン向けに発売されるソフトの種類や数であったり、あるいはゲームセンターに設置するゲームの種類だったりする訳ですが、同じジャンルでもさらに細かく分かれるので一口にバランスと言っても大変です。 
ある意味今晩の夕食の献立を考えるより難しいですね。 この「献立」のバランスを上手く考えてやりくりした会社が健康(勝者)になるのでしょう。

 
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