2013年8月の研究開発記録&雑記帳>
過去の研究開発記録
2013年1月
2013年2月
2013年3月
2013年4月
2013年5月
2013年6月
2013年7月
8月19日(月)「SSD換装」
先日実家に帰省したときに親戚の中学生に相談されたことが
ノートPCにSSDを換装したいが起動ディスクに指定が上手くいかないということだった
私もSSDの換装はやったことがないから
正確なアドバイスがなかなかできない。
SSDはCRUCIALの128GのM4だった。
ノートはASUSの12年モデルで2.5インチHDDスロットが1つ。
とりあえずクローンツールでSSDにデータを移して
BIOSで起動ディスクに設定したがだめだという。
1234Fの文字列だけが表示されるとのこと。
BIOSを見てみたがおかしいところは特に無さそうだ。
データのクローンに失敗している可能性があるので
他の方法でクローンできないかを数回トライ。
しかしやはり認識しない。
SSDのファームウェアを最新にしてトライするもだめ。
起動ディスクをHDDに戻せばUSB接続で外付けディスクとして認識はできるようだ。
あとこの状態でできるのはOSの新規インストール。
今回の帰省の荷物の中に1TBのHDDがあったので
データを退避させてクリーンインストールを試みることに。
しかしこのASUSノートはリカバリディスクが付属していないとのこと
OSインストールディスクも無いということは
HDD内のリカバリ領域からの再インストールということか。
クローンが起動不可なのにその方法は取れない、、、
ネットで色々検索するが
ここで手詰まりとなった。
恨めしそうではあるが仕方がない。
中学生には手痛いが勉強代ということで涙を呑んでもらうことに。
どうしてもSSDに換装したいというからIntelのSSDなら
Intel Data Migration Softwareが使えて
安定したクローンができる可能性があるということを言うと即アマゾンにて購入。
翌日到着したIntel SSDでトライしたらあれだけ苦労したのが夢のように
あっけなく起動したという。
そして起動できなかったCRUCIALのSSDを預かって
自宅に戻って私のマシンでトライすることにした。
うちのデスクトップPCは1TBのHDDを100Gと900Gにパーテーションを切って
100Gの方にシステムを入れてある。
せっかくだからクローンではなくSSDのクリーンインストールを試みることに。
秋葉原でSATAケーブルと3.5インチから2.5インチの変換マウンタを買ってきて
データの退避を済ませいざ!
OS新規インストールだから軽くいけるだろうと簡単に考えていたが
そうは問屋が卸さなかった。
まずwindowsをインストールするボリューム選択する時に
「GPTフォーマットではないからココにはインストール不可」の警告
おいおいGPTフォーマットって何だ?←wikipedia
数分後、とりあえずMBR(マスターブートレコード)の進化型のフォーマット
ということで簡易的に理解した。
ここで突然の悪夢が始まる。
日中の暑い最中の作業だから部屋のエアコンを効かせていたのだが突然止まった。
さらにモニタの電源が切れて真っ暗に。
どうやら下の調理でIHヒーターを2基同時起動と200Vのエアコンを1台起動したのが
元凶で家全体のブレーカーが落ちたようだ。
おいおい今システムインストールの真っ最中だぜ。
一番落ちて欲しくないタイミングなのだがな。
うちの電力契約は60Aなのだがやはり夏場のエアコンとIH全開は効いたか・・・
なんて冷静を装うも嫌な汗が背中からどばっと出るのを感じた。
とりあえず昼食を取ってから再度PCの前に座る。
恐る恐る電源を入れてみるとDVDドライブが動き出しほっとするも
モニターは真っ黒のままインストール画面なんざ出できやしない。
これどうすれば良いの?
さすがに手元のipadぐぐっても答えは出ないな。
自己解決をするしかないか。
結果としてグラフィックボードのケーブルをマザーボードの端子につないで
再起動させたら画面が出た、ココまで15分。
グラフィックボードのドライバーが飛んだと言うことか?
ともかく画面さえ出ればこっちのものだ。
このSSDにシステムインストールさせるにはGPTフォーマットにせねばいかん。
中略
SSDをGPTフォーマットにしたが再度インストール中に
「GPTじゃないのでインストール不可」が出た。
コレはwebで解決策を検索済みだ。
Shift+F10でコマンド入力を呼び出し
X:/Sources>diskpart
Diskpart>list disk(ディスク一覧)
Diskpart>select disk0(この場合SSDを一つしか接続していないので0)
Diskpart>clean(GPTやMBRでのパーテーション情報などを全てゼロ上書き)
Diskpart>exit
ココまで実行してコマンド画面を閉じて「最新情報に更新」を掛けると
新しいディスクとして認識されてドライブオプション(詳細)のフォーマット
これで無事にwindows7インストールが可能になるのでそのままインストール。
思ったよりデータコピーに時間が掛かるのだが
後はほぼ待っているだけ。
一緒に居た子供に絵本を1冊読んであげてもまだ80%程度
ドライバディスクで各種ドライバを入れてクリーンインストール完了。
ここですかさずイメージのバックアップを取る。
後は起動できるかどうか・・・
再起動を掛けても無事起動ディスクとしてSSDが動くことを確認。
昔の98の時代に比べてずいぶん簡単になった気がするが
それでも半日作業になってしまったな。
そして親戚の中学生に電話をして無事に起動したからSSDの代わりに
外付け大容量のHDDを送ると連絡した。
いずれやろうと考えていたSSDの換装ができる機会を得たのは良い偶然だったが
確かにHDDからSSDになって起動が速くなったのは体感できる。
windowsのロゴが完成する前にPCが起動してしまうようになったからだ。
あとは動画編集が楽になれば良いな。
8月3日(土)「久々のツーリング」
会社の後輩とスケジュールが合ったのでバイクツーリングに行くことにした。
体調やその後輩の行動ペースなども考えて2時間程度で行ける場所で考える。
2時間だと西は箱根、伊豆辺りか富士周辺、北は日光辺りになるか
関越を使うなら沼田周辺、上信越で行けば軽井沢からほんの少し足を伸ばせば
鬼押し出し、草津まで届く範囲な感じ。
出先でワインディング&温泉をターゲットにしたいので
今回は奥谷川の秘湯「宝川温泉」に行き先を決定。
近場だから出発時間も少し遅めの9時頃。
渋滞情報を見るとすでに行楽渋滞が始まっていて
大泉から入ってまもなく車の列が見えた。
今回のバイクは私がGL1500、後輩はCB400だ。
事前ミーティングでもGLの後ろなら付いて来れるということで
高速では追い越し車線でのすり抜けで走行することに。
2人ツーリングなら一台だけ見ていればペース配分が可能だから
ツーリングとしては非常に楽だ。
お約束のように花園を抜けるまで渋滞は続き
高速に入って1時間を過ぎ上里が見えてきた頃に車の列は消えた。
目的のインターは水上なのであとは休憩無し。
水上を出てちょっと走って昼食を取る。
谷川の焼きカレーと言えば有名ドコロだ。
いよいよお楽しみのワインディング。
宝川に向かうワインディングはアップダウンを織り交ぜたコーナーが多く
比較的テクニカルな道だ。
ワンボックスカーで走れば乗っている人が振り回されるような
切り替えしコーナーも結構ある。
緑豊かな川沿いの道を気持ち良く走る。
低速ギアでトルクを掛けて上るアップヒルは
砂利も落ち葉も無く路面の食いつきも良くて最高のコンディションだ。
途中バスや乗用車に道を譲られながら気が付けば目的地の温泉は目の前だった。
宝川温泉というと昔は鄙びた秘境の温泉地だったのだが
ネットで情報が拡散されて各地からわんさと押し寄せる車が増えた。
でも受付のおじさんは親切で流暢に温泉の案内をしてくれるのは変わっていない。
前に来たときよりも改装されていて入り口が食堂経由になっていた。
なるほどお客さんのニーズと売り上げアップに効果てきめんな感じ。
ビジネスの一端が見えたけど雰囲気を壊しすぎることも無く
大量の人をさばくにはこの方針は仕方ないか。
ここの名物は川の両岸に広がる超巨大温泉。
しかも源泉の湯量が非常に多いので全て掛け流しの
とんでもないスケールの施設だ。
あと取るに足らない補足の情報をいうとこれが混浴ということ。
混浴と言うと現在では卑猥な響きがあるかもしれないが
温泉地では源泉からの湯を薄めないためにも一つの風呂にするのは
合理的な理由であり日本では昔は当たり前だった。
とは言え現代においては女性に混浴という風習は抵抗があり
まあほぼ男湯みたいなものだ。
まれに入ってくるのは高齢のご婦人ばかりで若い人はほぼ皆無。
その理由として女性専用の温泉もちゃんとあるからだ。
個人的に言うとこのスケールくらいの露天風呂になると
全然いやらしくないと感じる。
理由はスペースに対しての人の比率があまりにも小さいからだ。
人間の視野の焦点なんて非常に狭いのだから
視覚として飛び込んでくる情報があまりに多いとすぐに情報処理オーバーするから。
考えてみればすぐ分かることだ。
バイキングで料理を目いっぱい取っても満腹になる量なんて大体高が知れている。
それと同じこと。
状態が当たり前になったら脳は飽きるのだ。
でも女性が女性風呂に入ろうとすれば必然的に混浴の景色を見ながら通過できる構造で
その点では女性の方が利得があるんじゃないかな。
男は湯船でいちいち隠したりしなから裸見放題だし。
サルの温泉に人間が入っているような感じ。
でもほぼ悲しいかな何か期待してる空気が出ていて非常に面白い。
なにはともあれ風呂に1時間も入っていると地熱のエネルギーが体に入ってきて
フルチャージされた感がハンパ無い。
自然からの補給は偉大だ。
地球に生かされているというのが良く分かる。
日頃の仕事のごたごたも全て忘れて本当に充実だ。
この季節、山では天気の急変が一番恐ろしいのだが
非常に幸運なことに夕立も全く無く
帰りの道もワインディングが気兼ねなく楽しめてとても良かった。
受付のおじさんにも天気が持って良かったですねと言われたくらいだから
本当に雨が多いのだろう。
晩御飯も沼田駅の近くエルベというパスタ屋で済ませ帰りの高速へ。
本当なら行きつけのそばやに行きたかったのだが
残念ながら地元祭りで臨時休業していたのだ。
この週末は祭りが各地で開催されていて至る所で花火が打ちあがっている様子を
走りながら見物することができた。
渋滞も無く練馬まで戻ってきたら22時を過ぎていた。
バイクをガレージに戻して汗だくのメッシュジャケットを洗う。
手洗いで押し洗いすると一年分の汚れで真っ黒なススがたくさん出てきた。
明日は天気が良ければバイクを洗おう。
BACK