2016年2月の研究開発記録&雑記帳>


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2016年1月










2月22日(火)「鉄板の奥深さ」


結構な回数、鉄板を使ってきたのでだいぶ油も馴染んできて上手く使えるようになってきた。
いつも肉ばかり焼いているのでたまには違うものを焼きたいと考え
子供のリクエストもありクレープを焼いてみることにした。

店で売っているクレープは丸い鉄板でT字の木の棒で巧みに薄い生地を焼いている
あの道具はもちろん無いが手持ちの道具でやっても何とかなるだろう。

まずは生地を作るところからだ。
スーパーでクレープの生地の素の箱を見てみると原料は小麦粉だけではなく
米粉や卵白などいろいろ混ざっている粉のようだ。
1回目なのでまずはクレープの素で正攻法トライだ。

箱に書いてある分量どおりの水と卵と粉を混ぜ攪拌する。
最後にサラダオイルを大さじ1.5杯分入れて混ぜると生地の素の出来上がりだ。

箱には一袋の素から8枚から10枚のクレープができると書いてあるが
おたまで掬ってみても10枚も焼けるようには思えない。
店で売っている大きさに焼こうと思うと6枚程度が限度だろう。


鉄板を一旦高温で熱して少し冷ましそれから生地の素をおたまで投入。
すぐに薄いヘラで綺麗な円形に整えていく。
薄く伸ばすのは思ったより難しい。
鉄板の温度が高めだったのか伸びる前に焼けて固まってしまうのだ。

それにしてもクレープの生地は薄いためにあっという間に焼けてしまう。
うかうかしていると焦げてしまうので慎重にコテではがして裏返す。

確かに面白いほど簡単に焼けるが温度の調節がポイントのようだ。
考えているより少し低温にして時間を掛けて焼いた方が良さそうだ。


結局あれよあれよと言う間に7枚焼けた。
見た目大成功とは言え無いものの焼きたてのクレープ生地は美味い。
生クリームとイチゴとバナナのスライスを巻いて食べると店のと
あまり変わらない味が再現できた。

さすがに丸い鉄板は必要ないが生地を丸く伸ばす棒はあったほうが
生地に熱が入って固まってしまう前に簡単に形が整いそうだ。
それと鉄板の温度管理がキモか。
この辺はまだまだトライアンドエラーで手探りで試すしかない。
あと同量の一袋残っているからもう一度試してみたい。


やはり料理は楽しい。














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