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10月28日(月)「コックピットの夢」


先週末に宇都宮の友人が和光にやってきた。
その時に凄いものを持ってきた。
カプコンが放つX-BOX用ソフト「鉄騎」だ。


ソフト自体はポリゴン技術が開発されてから何度となくリリースされた
ロボットの操縦モノなのだが驚くべきはそのインターフェースだ。
専用の銃弾薬箱を模したケースにはレバーが二本にそれを繋ぐコントロールパネル
そして足元に置くペダル三本が同梱されていた。
はっきり言ってむやみやたらに場所を取るコントローラーなのだが
組み立てるとこれが家庭用ゲームのコントローラーなのかと
思うほど迫力がある。


両手でツインレバーを握り操縦する姿はまさにロボットアニメに出てくる
主人公といったところで狙いはばっちりである。


昔、といっても数年ほど前だが
バトルテックなるシミュレーターが都内に設置されていた。
一プレイ500円程だが専用の箱型筐体に乗り込むと目の前にコクピット空間が広がり
ドアを閉めると密閉感故に脳が「乗り込んでいる」と認識するのを面白がったが
中身のソフト自体の完成度は低く何人かで通信対戦するのを楽しむのがメインで
戦略や技術を競うほどの余裕はあまり無かった。
それよりも数段ギミックの入ったコントローラーが家庭用でぽんと出てしまう
のだから時代は進歩したものだ。


「鉄騎」はソフト自体も良く出来ていてズームして遠くを見ながら移動すると
双眼鏡をのぞきながら走っているようで
乗り物酔い(ポリゴン酔い?)してしまいそうだ。
価格云々と言う前にちょっと欲しくなったな。

そもそも男性はこの手の操縦する何かというのに惹かれる傾向があるようだ。
車にしろバイクにしろ自分の手足で機械を動かすことに
なにかしらの快感を感じるのだな。
独身であれば迷わずX-BOXに手を出したかも・・・
十分に専用ハードでも構わないほどの出来だった。




10月26日(土)「巡礼」


久々に秋葉に逝って来た。
最近めっきり行っていないので街の進化の様子がとても早くて驚かされる。

T-ZONEの横に新しくアソビックシティーなるものが出来ていて
色々なゲームなどのデモがやっていた。
人の流れは相変わらずだが前に比べると明らかに人種に偏りがあるな。
謎のオーラを纏っている人が随分と増えたものだ。

また国際化も進んでいて人ごみの中から明らかに日本語以外の言語も
結構聞けた。


今回の秋葉探索の目的は業務用基板の偵察だ。
秋葉に基板を見に来るのも久々なのでこれまた驚いてしまう。
昔はメッセの上が基板屋だったのだが今ではそんなものは無いし
トライもボロっちい2階の事務所から綺麗な店舗を1階に構えていた。
しかし目を見張るのは他にもたくさんあった。
マックジャパンという店にはメタルホークが置いてあったのだ。


メタルホークとはナムコが1990年に出したシステム2用の基板だが
大型ムービング筐体専用の基盤基板なのだ。
こいつはメンテナンスが大変で家庭で出来るようなシロモノではない。
じゃあどういう形態で販売しているのだろうかと疑問に思ったが
基板を見て納得した。

ホリのコンシューマー向けのコントローラーを改造して
業務用基板のハーネスに割り込みを掛けてコントロールを可能にしていた。
なるほど一応これならゲームにはなるな。

しかし値段がハンパではない。
128000円・・・
マニアックではあるがシステム2基板としては今にしてみれば高い。
何せ同じシステム2基板のワルキューレの伝説が4万円の時代なのだ。
こいつも全盛期は16万円ほどしてしばらく値段が落ちなかったのだから。


個人的に非常に思い入れがあるゲームなので欲しかった。
しかし冗談やノリで買えるモノではなかったなぁ。
もちろん帰りにはトライタワーでレゲー祭り。
心に灯りを煌々と燈して帰路に着いたのだ。




10月20日(日)「コンバットデジQ」


コナミが新たにMICRO IRシリーズの一環としてリリースした「コンバットデジQ」
今のところ「ドイツ陸軍戦車パンターG型基本操縦セット」と
「ソビエト陸軍中戦車 T34/85後期型基本操縦セット」が発売されている。

春のおもちゃショーで出展されて発売前から気になっていたのだが
いよいよゆ〜のすさん宅で本物に触れることができた。


操作感覚は赤外線コントロールを使用しているので微妙に反応が遅いが
自機が戦車であることを考えると妥当という感じもする。
キャタピラを使用した登坂能力もかなりすごくて自機に対して
相当急な斜度の坂でもフロントの爪が掛かれば登ってしまう。
具体的には地面に置いてあるスリッパの壁を登れるといえば分かるだろうか。
無理な姿勢で登ればかなりの確率でこけてしまうのも事実だが。


さらに赤外線を撃つことにより対戦射撃も楽しめる。
こいつがなかなか熱くて距離2mほどまでは有効レンジなので
長距離砲撃が可能だ。
一人で遊ぶ分にはそっけないが大勢でわいわい騒ぐのには
かなり面白いおもちゃだな。


おしむらくは戦車の操縦スティックが車と同じということ。
できれば左スティックは左のキャタピラ、同じく右のスティックは右のキャタピラに
してほしかったな。
でもそんな細かいことを抜きにしても面白いと思う。
フィギュアの出来としても悪くないしね。


こんなおもちゃが簡単に手に入る世の中になってしまったのは凄いことだなと思う反面
どこまで進化するのか楽しみでもあるし恐ろしくもある。




10月16日(水)「不思議」


先日突然思い立ったようにファミコンショップに行ってみた。
友人と昔の話をしていたらDQ4(ドラゴンクエスト4)がしたくなったからだ。

余談だがDQ4は大ヒットを収めたロトシリーズのDQ3とは毛色が違い
新たに天空シリーズの第一弾として開発された。

メーカーも複雑になってきたゲームシステムを初心者にも分かり易いように
順を追って難しくなるように1章から5章まで上手く作られていた。
世間の評価は悪くは無かったがDQシリーズの中ではあまりぱっとしない
結果になったのも事実だ。


しかし個人的には嫌いではなかったのだ。
悪役にもスポットを当てドラマティックに展開されるストーリーで
最後まで飽きさせるものではなかったと感じた。



話を元に戻そう。
現在DQ4はPS版(プレイステーション)でリメイクされている。
違いを楽しむべくこれを買いたかったのだが行った店は中古でも値段が高かった。

しかし偶然FC版(ファミコン)のオリジナルが置いてあるようなので聞いてみると
値段は280円だという。
さすがに一時は大きく出回ったソフトだけに市場が見向きもしなくなると
大きく値崩れするのだな。


とりあえずそれを欲しいと伝えると店員は奥でなにやらごそごそしていた。
思ったより時間が掛かってから出てきて在庫が切れていましたという。
でも福岡の店に在庫があるので取り寄せれば2,3日で来ますとの事。
・・・あ、それなら無理に買わなくてもいいと言う旨を伝えると
また奥に入ってなにやら探していた。

今度出てきたときには一本のカセットと箱を持ってきた。
それは見た目にDQ4だと分かる。
しかしパッケージの箱が何か違うように見えた。
オリジナルは紙の箱なのだがどうやらナムコのハードケースのようだ。


え、と、これは?と聞くと
初回限定版ですと言い放ってくれた。


・・・この店員は私が何も知らないとでも思っているのだろうか

DQ4に初回限定版なんて無いでしょう、ナムコのハードケースですよね?と言うと
あ、そうですね、、、と歯切れが悪い。
でもカセットは本物っぽいからそれでいいからくれと言うと値段は180円だった。


今時昔の思い出を買うのに180円は安いな。
しかし想像どおり今の私にRPGなどやっている時間はなく
まだライアンはホイミンとも出会っていないのだがね。
いつになったらエスタークに会えるやら・・・




10月06日(日)「意外?」


今週末は金曜日に休みが取れたために単独ツーリングに出た。
その帰り道での出来事である。


東名高速の上り線は夕方になると横浜付近から秦野付近まで渋滞するのが通常だ。
その渋滞ができる前か解消した後に通るのが正しい通過方法?なのだが
バイクの場合は特に気にしなくても抜けられるので問題ない。


今回は富士川を出たのが夕方5時あたりだ。
このまま行くと渋滞が待ち構えている。
車は渋滞に入る前に少しでも距離を稼ごうとしてがんがん飛ばす輩がいるので
注意が必要だ。


情報掲示板によると秦野中井に行く途中で渋滞しているらしい。
そろそろ秋の高速道路の集中工事の時期だからか。
と考えていたら後ろからネイキッドのバイク(XJR1300)が凄い勢いですっ飛んでいき
その直後に渋滞が見えてきた。


この渋滞は2Kmほどのものらしい。
ぼちぼちすり抜けしていくと工事現場とバイクの集団が見えてきた。
しかしそのバイク集団は不思議な組み合わせだった。

大型のツアラー(カワサキ・ボイジャー)にアメリカン(デスペラード)と
先ほどのネイキッド(XJR1300)、それにレプリカ(カワサキ12R)。
あともう一台は白いツアラー?と思ったら
静岡県警の白バイ(VFR800)だった。

今まで高速道路で白バイなど見たこと無いのだが何故にいるのだろう?
横に並ぶと白バイが話し掛けてきた。


「しばらく併走してください」


言われた通りにそのグループの中に入る。
少し走った先の駒門PAに白バイとネイキッドが入って行った。
どうやら取締りを受けたらしい。
無論他のバイクはそのまま本線を走る。


静岡県警では高速道路に白バイを配置しているのか。
噂ではブラックバードの白バイを持っているらしいから
気をつけないとバイクだからと言って安易にすり抜けをしていると取り締まられるかも。

尚、余談だがXJR1300の彼は横浜に入る前のトンネルで
私を追い抜いていった。
捕まっても全く懲りてないねぇ。











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