2013年3月の研究開発記録&雑記帳>
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3月31日(日)「自分にとってのテレビゲームとは」
もうここ10年くらい前からよく言われていることに
昔に比べてゲームすることが楽しくなくなったというのがある。
ネットの話題でもちょくちょく上がっているから
世間の一つの流れとしてあるのだろう。
今時点の自分のスタンスを忘れないうちに書いておこうと思う。
まず大前提としてゲームは人生の暇つぶしにするものだと考えている。
学生の頃はそれこそ無駄な情熱を燃やして熱中していた。
社会人になって自分の好きなことにコストを掛けることができるようになると
スーパーファミコンやメガドライブでは飽き足らず
それこそアーケードゲームの基板まで買って極めようとしていた。
ゲームセンターでスーパープレイを披露して大勢のギャラリーを
後ろに引き連れているのはアドレナリンやドーパミンが全開の快楽状態。
自分の頂点としては1988年頃だったと思う。
それからはある意味惰性で20年以上暇つぶしやり続けている感じだな。
最初に暇つぶしと書いたがもう一方の見方は鍛錬修行でもある。
自分の好きなゲームはいつまでも自分の中で生き続けたい。
クリアしたことがある過去の栄光だけ引きずってエンディングを
自力で見られないなんて自分が衰えた証拠ではないか。
それには反射神経と集中力を研ぎ澄ませておかなければいけない。
それこそ体力も記憶力も必要だ。
その全てが大人になっていくと徐々に失われていく要素でもある。
エンディングまで行けなくなった時点ですっぱり卒業だ。
アーケードゲームのモチベーションはギャラリーと自分への報酬だった。
通じる者同士のみ分かり合える深いコミュニケーションの追求。
ではコンシューマー(家庭用ゲーム)はどうだったか。
最初のコンシューマー機は中学生頃のファミコンで
それこそ親に隠れて毎日夜通し兄弟で遊び倒した。
ドラクエのレベル上げも苦にならなかったし
ダンジョンの手描きMAPも作成していて実に楽しかった。
社会人の浅い頃は週末に仲間で集まって桃鉄やドカポンや
ストリートファイターなどで徹夜で遊んだものだ。
一人でエースコンバットやリッジレーサーをやり込んだりもしたけど
結局仲間と話すネタでもあった。
しかし結婚した辺りから徐々にその熱は冷めていった。
嫁さんがあまりゲームしない(テトリスは超絶上手くて私も勝てないが)のも
あるだろうし極めても共通の話題になり得ないと感じたからかもしれない。
それが2001年頃の話か。
要するにアーケードにしてもコンシューマーにしても
一人でやっていてそもそも楽しさには限界がある訳で
共通の話題として存在することに意義がある。
それに気が付いている人は飽きたとか卒業とか感じるのだと思われる。
私の場合ゲームメーカーが無くなる事が一番困るから
新しいゲームもハードも今でも少しづつはパッケージを買うけど
キャパシティーを溢れさせないように消化していく分だけに限定している。
だから時間のリソースを食うネットゲームは全くしないし
リソースを全部食うソーシャルゲームもしない。
仕事で疲れていても子供に時間を取られていてもやりたいゲームはできる。
むしろできない要素があるほうがモチベーション上がる。
母親の目を盗んでゲームをする時間を捻出するのも
上記の理由で時間を捻出するのもドキドキするのは同じでしょ?
適度な足枷があったほうがなんでも長続きするからね。
但し大人になってもその心を持ち続けるのが実は一番難しいのかもしれないが。
ただうちの子供にはこんなこじらせた考え方にはなって欲しくないから
子供のうちからゲームはさせるようにしている。
いつでもゲームが手の届くところにあればいずれ飽きるだろうし。
3月24日(日)「東京モーターサイクルショー」
先日新聞の読者サービスでモーターサイクルショーのチケットをもらった。
うちは家族がバイクに対して比較的前向きなので
一緒に東京ビックサイトへお出かけなのだ。
国際展示場駅に着いたら結構親子連れが多くて
うちのようなお父さんがバイク好きの家族が沢山来てるのかと思っていたら
隣の展示場(東館)で東京アニメフェアだかをやっていて
そっちに流れていった。
子供は「プリティーリズム」のポスターに惹かれたようだが
こっちの目的地は(西館)なので問答無用で右にGO。
西1へのエスカレータから結構盛況振りが見えた。
今回の私の目的はHONDAのゴールドウィングF6Bだ。
ホンダのブースは左側にあったので右側のBMWから見て回ることに。
GSのシリーズに一通りまたがりこの辺りも面白そうだなと思った。
肝心のF6Bはまたがり心地はGLのそれ以外の何者でもないが
エクステリアの低さを押し出したデザインはなかなか良かった。
今の最新のGLは少し安っぽい仕様になってしまって残念だが
マットブラックのローダウンクルーザーはイケる。
ただし背もたれがない分子供が寝たら間違いなく落ちるよな。
私のGLの後部座席でタンデム中に寝なかった奴はほとんどいないから
その点だけが心配だ。
今回のHONDAのブースで感じたことは中型の400に少し勢いを感じたことと
125のクラスが面白くなってきたことだろうか。
参考出品されていた「GROM125」はタイヤサイズがNSR50を思い出させるような
ちょっと太めの骨太っぽいごついイメージで
「APE」とは全く違う方向性に振った乗り物になっていた。
最近の125の勢いを見ているとFAN系もアリな感じがする。
ちなみに「YAMAHA」のブースでは嫁さんがSRにまたがってニヤリとしていた。
最後にクシタニのブースでまったりとコーヒーを飲んでいたら
女性向けバイク雑誌「L+bike」の企画で
女性だけ参加可能なじゃんけん大会が行われるということで見に行くと
司会の編集長が女の子でも参加OKというので子供らも参戦したら
なんとそこで下の子が最初のじゃんけん大会を勝ち抜いてしまい
L+bikeのロゴ入りの可愛いニット帽子をゲット。
賞品は結構用意されていてその後も勝負は続いたのだが
上の子もまたまたじゃんけんに勝ち抜きスズキの純正マグカップをゲット。
子供らはお土産を手に入れてアニメショーのことなど完全に忘れて
すっかり満足しながら会場を後にした。
せっかくお台場の近くまできたのだから
そのまま帰るのはもったいないので散歩がてら
昨年オープンした「ダイバーシティー東京」へ向かった。
ビックサイトから2Kmほど歩いたのだが
途中コスプレ撮影をしている集団を見つけた。
バスケットボールを持って何のコスプレか良くわからなかったが
子供が黒子のバスケみたいだとか言っていた。
残念ながらその元ネタは全く知らないが
昨年ネット上で脅迫まがいの噂が流れている時に
その名前を聞いた気がする。
わらわらと100人ほどいたので結構シュールな風景だったな。
下の子が「きっとああいうなりきりしたいんだよ」と言ったのには
少し笑った。
とても5歳の思考とは思えない。
ダイバーシティー東京は女性が買い物するには
結構見所があるらしく嫁さんは一人でショッピングに出かけ
あまり興味の無かった私と子供たちはラウンドワンの
近くの休憩所で時間をつぶした。
IPADで「jubeat」をやりながらKONAMIつながりだなと。
昼から出かけてたっぷり楽しんで帰ってきて
風呂に入ったらもう12時前である。
子供らも歩いて体力を使ったか速攻で寝てしまった。
久々にたくさんのバイクに触れられたので
モチベーションもかなり上がった。
また家族でどこかにツーリングに行く計画を立てよう。
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