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 この「音の出るオブジェクト」展に出品に際して、音空間による安らぎ等のことゆえ映像作家としての作品のあり方も含めて、「ソング」という作品を提示した。のんびり、ゆったりした暖かい空間の中でイメージされる音は普段気がつかない音を増幅したようだ。この装置のシステムは、透明なガラスの容器にドライフラワーをいれ容器の底にシンクロナスモーターを設置しタイマーで時間設定を行なうというものです。モーターの先端にフレキシブルな突起物をセットし回転する事でドライフラワーが"かさかさ"と音を出すものでした。なかに入れる花の数量によってとても象徴的な動きがみられ、私自身とてもお気に入りの作品です。音から派生するイメージというものは、映像(光)でも当てはまる事ですがすべてにおいて人為的にフィルターかけることで、物事の本質・真実・真理が見えてくるような気がしてならない。あたりまえのことかもしれないが常にフィードバックすることで、より良い関係を保ち続ければと思います。
(江間一義)

音の出るオブジェクト展
61年3月1日〜10日 銀座伊東屋

Artists
Akinori matsumoto
Akiko Suzuki
Gori Tada
Hirosi Yosimura
Kazuyosi Ema
Yosio Ujiie
    
+
Yukari Tsuboya

Decorator / Ymiko Ishii
Producer / SOUND PROCESS DESIGN,INC.
Co-producer / Seiji Takekawa
Co-opertor / OFFICE PRO CO,LTD. IT'S,INC. WAVE
Supported by / DYNAX

 

企画案詳細  (株)サウンド・プロセス・デザイン
サウンド・プロセス・デザインは音を出発点として「空間」をトータルにデザインする集団です。今回、私達は「音具」「居住空間」というふたつのキーワードを出発点に人と音と空間がそれぞれ自由に呼吸しあうありうべきひとつの空間モデルとして「音の出るオブジェクト展」を行います。
私達をとりまく「空間」身のまわりの「環境」への認識が高まっている今日人を中心に据えた、これらのトータルなデザインはデザインの現場にたずさわる人間ならずとも、第一義的に考慮せねばならない課題のひとつと思われます。
「音の出るオブジェ展」は象徴的な「居住空間」に息づく「音具」たちの展示であると同時に、ひろく音と人との関わり、音と人との生活の関わりを身近に知ってもらい、音と仲良く暮らしてゆくためのヒントを提供するトータルにデザインされた音の空間の展示です。

音具の展示(別紙、空間構成図参照)
1、前庭
   木のかたちを利用した音具
   松本秋則氏作品(予定)
   空間全体の視覚的、聴覚的ポイント
2、エントランス
   会場入口周辺
   天井より人のアクションを必要とする音具
   「ミュージック・ピンポンパン」松本秋則氏作品(予定)をランダムにつるす。
   疎の音の空間
3、キッチン
   みずみずしい響きを持つ音具
   鈴木昭男氏作品「アナラポスU」(予定)
   吉村弘氏   「サウンドチューブ」 (予定)
   これらの作品を、大小の逆さにしたスチール、ブリキ製のバケツ等の上にディスプレイ
   より生活観のある音の空間
4、リビング
   家具や装飾物の形を持つ音具
   氏家啓雄氏作品「テーブル」(予定)
   江間一義氏作品「ソング」(予定)
   落ちつき、安らぎのある空間
5、中庭
   木のかたちを利用した音具
   松本秋則氏作品(予定)
6、プレイ・ルーム
   手作りの味わいのある小さな音具
   多田さとり氏作品「ビーホース」、「カリンバ」、「ダックボイス」、「フロッグボイス」、
   「キターダ」、(等予定)
   遊びの音、たわむれの音の空間、音遊びの空間

                               

  


音の出るオブジェ展




 

SONG
透明なビンにドライフラワーを入れモーターでゆっくりと回転させる事で花のこすれる音が響く
上記の写真はストライプハウス
美術館での展示物風景です  





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