2002年3月の研究開発記録&雑記帳>


過去の研究開発記録

2002年1月
2002年2月





3月31日(日)「それぞれの未来へ」

いよいよ3月も終わりで明日から4月である。
ついこの間、年が明けたかと思っていたから
なんとも早い気がする。

3月の終わりというと期が変わる時期だ。
新しい学校へ行く人
新しい学年になる人
会社に入社する人
会社を変わる人
そこにはいろいろな人生がある。

テレビの放送も最終回が増えそして新しく始まる。


でも毎日同じ会社で同じ仕事で何も変わらない人や
学校がつまらない日々を過ごす人もいるだろう。
あるいは仕事もせず学校も行かず毎日が退屈な人もいるかもしれない。

しかし考え方を少し変えるだけで期の変わり目は新年と同じように
心意気を変えるチャンスでもあるのだ。
今までと違う事を新たに始めるのは非常にパワーの要ることで
なかなか誰でもできることではない。
でも自分の好きなことや興味のあることを発展させるのは
そんなに難しくないはずだ。

何をしたって面白くないと感じる時は
自分のアンテナの感受性が落ちている証拠。
自分自身に閉じこもり視野が狭くなっているだけだ。
もっと周りを見渡して広い世界を知れば
自ずと興味が湧いてくる事を見つけられる。

自分の足元ばかりを見て無心に一つの事に熱中するのも良いが
ちょっと視線を上げれば世の中には無数の山が広がっている。
そのどれも頂点を極めるのは簡単にはいかないが
自分に合う山をどれだけ登れたかで人間が複雑に成長していく気がするのだ。

そしてそれが個性となり誰とも違う人間になっていく。
毎日が楽しいのならばそれを突き詰めればいい。
でもそうでないのならば楽しいことを探しに行くチャンスだよな。


3月27日(水)「廻る寿司」

久々に回転寿司の店に行ってみた。
いつもは職人さんが目の前で握ってくれる小さな店が行きつけなのだが
今回は話のタネに最近急成長してどんどん大型店舗を出している某K寿司に行ってみた。


巨大な駐車場には車がほぼ満杯である。
これが休日ならば○○寿司渋滞が起きるくらいの駐車場待ちの車で溢れているが
平日でもかなりの客が来ているのだ。

入り口に入って中に有る待合が大きい。
平日なのにこんなに待つのかと思わせる人数でざっと30人以上は待っている。
それでもテーブル席ではなくカウンターならば早く順番が廻ってくるようだ。

客席に行って見てからくりが分かる。
平日は全ての席を開放するのではなく店員が廻りやすいように席を絞ってあるのだ。
その分フロア従業員の数も減らせるし寿司の流れをショートカットすれば
痛みも多少は回避できるのかな。


回転寿司の良い点は席に座ってすぐに食べることが出来ることだ。
早いと言われる牛丼でさえ少々は待つのだからファーストフードとも言えるだろう。
茶をすすって適当なモノを見繕う。
最初は白身系かタコなどが良かろうと手を伸ばす。

・・・前言撤回。
寿司の痛み具合とかのレベルの話ではなかった。
シャリがパサパサに乾いてる。
仕方ないので赤身にも手を出して見る。
今度はネタが半分凍っていた。

その後はただ流れを見ているだけであまり食べたいとは思わなかった。

だからと言って決して私の舌が奢っているとは思わない。
コンビニの弁当とかでも昔に比べれば随分美味しくなったし
十分食べられると思う。
まあ多少味は濃いけどね。

そんなことを考えながら改めて周りを見渡すと子供連れが多いことに気が付く。
夕飯を回転寿司にしようとして家族連れが来るのだ。
主婦にしてみれば手軽で安くて家族が食べられるのであれば
家事から開放される分歓迎なのかもしれない。
子供だって自分の好きなものが好きなだけ注文できる店の方が嬉しいだろう。
動いているコンベアーを見ているだけでも子供の興味を刺激するから
食事が終わっても退屈することは無い。

それと気が付いたことがもう一つ。
持ち帰り用に無料容器が手の届くところに用意されていた。
自分で寿司を詰めて土産にも出来るし
取ったけど食べ残すよりは持ち帰った方が勿体無くなくて良いだろう。
店で残ったものを持ち帰るというのはアメリカでは当たり前の行為だが
日本ではなかなか残り物を自由に持ち帰るという発想が無かったな。
まあ実際会計で払うわけだから持ち帰る分のお金も払うことになるのだけどね。

結局二人で10皿程度食べただけで店を出た。
駐車場の隣や前の車はすでに変わっていた。

大型の回転寿司が流行る理由が分かった。
店の思惑と客の要望が一致しているからだ。
でも個人的にはあまり嬉しくなかった。

食べなかった分お腹が空いたので買い物ついでにドンキホーテに寄って
焼き鳥を注文してしまったのは余談になるか。


3月24日(日)「模様替え」

長年使っていたヘルメットをついに替えたのだ。

GLに乗り始めてからSHOEIジェットヘルの「J-MAX」を愛用していたが
さすがに6年を経過して外側も内側もよれてきた。
通気性は程よく外の音も比較的聞こえやすいので気に入ってはいたが
サイズが最初から少しばかりキツクて1時間もすると頭が痛くなるのが欠点だったか。

しかも何回か落としているので結構衝撃を加えていたのだ。
これではイザという時に頭部を守ってくれるか少々心もとない。
ヘルメットの交換推奨年数は2年から3年だからそろそろ本当に潮時だ


新しく買ったのはやはりSHOEIのジェットヘル「J-FORCE2」

着けた感じは流石に新型だけあって非常に軽い。
というかメットを持って帰る時の箱も本当にメットが入っているのかと
思わせるような軽さだったのだ。
対衝撃性能は向上しているのにこの軽さを実現しているとは技術の進歩に驚く。

それとJ-MAXに比べ視界が広く感じる。
これはやはりCJ-1シールドの為か。

ちょうどJ-MAXを買ってすぐにJ-FORCEという新しいメットが出たのだが
そこから採用されたCJ-1シールドはメカニカル機構がメットに内蔵されていて
ヘルメットにシールド出っ張りが無いので風切り音などがかなり低くなるし
シールド交換も工具無しで簡単に行なえる。

フルフェイスでいえばX-8システムと同じだな。

それと驚きのベンチレーションなのだ。
何せ走っていれば風が入ってくるから蒸れる心配が少ない。
GLはウィンドプロテクションが非常に高いから走行風が少ないので
J-MAXだと蒸れやすかったがこれなら問題は無い。


奇しくもGLは本日乗る時に総走行距離が30000Kmからのスタートだった。
現役引退のJ-MAXに変わってJ-FORCE2は走行距離何キロまでパートナーでいてくれるかな。


3月21日(木)「桜前線異常あり」

風が暖かくなったのは気のせいではなかった。
桜前線が異常な速度で日本列島を北上して行く。
この原稿を書いている時点で関東平野の桜はほぼ満開である。
山手の方はまだ大丈夫のようだが
やはり見頃は今週末あたりだろうか。

これだけ開花が早いといろいろ問題が出てくる。
四月に桜祭りを企画しているところとかはその頃には桜が咲いていなくて困るだろうな。
毎年上野公園で花見をしているサラリーマンも宴会の席取りは
新入社員の仕事のはずなのに新入社員が入る前に桜が咲いてしまったりとかね。


関東が少し寒い時に伊豆の海岸にツーリングに行ったことがある。
伊豆は暖かくて桜が満開で桜吹雪の中をバイクで走っていて単純に感動した。
たかだかピンク色の花なのだがそれが視界いっぱいに広がると何とも言えない美しさだ。
やはり日本人に桜と言えば特別な花なのだ。


降り返れば今年は暖冬だった。
結局ほとんど雪を見ないで春が来てしまった。
昨今の強い風は春一番なのか。

唐突な冬の終わりに戸惑いを覚えながら今週末にでも
スタッドレスからノーマルタイヤに戻すとするか。


3月20日(水)「STOP!迷惑メール」

何時まで経っても被害は少なくなるどころか
余計に活発化してきた感がある携帯電話の迷惑メール。
今までほとんど来た事は無く他人事のように思っていた節がある。
しかしだんだんそうも言っていられなくなったようだ。
私の携帯電話のメールアドレスはハイフンこそ入っているものの
数字は入れていないのでいよいよ捕まってしまったか。


今月に入って来た迷惑メールはメールに広告と入っていた。
どうやら広告と銘打っておけばなんでも許されると勘違いした大馬鹿モノがいるようだ。
広告メールの一つはここにアクセスしてメールアドレスを打てば
これから二度と送らないようにしますとあったが
そんなもの全く信頼できない。

下手をするとメールアドレスのリストを作られて売られるのがオチだ。
CGIを使って本当に送らないようにしているかもしれないが
わざわざ自分のアドレスを教えるなど具の骨頂。
速攻で送ってきたメールアドレスからは受信しない設定に変更登録したら
二度とこなくなった。


もう一つ小煩い出会い系サイトのメールがあったのだがこっちは本当に厄介だ。
出来立てなのか知らないが同時に三つも四つも微妙に変えた内容のメールを送ってきた。
もちろん速攻で受信拒否。

しかしどうやらココはアドレスのフィードバックを行なっているようだ。
三日ほどして同じサイトから違うドメインでメールを送ってきた。
しかもココは連絡方法無しと堂々と書いてあるのが腹立たしい。

痛すぎる。

それにしてもこれだけ無差別にメール発信してどれだけそのサイトにくる効果があるのか。
インターネット経由のメールならば料金は掛からないから手軽な告知方法かもしれないが
はっきり言って迷惑千万。
出来るものならば宣伝しているサイトを攻撃して破壊したいくらいだ。
ま、そんなことはできないし、しない。

本格的に捕まってしまったのならば最終手段はメールアドレスの変更だが・・・
今しばらくは様子見か。

国会でも話は出ているようだが国会が全く機能していない現在
何時になれば正常運営されるのか嘆かわしい。
早いこと迷惑メールを止める為に法整備してもらいたいものだ。


メールを受信するたびにDOCOMOは受信料を取れるからいつまで経っても
迷惑メールを放置しているのだと言われても仕方ないな。


3月18日(月)「二輪AT免許」

さて最近バイクのカテゴリーの中で売れているのはやはりスクーターである。
スクーターと言えばアクセルだけのクラッチ無しで乗れて楽々なイメージだ。

主婦が買い物に使ったりするよね。
高校生だって最近の流行はスクーターらしい。
MTは面倒なのか乗り方を知らないのかともかく高校生ではあまり見ない。

この流れは大型二輪の世界にも広がってきたのだ。
スズキのスカイウェーブ400を皮切りに大型スクーターがどんどん開発されてきた。
ヤマハで言えば500CCのTmaxだしホンダはそれに対抗してシルバーウィングを出した。
一度乗ってみると分かるが大型のスクーターは非常に楽だ。
ともすれば信号ダッシュで負けてしまいかねないくらいの加速を持ち
荷室もかなり広い。
そりゃ欲しくなるのも無理は無い。


こうした現状を受け日本自動車工業会(自工会)は警察庁に
二輪車のオートマチック車限定免許の導入についての要望書を提出した。
四輪ではすでに1991年に実施されているが
これからの時代スクーターがもっと普及する可能性は十分あると判断したのだろう。


私が思うのにはスクーターはスクーターの独自の乗り方がある。
特性や挙動などを教習所でAT限定として教えるべきかもしれない。
ただし自動二輪には変わりないからある程度の技能は身に着けてもらいたいものだ。
これで二輪に対して世間の受け入れが優しくなってくれれば言う事はないのだが
未だに暴走族のイメージが色濃く残る部分もあるからな。

日本では若者の二輪離れから徐々に二輪が売れにくい状況になっている。
四輪と違う楽しみがあることをもっと知って欲しいと心から願う。
特に都市部では非常に有効なシティーコミューターであると認識が増えればね。
それにはロードプライシングの早期実現にもかかっているのだが。

私は今でも渋滞だらけの都内で車に乗りたいとは全然思わないけどね。


3月17日(日)「オリエンタルランドの夢」

先日東京ディズニーシーに行く機会があった。
今年の年賀状ではディズニーシーの風景を使ったものの
実はまだ入ったことは無かったのだ。

和光市からは地下鉄有楽町線で終点の新木場まで行けば
後はJRで2駅で舞浜である。
結構気軽に行けるレジャースポットなのだが
ディズニーシーと言えば昨年9月に鳴り物入りでオープンした
超人気テーマパークである。

恐らく凄い入場者だろうと考え怯んでいたのだが
この時期は学生が春休みに入っていないだろうと計算して
モノは試しと行ってみたのだ。


舞浜の駅はすっかり様変わりしていた。
駅前に独自のモノレールが走りテーマパークとホテルを結んでいる。
それが環状線となって走っているのだ。
海辺の敷地とは思えないほど広大だった。

この手のテーマパークを一日で楽しむにはやはり朝早く来るのがコツだ。
まずは入場券(パスポート)を買いに行く。

・・・春休み前と思ったのは勘違いだったのだろうか。
開場を今か今かと待つ行列が入場門の近くには溢れ
パスポート売り場も行列が出来ている。

開場と同時に入ったのだが中は阿鼻叫喚の世界だった。
目に付いたのが目当ての人気アトラクションに走る大勢の人間だ。
ほとんど全員一般人だろうが欲を剥き出しにして子供を押しやって走る様は
鬼のようだ。

あれならばコミケの列の方がまだ秩序があってマシだ。
中には行列に割り込むアホもいて気分が悪くなった。


一応最後までいて大体の人気アトラクションには乗ったのだが
どこも行列でうんざりだ。
あまりの人間の数に下世話なことを考えてみた。
一人頭パスポートが約6000円だ。
食事の持ち込みは厳しく制限されているから
更なる出費がかさむ。
おまけに土産を買えばかなり割高だ。

平均すればどのくらい出費するのか良く分からないが
一人一万円だとして入場者が五万人いれば一日の売上が五億円。
そこから経費(人件費・業者仕入れ・設備維持費他)を引いての利益はいかほどか。

日本がいくら不況とはいえ人気エンターテイメントにはこうしてまだ支出できるのだ。
楽しめるスポットを用意すれば間違い無くHITする。
日本人の暮らしが最悪なところまでいっていないと言えるだろう。
夢と魔法の世界と謳っているが夢と魔法の世界を見るにも金が掛かるのは
致し方ないことなのかな。

また行きたいかと言われれば非常に微妙なとこだが・・・
ほとんど人がいなくてストレス無しに行けるならば行ってもいいけどね。


3月15日(金)「春季賃金闘争の終結」

先日金属労連の春闘が終わった。
今回の春闘は例年とは質が違いかなり異質な雰囲気を持っていた。

自動車の世界だけで言うとまずトヨタがベースアップ(ベア)を止めたのだ。
もちろんトヨタは一番影響が大きいから他社もそれに引き続きベア0の回答をした

業種が違うともっと話は違ってくる。
賃金闘争ではなく雇用確保が最重要課題の労組もあるからだ。
電器などはワークシェアリングなどで雇用の分散希釈をした。
鉄鋼や船舶などもかなり厳しいものになった。


今回の春闘はこれからの未来を表していると言っても過言ではないかもしれない。
今まで日本の労働者賃金はアジアの他国に比べかなり高い水準だった。
しかも右肩上がりで下がることはほぼ無い。
高度成長期はそれでも全く問題無かった。

しかし産業が安定し経済成長が緩やかになるに従ってそれは難しいものになった。
その上に平成不況だ。
デフレで物価がわずかに下がり生活水準の維持も賃金上昇分が無くても
なんとかなるのだ。


でもこんなことは少し考えれば子供だって分かることだ。
毎年物価がアップすればそれに伴い賃金も上がるかもしれない。
しかし賃金を上げてしまうと企業はそれを価格に反映せねばならないので
また物価が上がる。

その堂々巡りなのだ。
そんなシステムは世界を相手にしたらいつか崩壊するに決まっている。
誰も止められなかったのだろうか。


来年から春闘がどうなるのかはまだ分からないが
恐らく日本経済がこのままならばあまり変わりは無いだろうな。
いや国際競争力をつけるならば人件費の削減に手を付ける業種が出ても
不思議ではない。


本当の諸悪の根源は不況ではないのだ。
この不況の中でもまったく収入が変わらないところもあるからだ。
それが税金。
税収入は幾分減るかも知れないがまた新たな税金を導入して取りやすい所から取れば良い。
役人はそんなことしか考えられないから何時まで経っても日本は企業が成長しないのだ。


政治家を選んでいるのは紛れも無く我々国民だから文句は言えないけどな。
もう少し失業率が上がってアルゼンチン並になれば暴動も起きるかな・・・
いやだめだな。
日本はお役所の言う事に逆らえる国民では無いからな。


3月12日(火)「春の営業活動」

先日羽田に用事があったので出かけることにした。
一人ではなく二人だったので移動はバイクのタンデムですることにした。

修理の終わったデジカメをお店から受け取ってそのまま環八を南に向かう。
・・・駄々混み。
相変わらず環八は車でいっぱいだった。
休日ともなるとサンデードライバーが出現するからか結構事故が多い。
途中で赤色灯を見たのも結構な回数だった。


15号の手前に東急蒲田駅がありそこは環八を遮る踏みきりになっている。
速度を落とし地面に足を一瞬着けて発進。
踏みきりを渡った先に白バイがこっちを向いている。
げ!間違い無く一時停止をしているかどうか見ていたのだ。
いつもの癖で足を着けていたから文句は言われなかったが
気を抜くとやられ易い事象だ。


無事に羽田で用事を済ませ帰宅方向に。
環八の北向きは大体何処で混んでいるか知っている。
246号と東名高速入り口と世田谷街道と甲州街道と青梅街道と、って全部だな。
これ以上うんざりするのも嫌なので帰りは環七を使うことにした。


環七は環八に比べ幾分交通量が少ない。
道幅は環八の方が圧倒的に広いが環七の方が立体交差が多く
直接交差よりも流れが良いためだと思われる。

その中でもいるいる。
白いバイクに赤いパトライト青い制服とくれば交通機動隊の白バイだ。
白バイだからあまり無茶な追いぬきは出来まいと考えて
必死に追いかけて見たがやはりなかなか追いつかない。
敵も然る者、渋滞の中をうまくかいくぐってがんがん前に出て行く。

タンデムのGLだからというハンデはあるもののそんなもの追いつかない理由にはならない。
が、やはり物理的な幅の広さで通れないところがあり
追跡はそこで断念した。


しばらくするとくるくる廻した赤色灯が。
オフ車が取り締まりを受けていた。
この渋滞の中でも取り締まるとはなかなか侮れないな。
取り締まりの瞬間は見えなかったが無から有を生み出す営業活動に従事している様は
他人事のように思えない。

これからの季節は二輪にとってシーズンでもあるが
取り締まりの対象にならない運転を心がけなくては。


3月09日(土)「ソニータイマー」

唐突だが使っているデジカメのP5に異常が現れたのだ。
プレビューを見る液晶画面に黒い点が。

最近の液晶画面は技術の進歩のおかげで有効画素数の99.99%は欠け無しを誇る。
しかしたまに液晶欠けしてしまうのだ。
それが端の方でちょんとだけあるのならばそれほど気にならないが
一番真ん中の右寄りのいい所に出来ているのだ。
良く見たら1点だけではなくその周囲4ドット範囲で欠けているから
結構大きく黒い点になっていた。


もちろん買ってすぐではない。
丁度買ってから2ヶ月半だ。
ソニーの場合デジカメの保証期限は何もしない場合で三ヶ月である。
なんとまあぎりぎりだ。
何もしない場合と書いたがはがきを送るなり専用HPでユーザー登録すれば
保証期間は一年になる。
幸い買ったときの領収書は取ってある。
買った日付も正確に分かるので修理依頼することにした。

しかし買った店は秋葉にあるのだが秋葉に何回も行くのは面倒だから
近くの修理してもらえるソニーの特約店を探して持ち込んだ。

余談だが環七沿いに修理センターがあった頃は直接持ち込んだのだが
残念ながら現在そこは無くなってしまったのだ。

特約店の愛想の良い店員は快く引き受けてくれて
無事に修理センターに送られることになった。

それから約1週間後・・・
修理完了の電話が掛かってきたので本日取りに行った。
受けとってバッテリーを入れ起動して見ると
黒い液晶欠けは綺麗に無くなっていた。

ソニーのみならず他の家電メーカーも製品には耐久期限が設定されている。
もちろん良いモノを作るのはメーカーの真髄なのだが
オーバークオリティーにすることはしない。
それをしてしまうと次の製品が売れないからだ。

かといってあまり早く壊れるとメーカーの信用問題にもつながるし
新しい問題だとPL法の施行に伴ってメーカー責任が重く圧し掛かっているし
その辺のさじ加減が設計段階では難しいところかな。
ソニーはそこが上手いから丁度保証期限が切れた頃に故障するのかと思ってしまうのだ。


3月07日(木)「二輪の生産改革を急げ」

三月も中旬を過ぎるとだんだん気温も上がってきてバイクの季節がやってくる。
バイクは季節商品なので暖かくなると売れ出すのだ。

中古の相場を見ていても冬の間はあまりブツが動かないから値段もさほど変わらないが
春になって需要が増え出すと相場が上がってくる。
だから中古を探すなら今がチャンスなのだ。

ただ最近はそれもちょっと変わってきたかもしれない。
バイクの市場も一時期に比べ激変しているからだ。
新車の国内需要はかなり厳しいものがある。
今や最盛期の4分の1ほどの需要しかないためにその限られたパイの奪い合いである。
その上に恐ろしい怪物がじょじょに姿を現し始めた。


それは中国市場。
中国といえば長江などのバイクを思い浮かべるかもしれないが
あれはあくまで表面的なものである。
中国では主に日本バイクのコピーがまかり通っていて
純日本車のシェアなどほとんど存在しないのだ。

昔は安かろう悪かろうのイメージしかなかった中国生産車だが
模倣デザインだけでなく品質もだんだん上がってきたので
メーカーにとっては脅威の存在になってきたのだ。
中国の安い人件費で生産されそれが東南アジアなどに流れ出すと
日本車を輸出しても売れないという状況になる。


コピー対策を打っても雨後のたけのこの如く新たにコピーメーカーが出るのでは
まさにいたちごっこだ。
そこで日本のバイクメーカーは柔軟な姿勢にうって出た。
ライセンス供与をして中国や台湾で生産しようということにしたのだ。
これならばある程度の被害は防げる。

現にスクーターなどは移管してしまい国内では中型と大型をメインで作り始めている。
しかしあまり生産を海外に移すといろいろ問題が出てくる。
国内の産業の空洞化や地場産業の弱体化などだ。
一度放棄した技術は取り戻すのに時間が掛かるからだ。

後はどこまで高効率にできるかが鍵なのだが・・・


3月05日(火)「波瀾の幕開け」

先日オーストラリアのメルボルンにてF1グランプリの開幕戦が行なわれた。
今回いよいよ参戦してきたトヨタだがいきなりの6位入賞だった。


入賞した6位のミカ・サロはもともとスターティンググリッドは後方14番目で
予選タイムは1位から随分遅れたタイムだったのだが
スタート直後に多重マシンクラッシュで8台が消える大混乱があって
運良くそれを回避できたのが完走につながったのだ。
しかしたなぼたでも入賞には違いない。


そもそもトヨタは道楽でレースを始めたわけではない。
以前も書いたがモータースポーツの振興によって
最近の若者のトヨタ離れを避けるためであり
欧州でのトヨタブランドの浸透を図るためだ。

トヨタの本気はかける資金によっても分かる。
車両開発に300億円以上使い研究費は相当なものだろう。
さらに運営維持していくとなると年間100億など一気にすっとぶ。
これで勝てなかったらまさに捨て金なのだ。
捨て金どころか勝てないということでイメージダウンにもつながる。
以前カートでもトヨタは参戦していたが全く勝てずだった。
その反省を踏まえてか今回は本気のようだ。

しかしトヨタは資金が豊富にあるから何をするか分からないからな。
本当に勝ちたかったらフェラーリからシューマッハを引きぬいたら簡単だと思うけど。
そんなことしたらイメージダウンにしかならないからしないだろうけどね。

今回佐藤琢磨が駆るジョーダンホンダも惜しくもリタイヤだった。
次回に期待がかかる。
今期のF1はいろいろと行く末が楽しみなのだ。


3月03日(日)「銭湯開始」

寒い時期だと温泉が恋しくなる。
日本人は風呂というものが好きな民族だと思う。
もちろん私も風呂は好きなのだ。
普段アパートの小さい風呂に入っていると
時々でかい湯船につかりたくなってくる。

そういうときにバイクで温泉に行ければ最高なのだが
なかなかそうは簡単に行かないのだ。
そんな時に手軽に行けるのが銭湯だ。
嬉しいことにうちの近くには昔ながらの銭湯もあるし
少し足を伸ばせばスーパー銭湯もある。

やはりここはスーパー銭湯だろ。

そのスーパー銭湯は都営団地の敷地の入り口という
立地条件としては最高の場所にある。
入り口には子供向けのガシャポンやゲームコーナーもあり
家族向けにぴったりだ。

ここは露天風呂からサウナからジャグジーまであらゆる風呂があるのだ。
まさに極楽だ。
一時期の健康ランドブームは収まったが
アレより安くていろいろ入れる風呂はリラクゼーションにもなるね。

下駄箱や脱衣所には100円を入れて施錠するが
鍵を戻すと返金されるので良心的だね。
この辺も顧客にとって好感が持たれるところだろう。


・・・良く考えて見ると
脱衣所で返金された100円は小銭を足して飲料水を買いやすく
下駄箱で返金された100円はガシャポンが呼んでいる。
システムがうまく出来ているね。
結構良い商売になっているのじゃないかな。

でもやはり気持ち良いので会員になってしまったりする訳だ。




BACK