2016年9月の研究開発記録&雑記帳>


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9月28日(水)「3からVRに」

SONYのプレイステーションは1から3までシリーズを通して発売日に買っていた。
でも4だけはやりたいソフトが無くて買わなかった。


最初のPS3はHDD60G初期型でSACDが聞けたりPS2の互換性があったりして
ピアノブラックのボディーにシルバーのメッキラインは高級感があり
電源もディスクの出し入れのスイッチもタッチセンサーでやたら豪華な仕様だった。


其の分価格も高く60000円を超える値段に驚くも
自宅のTVはそれに対応したHDMIで接続すれば1080iの解像度で画面が描画され
今までのゲーム画面とは明らかに違う体験ができたことに感動を覚えた。

ブルーレイディスクの映画なども再生できるデッキとして
リビングのメインコンテンツに据え付けられた。


しかし4年ほど経過して徐々に起動が怪しくなりついには電源が入らない症状が
常態化する事態に。
急遽新しいPS3を購入しアカウントを移行、無事に移行した時点で
初代PS3は起動しなくなってしまった。

修理に出そうと思いつつもそれから数年屋根裏にひっそり保管しておいたのだ。
いつしかSONYに初期型の修理部品が無くなり修理依頼が打ち切られてしまい
もう直せなくなってからも当初の感動は捨てられないままだったのだが・・・


先日それを動かす事態が起きた。
PSVRの予約受付だ。

PSVRはPS4につなぐ新しいデバイスでゴーグルのように顔につけて使用する
サンバイザーのようなスクリーンユニットだ。
頭の位置をトラッキングしそれに基づき画面をリアルタイムに描画することにより
あたかも目の前に違う空間が存在し其の中に入ったような体験ができる。

正式な発売は10月13日で今までに2回大規模な予約受付が行なわれたが
そのどれもが瞬時に売り切れる事態となり買えない難民が続出。
発売前に予約できる最後のチャンスが9月24日に来たのだ。


これは、参戦せねばなるまい。
朝の9時5分前にSONYのサイトにログインしIDを準備しながらその時を待った。
9時1分にF5キーで更新したときにカートに入れるボタンが出たので
落ち着いてクリックしたが「混雑していて・・・」の表示。
負けられない戦いは続く。

一旦表示をバックさせてもう一度カートに入れると今度は正常に次の画面になった。
個人情報の入力まで終わりいよいよ正式注文のボタンを押したら
再び「混雑していて受付不可」の文字が。

ココまで来て引き返せないので何度かアタックしたら受付確認終了まで進んだ。
念のためにもう一度ログインして確認したら正常に予約完了していた。

5分後にサイトをのぞくと売り切れの文字が。
本当に一瞬の戦いだったようだ。


PSVRの予約ができたことで初期型のPS3を手放す決心ができた。
個人情報の入っているHDDだけ抜いて電化製品ごみとして処分。

少し心が軽くなった。
・・・次はPS4を買わなきゃな。


















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