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11月24日(日)「シャットアウト」
先日ここの迷惑メール対策の話を書いたその日に同時に違うところから
迷惑メールが4本届いた。
さすがにこれには私も呆れた。
迷惑メールのおかげで大事な友人の過去メールが消えてしまうし
何と言っても無駄なパケット料金が発生してしまう。
最終手段のメールアドレスの変更も考えたがその前にドメイン指定を試してみることに。
ドコモのメールのドメイン指定とは携帯電話各社のドメインはデフォで受信し
その他のPCからのメールは指定したドメインのアドレス以外のメールを
シャットアウトしてしまうとのこと。
何人かPCから送ってくれるのでそれを設定しないといけないが
もう迷惑メールが我慢できない。
それから3日経った今日まで迷惑メールは1通も来なくなった。
受信するドメインからのメールは来ているので全く問題ない。
こんなに確実な効果が体感できるのならば早く設定しておけばよかったと後悔。
確かにちょっと面倒だったけどこれで二度と迷惑メールを見なくて済むと思えば
その手間の負担は軽い。
しかし迷惑メール送信者が上手い手を考えて送ってこないとも限らないな。
それが商売なのだから仕方ないといえばそれまでだが。
不覚にも迷惑メールに一度だけ返信してしまったことがある。
それは相手がメーリングリストの料金を取ると言ってメールをよこした時だ。
何の間違いだか知らないがメーリングリストをしたことは無いから
料金を払う意思は無いという意思表示をしてしまった。
それから迷惑メールが増えたのだから実在アドレスリストに載ってしまったのだろう。
とにかく自分の情報がいつどういうところから漏れるか分からないから
不特定多数に知られないように気をつけないとな。
11月20日(水)「もう勘弁して」
最近また迷惑メールが増加した気がする。
DOCOMOが10月より未承諾広告自動拒否機能でフィルタリングしているはずだが
以前にも増して迷惑メールが届くのはどうしたものか。
悪質な業者が考えることだから一度でもメールが到達したアドレスを
抽出してリストの作成を行っているのだろうな。
今のところ多い日に一日で4通とか着いたりする。
これでも大きいところのドメインはメール指定拒否で切っているのだが
設定は面倒だし他の業者にアドレスが売られたり送信先を替えてきたら意味は無いしで
このまま行くといたちごっこだ。
ワン切りは着信しなくても通話料金を取ると言うとぱったり無くなったのにな。
最近迷惑メールは新たな手口で来る場合が多い。
「末承諾広告は」もっともポピュラーで
「 未承諾広告」のように空白をあけたり(もちろん違法であるが)
「未承言若広告」など2chか?と思わせるようなものもある。
一番困るのが相手のメールアドレスのあて先が自分のアドレスで偽装している奴だ。
これは最初着たときにはとても驚いた。
と、同時に非常に不快な気分でいっぱいになった。
当然だがこれらの迷惑メールを送ってくる奴にはセンスが無い。
せめて面白いメールならば笑って許すのだがそんなのは見たこと無い。
「悩み事なんだけど」いうタイトルで来た時にはなんだろうと思ったが
トイレットペーパー一年分が福引で当たったとかいうたいしたネタではなかった。
残された防御手段はメールの指定受信か。
でもこいつをやるとPCからのメールで受け取る奴を設定しなくてはいけないのが
大変な作業なのだ。
せめて携帯電話ではなくインターネットからPCで設定出来れば良いのに。
最後の手段のメールアドレスの変更はできれば使いたくないのだが・・・
11月17日(日)「侵入アラート」
ちょっと前のこと私のPCにネットワークから侵入してきた輩がいた。
幸いなことに目の前でネットワークの不審な動きを見つけて
ネットワークを強制切断したので被害はほとんど無かったと思われる。
どうも共有を掛けていたHDDからデータをコピーしようと試みていたようだ。
しかしうちの回線は未だにISDN回線なのでデータの読み出しは非常に遅い。
それが幸いでろくにコピーできなかっただろう。
こちらがあまりにも無防備だったのだから仕方が無い。
対策を立てるまで恐ろしくてネットワークに連続接続しかねていたのだが
先日ようやくマスターよりファイアーウォールの立て方と使用法を聞き
家庭内LAN全てに立てた。
このファイアーウォールはPCの中の全ポートを管理し
出て行く情報と入ってくる情報を全て知らせてくれる。
それを許可するかどうか判断すればいい。
試しにシマンテックのセキュリティーチェックにポートを叩いてもらって
チェックしたが鉄壁の守りを見せてくれた。
一応安心してネットワークに繋げるがまあまだ完璧とは言えないだろう。
これからも必要な対処を考えねばなるまい。
常時接続が半ばあたりまえになってきているこのご時世だと
本当にうかうかしていられないな。
ネット専用マシンだけが外に繋がって他のマシンはつなげないのが
一番良いのかもしれないがPC一人一台の時代に
なかなかそんなわけにはいくまい。
ネットワークの悪意は確実に存在ししかも狙いは企業や国家機密などという
大げさなものではなく他人のプライバシーの侵入という極めて小規模だが
個人にとっては非常に性質の悪い行為に及ぶのが恐ろしい。
攻撃できない以上防御する術を備えるのは必要なことだと
身をもって体験させられた。
11月12日(火)「記念日」
今日は11月12日。
ついに結婚してから丸一年が経った。
同時に一つ年を取りこのHPの開設から二年が過ぎた。
今年一年の経過はあっという間だった。
独身時代に比べると生活習慣は激変の年であったと言える。
毎日朝食を取るなんてありえなかったし家に帰ってくると電気が点いている。
でも私はこの一年で人間として成長しただろうか。
たくさんのことを経験して多少は大人に近づいたかもしれない。
人生のこの先はどうなるのか分からないけど
慌てず焦らずのんびりゆっくり生きたいと思う。
11月11日(月)「散策」
浅草を出たのは夕方は4時過ぎだったか。
少し肌寒く感じたがそのままバイクを池袋まで走らせる。
いつものようにアムラックスの前の本屋の地下鉄の通風孔の上に停める。
何故かここは指定席のようにいつも空いているんだな。
トランクを開けてブルゾンを羽織りヘルメットを仕舞えば
バイクで来たとは思えない。
歩きなれた池袋の街を買い物がてら散策していたら妙なファッションを見かけた。
スカートを履いているのだがその下からジーパンが見えている。
いやジーパンの上にスカートを履いているといった方が正しいかな。
年の頃は20歳半ばだろう。
それが一人なら変わり者かなとも思えるが何人か見かけたので
新たなファッションか何かだろうか。
でもスカートにジーンズの組み合わせはかなり変だ。
スカートはストッキングをはいていても生足だったとしても
直接の脚線美を表現するファッションだし
ジーンズは間接的だが足先からヒップまでの総合的な脚線美を表すのだ。
どっちも履いたりすると両方だめになってしまう。
例えて言うなら田舎の女学生のセーラーの下に体操服のようなものだ。
田舎なら寒いんだろうなと微笑ましいで済むが都会の街中では見苦しいだけ。
さすがに寒いからという理由ではあるまいが
鏡で自分の姿を見てそれを許せるのだろうか。
全ておやじの勝手なつぶやきだけどね。
11月10日(日)「浅草デート」
今日は天気が良かったので朝から何処かに行きたい気分だった。
ちょうど昨日の夜に嫁が東京まっぷるを読んでいて浅草に行きたいと言ってたので
上野方面に向かうことにした。
上野恩寵公園からバイク街をかすめて東に向かえばすぐ浅草だ。
雷門の目の前の歩道にバイクを停めて仲見世の冷やかしに行く。
ここは東京観光のメインスポットだから休日ともなるとそれはもう人だらけ。
ここまで来たらおのぼりさんになりきって楽しむしか。
雷門で写真を撮ってもらったり焼きたて煎餅をかじりながら歩いたり。
外国人向けの怪しいお土産を吟味しつつ焼きたての人形焼をほうばる。
観光スポットに良くありがちな人力車もあった。
ここの人力車は女の人も引き手になっているのは驚いたな。
男女平等雇用なのか珍しさが売りなのか。
面白い看板も多数ある。
でかいバナナが壁にへばりついているなーなどとぶらぶら歩いていると
見たことのあるリュックを背負っている集団を発見。
そこは浅草公会堂だった。
あ、もしかして・・・やはりお姉ちゃんのコンサート。
そこからウォーターフロントまで歩いてアサヒビールのビルの前で写真を撮る。
アレはいつ見てもすごいオブジェだなぁと感心。
アサヒのHPでのQ&Aの引用だがあのオブジェは「聖火台の炎」で金色の炎は
「新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心」を表わしているそうだ。
バイクのとこまで戻るとさっきまで行列だった「藪」そばが空いているみたいだ。
せっかくだから俺はざるを一枚頼むぜ。
ということで美味しいそばと蕎麦湯を食う。
店で食う蕎麦は長野以来だな。
夕暮れの寒い時間に暖かい蕎麦湯がたまらなく美味かった。
・・・浅草の街は何時来ても好きな雰囲気の街だな。
11月09日(土)「テーブルクロス」
先日ついにキッチンテーブルを導入した。
今まではコタツをテーブル代わりにしていたのだが
それだと部屋が狭くなることと椅子に座りたいとの嫁の要望もあって
家具屋を見に行ったところ丁度良い感じのテーブルがあったのだ。
早速購入してそれがようやく届いたというわけだ。
ただ買ったばかりのテーブルの表面は綺麗なのだが非常に傷が付き易い。
ギタギタになる前に対策をしなくては。
ランチョンマットを敷くのも良いがそれだと面倒だから
やはりここはテーブルクロスでしょう。
前ふりが長くなったがそれで今日買いに行ったわけだ。
買ったテーブルが2人用でテーブルの角が丸くトリムされているから
丁度いいサイズがあるだろうか?
ああ、量り売りをしているロールなら自分でサイズを調整できるなと
ホームセンターに行くとテーブルクロスのコーナーには
様々なサイズのロールがあった。
しかし1mmでは薄いしかといって3mmだと加工しにくい。
ということで結局2mmのを選択することにした。
近くにいた学生バイトとおぼしき店員を呼んで切って貰う。
慣れない手つきでクロスを引っ張り出してカッティングレールで切ろうとするが
上手くいかない。
どうするのかなと思ったらその店員はロールを長く引っ張り出し
地面に置いて切り始めた。
狭い通路で作業するものだから他の客が通りにくい。
無理に通った客がクロスの端を踏んだのだが店員は気が付かなかった。
作業終了して一言いってみる。
テーブルクロスは食卓に敷いて使うものなのに地面に置いて切るとは
不衛生ではないか?と
それに対して店員はカッティングマシンで切れない厚さだから
地面で切ることになってますと答えた。
他の店員もそうしていますと地面のカッター跡を指して言った。
・・・それでは全然私の問いの答えになっていない。
ありがとうと言ってレジに向かった。
私は特に清潔志向ではないが今回の出来事に少し不快感を感じた。
嫌な客だと思われたかもしれないが明快な疑問を指摘したつもりだ。
客の立場の視点からの率直な意見をアルバイト店員はどう受け止めるだろう。
店長かフロア責任者に改善提案をする?
・・・恐らくしないだろうな。
11月05日(火)「錯覚」
昨日、日用品の買出しに出掛けたところ
ジャイアンツの優勝記念セールに出くわした。
日用品が定価の1割引から2割引と書いてありでかでかと垂れ幕が下がっていた。
風呂の椅子が随分汚れてきていたので買い替えのつもりで見ていたのだが
良い感じの色と形の椅子があって値段もそこそこ安いのでそれを買うことに。
バスマットもそろそろ替えないとなと思うもそれは良いものがなかった。
さすがにセールの最終日で休日だけあって客はひっきりなしだった。
他に何か買うものはなかったかなと思っていたら嫁が後悔したように言った。
「この間やかん買ったけどセールがあるのなら待てばよかったかな」
まあその辺は時の運みたいなものだから仕方ないんじゃないなどと答えると
「あれ?」っと頓狂な声を出した。
そこにはこの間買ったのと同じやかんがあったのだが付いている値段が違っていたのだ。
確かにやかんも2割引の対象になっているのだが
先日ここで買った時と定価が違うのだと言うのだ。
現在の定価表示が1980円でそれの2割引は消費税を含めて1663円である。
前は1480円だったと言ってレシートを見せてくれた。
それが本当なら2割引どころかむしろ100円以上の値上げである。
確認してみたがやはり同じ容量で同じ形のやかんだった。
確かに食料品と違って生活耐久財なんかそんなに頻繁に買い替えるものではないから
値段の変動などそんなにあるとは思わないところが盲点だろう。
2割引が安いモノも確かにあるのだが定価操作で利益を変えないとは驚いた。
周りを見渡しても普段の休日よりも買い物客は多いし買っているモノも多そうだ。
単純に割引セールだからといって本当は安く無い実例を見てしまった。
これは店と客の真剣勝負だな。
でもこんなだまし討ちのような方法で利益を確保していたら
いずれ信用を落とすような気がするのは私だけだろうか。
11月04日(月)「幸せなパーティー」
週末にパーティーが某本部にて開かれた。
レトロ基板&家庭用ハード大会&ゆ〜のすさんと私の合同誕生会だ。
遠くは仙台からEK9さんが参加してくれてそれはもう盛大な祭りだった。
もちろんみんなの目当てはゲーム基板だったかもしれないが
個人的に非常に嬉しい気分でいっぱいだったのだ。
何が嬉しかったかというとやはりこんなに集まって誕生会を開いたのは
初めてだったということ。
今まで小学生の時に友人の誕生会に招いてもらったことはあったが
大勢に誕生会に来てもらうのはあまり記憶に無い。
すでに三十路に入って誕生日はおろか自分の年齢すら何歳だったかなと
いうのに久しぶりにわくわくする一日だったな。
あまりにツボに入ったプレゼントに悶絶してみたり。
手前味噌で恐縮だが私が作ったケーキもその雰囲気作りに一役買ったかな。
肝心のパーティは基板大会の名にふさわしいものだったと思う。
筐体では「ファイナルファイト」の市長が雄叫びを上げ
TVに繋がったコントロールBOXからは4人対戦の「ニューマンアスレチック」の連打が
そしてその後ろで静かに「ドラゴンスピリット」がザウエルに復讐を果たす。
壁にはバンパイアセイバー好評稼動中とエキサイティングゲームのレイカポスターが。
他にも多数の基板が稼動していた様はまさしく昔のゲームセンターのそれであり
一種タイムスリップした空間を作り上げており
最高の祭りだった。
ちなみに貰ったものはNSX-Rの1/43ダイキャストモデルとワルキューレ(バイク)のモデル
そしてナムコのラジオCMの詰まったCDだ。
そのどれもに感動を覚えた。
実車のカタログを手にNSX-Rのモデルを飽きずに眺め
CDに収録されているタイトルを見てほうとため息をつく。
心のこもったプレゼントに至福の時を過ごさせてもらった。
参加したみんなにこの場を借りてありがとうと言いたい。
もちろん場所を提供していただいた共催者のゆ〜のすさんにも。
熱いゲーム魂が生きていることの再認識にもなったかな・・・
自分の生き様のほんの一瞬を嫁にも見せることができたのかも。
11月01日(金)「商業戦略」
最近吉野家の店頭ののぼりが気になっていた。
3杯食べると1杯プレゼントという奴だ。
吉野家はこの手のキャンペーンが好きで
以前はスクラッチカードのポイントを貯めればプレゼントをずっと展開していたな。
とりあえずどういうものかと行ってみると
メインの注文一品につきカードが一枚付いてきて3枚集めれば良いようだ。
が、しかしよく見るとプレゼントは並盛だけになっている。
以前は並でも大盛でも特盛でもOKだったから
ちょっとセコくなったかな。
期間限定のイベントなので3枚集めるには最低でも3回は食べねばならない。
でもこのやり方は上手いと思う。
スクラッチカード方式だと毎回ポイントが不確定なので
あと何回行けば規定数が貯まるか分からないが
3枚集めればもれなくというならば2枚カードを持っている客は
イベント期間中にもう一度行っておこうかと考えたりし易いからな。
しかも吉野家で牛丼だけ頼む客は意外に少なく
客単価を上げる卵か味噌汁を別注文する人が多いから
何回も来店してもらうのには良いやり方だ。
ということは3回来れば1杯プレゼントをしても十分に元が取れるだけの
収益があるということか。
一般大衆向けの外食産業は集客が大変だな。
競争原理が働けば企業努力により物価は安くなり易い。
その中でも利益を出すべく更なる追求をするのが民間企業だ。
それに比べて税金で運営している国がしていることは・・・
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