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4月27日(土)「地上最速の戦い」

以前から一度は行きたいと思っていたカートだが
今回のもてぎのチケットが取れて行ける事になったのだ。
昨日まで心配だった雲行きも幸いにも晴れて絶好のコンディションだ。


午前中にもてぎに到着し観客席につく。
腹ごしらえをしながらストックカーのデモ走行を観戦。

カートの本番スタートは昼過ぎだ。
開会式も滞りなく進み全員で国家斉唱する。
神父様の神への祈りの言葉があるところがアメリカのレースらしい。


エンジン点火の言葉とともにもてぎのスーパースピードウェイに
腹まで響く爆音が轟きわたる。
各車一斉にピットから飛び出してくる。

F1などのレースの場合スターティンググリッドに着いて用意ドン!なのだが
カートのスタートはローリングスタートと言って
先頭にマーシャルカーが一台走りその後にぞろぞろ着いてゆっくり走り
マーシャルカーがピットに入った周回にグリーンフラッグが振られ
エンジン全開のスタートなのだ。

エンジン全開にしたカートの迫力は筆舌し難いほどのド迫力だ。
耳を劈くばかりの爆音を上げマシンが疾走する。
その速度はサーキットによっても違うがオーバルコースであれば
時速350Km/hをも超える音速の戦いなのだ。


オーバルコースの場合観客席は上段の方がコース全体を見渡せるので
レース状況を理解しやすく観戦しやすい位置だ。
下段の観客席は遠くまで見れないがコースにかなり近いのがメリット。
マシンは極限のスピードでコーナリングするために
コースの端から端まで使うので壁際ぎりぎりまで寄せるため
非常にスリリングなシーンを見ることができる。

時速300Km/hオーバーで並んでコーナリングしていくシーンは
レースを見たことの無い人でも鳥肌モノの興奮は間違いない。

実際の感想としては時速400Km/h近いスピードを間近で見ると
人間の目が追いつかないほどの速度だ。
かろうじてリアウィングに書かれたゼッケン番号が読めるか読めないかという感じ。
一周約2.5Kmのサーキットを26秒ほどで周るのだから
だいたい1秒で100m進むと言うと速さが分かるだろうか。


レースの結果としては個人的にはモーナンレーシングのトニーカナーン選手と
チームクールグリーンのポールトレイシー選手を応援していたのだが
両選手とも途中でマシントラブルによりリタイヤしてしまった。
優勝はターゲットチップガナッシュレーシングのブルーノジュンケイラだった。

注目を受けて期待されていた日本人ドライバーの高木虎之助と中野信治は
途中5位までは行ったのだが虎之助はペナルティーのために順位を落とし
中野はパトリックレーシングのベルのクラッシュ後の再スタート時に
まさかのタイヤ脱輪事故を起こし順位を落とした。
何とかその後頑張ったものの結局表彰台には上れなかった。


マシンイコールコンディションでのドライバーの駆け引き
ピットワークでの順位変動が最後まで誰が勝つか分からない要素を持っている。
カートは初めて見たが非常に面白いと感じた。
またいずれ見に行きたいとこだがホンダエンジンは今年でカート撤退なんだな。
最後の年にもてぎで悲願の優勝ができなかったのが残念で心残りだね。


4月23日(火)「ファンタシースターオフライン」

なんとなく思ってはいたがやはりこうなったか。
ファンタシースターオンライン2(PSO2)は
アクション好きな私には結構中毒性があった。

そもそもロールプレイングゲーム系とアクション系が好きなのだから
はまらないはずも無いのだが。
最近で言えば「ドラゴンヴァラー」を一時期やりこんでたな。


そもそもこの手のゲームの開発は任天堂が得意とする分野だ。
古くはゼルダの伝説やメトロイドなどアクションロープレの
金字塔を打ち立てている。
だから今更新しいジャンルという訳でもなく
ゲームとしてシステムをきちんと作りこめば安定した需要はある。

しかしアクションロープレはシステム的にはいささか古めかしい感じがあるから
まともに作ってもそんなに大ヒットしたりはしなくなっているのだが
そこにPSO2はネットで繋げて協力できたりする新しい要素を盛り込んだから
再びヒットしたのだな。


PSO2の中毒性の一つにアイテム等の収集がある。
これはウィザードリーと酷似している。
違いは敵を倒さなくてもボックスを開ければアイテムが手に入ることか。

レアアイテムが出たときの嬉しさは石の中から宝石を見つけるような
感動を与えてくれる。
まあこれもやり過ぎてしまうと飽きられてしまうのだが
PSO2はなかなか良いバランスを取っているようだ。

でも問題がある。
ネットに繋ぐのにBBAが必要なのだがこいつはまともに買うと高いのだ。
だから未だにオフラインでしかできないことだ。
もう一つはこのまま行くと私のHPの更新が遅れそうなことかな。


4月21日(日)「アルコールの恐怖」

元々私はアルコール類が苦手なのだ。
ビール等は一番だめな部類で日本酒や洋酒もだめだ。
極端なことを言えば奈良漬もだめなのだ。
唯一少しだけ呑めるのがフルーツ系のチューハイだけだ。

よく酒を知らなければ人生の何割か損をしていると言う人がいる。
確かにそうかもしれない。
アルコールには神経を麻痺させて理性を解き放つ作用もあるから
体のリラクゼーションにもなるし心の開放にもつながるだろう。
過度の摂取をしなければ適度の飲酒は良いとも聞く。


今まで頑なに飲酒を拒んできたのだが
それほど良いものならば飲んでみようじゃないか。
所詮人が飲むものだから何とかなるかもしれない。

とりあえずコンビニに行って何本か仕入れてきてコップに注いだ。
・・・やはりアルコールの匂いは好きではない。

まず一杯目。
アルコール度5度のチューハイ。
・・・特に何とも無し。
間髪を入れずに続いて2杯目。
アルコール度7度のチューハイ。
一気に飲むつもりが途中で苦しくなる。

う、あ?
血液の温度が上がって行く感触。
すでに顔が赤らんでくるのが自覚できる。
一瞬めまいがしたものの全部飲み干した。

・・・
・・・
・・・

腕の力が抜けた後気分が悪くなって寝転んでしまう。
自力で動けなくなってしまった。
寝ながらもチューハイの缶に手を出そうとして
ドクターストップが掛かった。

赤くなった後は青くなった。
頭痛がひどくて立ち上がれない。
つっぷしたまま意識が朦朧としてきた。

苦しい。
痛い。
全く美味しく思えなかった。
・・・何故に私は酒を美味しく飲めないのか分からない。

ただただ酒を美味しく呑んでいる人たちが羨ましかっただけなのに。
呑んで吐くことを繰り返せば何時か美味しく感じられるのだろうか。


4月18日(木)「オンラインゲーム」

先日パーティーの席であるプレゼントを戴いた。
買おう買おうと思いつつ結局買えなかったあのハード。
そう、ドリームキャスト(DC)だ。

一応ソフトは持っていたのだがその時はハードを人に借りたので
買うまでには至らなかった。
が、そうこうしている内にハードは事実上生産終了となり
市場から急速に無くなっていった。

今でもインターネット通販で細々と買えるのだが
いま一つやる気がせずに買ってなかった
だから手に入ったのが非常に嬉しかったのだ。


せっかく手に入ったのだからやらねばと
秋葉に行ってファンタシースターオンライン2(PSO2)を買ってきた。

とりあえず早速PLAY〜
何故か「LAST REGRET」が掛かったのは秘密だ。
気を取り直してPSO2を入れる。


オンラインゲームとは電話回線などにゲームハードやPC等を繋いで
遠くの人と一緒に遊べるゲームのことだ。


人と一緒にゲームしたいという歴史は非常に古い。
歴史的に言えば「平安京エイリアン」が最初かな。
でも其の辺りのは一つの筐体(画面)で二人プレイだから
相手の挙動が全て見え戦略的にもそんなに高い物ではなかった。


戦略性を高めるには通信という形態にして筐体を切り離す必要があった。

通信対戦となるともともとはゲームセンターにあった
「ファイナルラップ通信筐体」がアイデア発祥だろうか。
もっと紐解くと任天堂の「バーサス筐体」あたりが
元祖ともいわれかねないか。

そして時代が経ち「バトルテック」など完全孤立型が出始め
相手が見えなければ仕切るだけでいい「バーチャロン」にもなった。


でもそれらのゲームは所詮同じ敷地内においてケーブルで繋がっているから
そんなに遠くの人間と一緒にプレイはできない。
それを解決したのがインターネットによる通信だな。


PSO2をオフライン(電話回線に繋がずにスタンドアロン)でやってみたが
ウィザードリーを完全に3次元化してアクション要素を加えた感じを受けた。
まだオンラインでやっていないから完全な批評はできないけど
操作に慣れれば面白いと思う。

けど・・・時間がいくらあっても足りなさそうなのだが、これ。


4月14日(日)「緊急事態発生!!」

DDZ技術研究所始まって以来の驚愕が訪れたかもしれないのだ。

今朝ぼけーっとネットに繋げて情報を探していたのだが
その時にちょっと用事で外に出たのだ。

うちのネット環境は未だにISDNだが一応フレッツ対応はしているので
別につなぎっぱなしでも料金が加算されることは無い。
まあちょっといい天気だしバイクのカバーを外して
湿気を取ってやろうとPCの前から離れたのだ。

小一時間ほどして戻ってみたらPCのモニターが落ちていた。
これは別に不思議なことではない。
モニターの省電力設定が働いただけだからマウスを触って画面を呼び出した。
この後は外出しようと思っていたのでPCの電源を落としたところ
何故か見慣れたメッセージが・・・出た。


PC「このPCにつながっているユーザーが一人いますが…云々…電源を…」


あれ?ノートPCをつないでいた覚えは無い。
事実LAN回線はノートにはつながっていなかった。


はっ!クラッカーか!?
慌ててPCの電源を切ろうと思ったがPCは落ちなかった。
しまったファイルの共有をかけたままだったからもしかすると
どこかにアクセスされたかもしれない。
いつも常時接続ではないので油断していた。

何回か再起動をかけたがPCは落ちなかった。
仕方が無いので電源で直接落として対策を施すことにした。


まだ運がよかったと思えるのは
ちょうど4月の初めにバックアップを取って
システムの再インストールを行ったばかりだから
すぐに元の環境に戻すことができる。


せっかくバイクを出したのだから秋葉に行って情報を収集してきた。
・・・やはりファイアーウォールを建てるのがベストかもしれないな。
帰ってきてすぐさま再インストールを施しながら環境の整備をした。


後から気が付いたのだがうちのTAの設定は3時間で接続を切るように
設定していたのだった。
つないで2時間以上はPCの前に居たわけだから
仮に侵入されていても大した事はできなかったと考えられる。
これも偶然にして不幸中の幸いか。
最新のノートンで検索した結果は白だったから一応は安心かな。

それにしても全身の毛がよだつような出来事であったことは間違いない。


4月13日(土)「友達の輪」

結婚してから半年が経った今日
友人たちが我々の為にパーティーを開いてくれたのだ。

仕事や都合で来れなかった人もいたけど
仕事途中で来てくれた人もいれば
遠くから来てくれた人も多数いて大勢の気持ちが伝わってきた。
本当にありがたいことですね。


入籍と結婚式とパーティー(2次会)。
多くの人はほとんど同日くらいでしてしまうことだろうか。
我々の場合は半年掛けて小分けにしてきた。
何か新婚気分が何回も味わえてこれはこれで良いものかも知れない。


ほとんど同時に会うことの無かった人が一同に会する機会を得ると
そこでまた友人の輪が広がる。
友達を介さずして更に友人の輪が広がる。
そうしてどんどん繋がっていくというのは素晴らしいことだ。

結局何らかの趣味や思考が似ている者同士は融合するのも早い。
また新しいつながりから新しい事が生まれる可能性も有る。
近くの友人の影響というのは非常に大きい。
時には人生を左右するほどの事象も生まれる。
そういう出会いを繰り返して今日の自分が出来てきたと思うと
非常に感慨深いのだ。


蛇足だがパーティーにおいて友人たちの意外な一面が見れたのは
副作用的なものかな?


4月10日(水)「時間配分」

最近とても感じているのが自分は時間の使い方が下手だなということ。

簡単に言ってしまえば・・・
「朝起きて仕事して帰ってきて風呂入って寝る」
という単純なルーチンワークなのだがなかなか余裕の時間を作れないのだ。

独身時代と同じルーチンは使えないというのは単なる言い訳だ。
一人で生きるというのは全てが自分で決められるから
時間を無駄にしようが生かそうが思いのままだ。
しかし違う思考の人間が一緒の空間で生活するには協調が大切だから
微妙に行動に制約ができてしまう。
でも日々の自分を見つめ直せば時間は生み出せるのではないかな。


ゆっくり時間を取れないということは
ネットに時間を割くのも難しいということだ。
他の掲示板を読むことはできても書くまでにはなかなか至らない。
このHPの更新もかなり綱渡り状態だったりするのだから。

むう、これはやはり自分の時間の創出が下手だということに他ならないな〜。
ぼーっとしている時間や軽くゲームなどをしている時間を削れば
まだまだいろいろできるような気もするけど
実はそれってかなり難しいことなのだ。


今年は心機一転でとある目標を目指したい。
が、それには時間を捻出せねばならない。
何かの答えを見つけるまで模索の日々は続く。


4月07日(日)「春風の季節」

最近天気が良いと非常に爽やかだ。
一年で最もいい季節と言っても過言ではあるまい。
この季節に乗るといえばバイクやオープンカーなどの
季節を感じる乗り物なのだが自転車も気持ち良いのだな。

でも昨年の大掃除の時に今まで乗っていたスポーツ車は人に譲ってしまったので
自転車にはしばらく乗っていなかった。
でもちょっと買い物に行くのに自転車は便利だから
やはり新しく買うことにして環八脇の自転車屋に見に行くことにした。


前に自転車を買ったのはいつだったろうか。
初めて家を出て仕事に就いた時に買ったのが最初で最後だったな。
あの時は消費税が導入されてすぐという記憶が鮮明に残っているから
13年ほど前のことか・・・

その頃に比べると今の自転車は進化していた。
アルミフレームの買い物用自転車(通称ママチャリ)があるのだ。

その昔アルミフレームと言えば最新のスポーツ車にしか無くて
ママチャリなんかは鉄フレームの重い自転車だったのだ。
しかもスタンドなんかも両輪の間にかけるU字形だったのに
片足スタンドしか存在しないしタウンサイクルとかシティーサイクルとか
やたらと格好の良い名前に生まれ変わっているではないか。

バイクに関してはいろいろ見てきたが自転車の移り行きには疎かった。
でもせっかく自転車を買うのだったらシマノかブリジストンだよな。
もしくは最低でもパナソニックかミヤタにしたいところだ。
と、この辺り昔チャリラーだった血が騒ぐのだ。

結局、色や機能で考えて27インチの黒のパナソニック製に決定した。
残念ながら在庫が無かったので届けてもらうことにした。
来週には乗れるだろう。


そう言えば電動アシストサイクルも結構安くなって来ていたね。
その店はヤマハ「パス」が幅を利かせてたな。
各社電動アシストモデルを開発していたけどやはり街中で見るのは「パス」が多い。
値段も「パス」がずば抜けて廉価モデルを出しているから仕方が無いかな。


4月03日(水)「失業者の行動」

最近時失業者数がだんだん増えているのは様々なニュースでも
取り上げられているので別段不思議ではなくなった。
しかし失業者という定義は結構あやふやなのだ。

一応定義で定められている失業者というのは職を探しているが
仕事に就いていない状態を指す。
だから最初から定職に就くことを考えなければそれは失業者とは言わない。

一応日本は資本主義国だから普通の暮らしをする以上
最低限のお金がなければ暮らしていけない。
その最たるものが食費でありこれは限界以上削れない。
だからエンゲル係数という数式が成り立つというのは別の話か。


俗に衣食住という言葉がありここに最低限の消費行動が込められている。
失業していても持ち家でローンなどが無ければ後は食費と衣服費用なので
贅沢しなければ案外何とかなるものである。
それと若年層に多いのが親との同居である。
少子化の影響だろうか親も子供が可愛いから敢えて一人暮らしを
強要したりはせずに快く同居を許しているケースが多い。
これも前例と同じで住居に関する消費行動が伴わないので
それだけ余裕ができるということを示す。
2世帯住宅も基本的には同様だ。

一家の大黒柱が職を失っていても実は全く収入が無くなる訳ではない。
女性の社会進出が目覚しくなり結婚してからも退職しないという家庭もあるからだ。
まあさすがにパート等だけでは全てを補うことができない為に
足りない分は預貯金の取り崩しということになるだろうけど
日本の一般家庭の平均貯蓄高は400万円と言われているから
何事も無くパートタイムを併用すれば3年程度は持つだろうな。
しかし収入が減るとある程度以上の消費行動はできなくなるのが常だ。
そうなると経済を廻していくのに都合が悪くなる方向だ。

アメリカの例で言えばレイオフという制度が一般的に浸透している上に
すぐに次の職が見つけやすいので消費行動が落ちることはあまり無い。
楽天的な人種とも言えようが国が豊かであるということを忘れてはならない。
対する日本人も以前はかなり慎重だったのに失業はあたりまえの風潮が出てきて
失業者に対する世間の見方もずいぶん変わってきた。
アメリカナイズドされてきたのかそれとも不況に慣れてきたのか。
どちらにせよ日本の景気状況が好転する材料ではないことは確かなのだが。


4月02日(火)「オークション」

先日部屋の整理をしていたら使わなくなったモノがたくさん出た。
使わなくなったとはいえほとんど使っていないモノもあり
会社に持っていってコミュニティーに投稿することにした。

社内LANで会社の人だけが見られる掲示板に画像付で載せた。
モノはハンディーマッサージ機とパソコンラックと
ほぼ新品の携帯ラジオが二つである。
新品に近いとは言えどうせ何年も使わなかったモノだから今の自分に
必要ないモノなのは確かだから適当に値段を付けた。
定価15000円のSONYの奴を1000円で6000円程度のPANAのに500円の値段設定だ。
特にハンディーマッサージ機とパソコンラックはある程度使ったから無料に。
ここ一月も載せていれば誰か一人くらいは買ってくれるかなぁというくらいの
軽い気持ちだったのだが・・・


しばらく仕事に専念していたところ1時間も経たないうちに
問い合わせのメールががんがん入り始めた。
特にラジオは人気が高いらしく2個の枠に10人以上が申し込んできたのだ。
マッサージ機もパソコンラックも欲しいという人が大勢出てきて
慌てて掲示板の掲載をストップ。

貰い手の中でも誠実そうな人にあげることにした。

社内LANだと限られた人しか見られないからそんなに反応無いと思っていたが
それなりに興味の湧くモノだと申し込んでくるものだな。

でも何より面白かったのは申し込んでくるメールにその人の人格が
ばっちりと現れることだろうか。
丁寧な人から挨拶抜きに欲望剥き出しの人まで様々だった。



それと話は全然違うが昨日のアレはもちろんネタである。
種明かしは今日にしても良かったけどあまり引っ張ると
本当に電話が掛かって来かねないからなぁ・・・
普段嘘を書くことをしないので
人を驚かす文章を書くのは案外難しいものだな。


4月01日(月)「夢の大陸」

昨日はこれから進む道について少し書いたつもりだ。
何でもいいから希望を持って生きれば何も怖くないということだ。

相変わらずデフレ環境で春闘もベア0回答ばかり出て
日本のサラリーマンの前途は非常に多難である。
銀行のペイオフが解禁になり資産の運用も手探り状態。
まだ日本経済は低迷を続けているがほんの少し明るい兆しが見え始めた。
それはアメリカの経済が回復基調に乗り始めているからだ。

思い起こせばアメリカのテロ事件以来世界中の歯車が壊れたかのように
狂ったに違いない。
もちろん私もその運命に巻き込まれた一人なのだ。
テロ事件の当日アメリカにいた私は歴史の一こまを
実際に体験して身震いするとともに未来を案じたものだ。

そしてあの事件から半年が過ぎ日本のマスコミは連日政治やスポーツの報道で賑わい
テロといえばエルサレム周辺のイスラエルとパレスチナ解放機構ゲリラの
ことが取り上げられている。
先日ハワイ旅行に行った時も空港はテロ厳重警戒の重々しい雰囲気はずいぶん消え
旅行者がまたリゾートに帰ってくるくらい安全になってきた。


でも忘れた頃にやってくるのが運命と言うものだ。
一枚の辞令で動かねばならないのはサラリーマンの悲しい性だろう。
前回LAに行ったのは試運転がてらであった。
しかし今回はそうではない。
いつ帰れるとも知れない赴任期間。
最短でも2年最長だと5年。

一番真っ先に心配したのは手放さなければならない車やバイク達。
12年愛用してきたプレリュードも8年転がしてきたGLも
そんなに長くは保管していられないし運送費用が掛かり過ぎて
持っていくこともできない。

結婚したら組織に反対することが難しくなるというのが弱いところ。
でもこれを転機に心機一転、新天地での本格的な仕事というのも
難しいなりにも楽しいことを見つけて行けそうと思う。
幸いDDZ技術研究所はどこでも続けていける自信は有る。
準備にはいささか短い時間しか残されていないが。
本格的にLA研究所を始動するまであと一ヶ月・・・


難しいことを書いたがこういうことも考えていかないと
これからの人生何が待っているか分からないからな。
いざという時のシミュレーションは怖いけど面白いね。
ということで今日は長々しい4月1日の研究開発記録なのだ。





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