2007年12月の研究開発記録&雑記帳>


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12月27日(木)「レゲーの塊」


今年も気が付くともう年末である。
12月に入ったらあっという間に年の瀬である。
ようやく年賀状を書き終えて郵便局に出したのが昨日だ。
後はもう一日仕事に出れば今年のお仕事は終わりだ。


さて話は変わって先日のこと熊谷まで行ってきた。
気になるオールドゲームがあるらしいとの情報を得てだ。

その昔ゲームメーカーが元気でアーケードゲームが花盛りだった頃
ナムコのシステム2基板に大型筐体用のゲームとして開発された「メタルホーク」
というゲームがあった。

当時学生だった私がやり込んだ大型ゲームの一つで
拡大縮小回転を大胆に表現するヘリのゲームだ。
スーパーファミコンのパイロットウィングスの隠し面のような感じ。
まああれよりはスピード感は段違いにあるけれど。

大型筐体のゲームと言うのはゲームセンターに置かれている期間が往々にして短い。
人気が無くなりインカム(収入)が下がれば場所だけ取る邪魔な存在になるからだ。

私が最後に見たのは数年前に鈴鹿サーキットのゲームコーナーだったろうか。
それから家庭用に移植を待ちに待っていたがついに実現はされなかった。


それからもう一つ
「ギャラクシアン3」というゲーム。
これは大阪の花の万博でナムコが作った28人同時参加型シューティングゲームだ。
巨大な筒形のプロジェクターの画面に映し出される映像と動くシートは
本当に宇宙空間に飛び出したような感覚を体験できた。

コレを街のゲームセンター用に6人プレイできるように
作られたバージョンがあった。

比較的人気もあり続編の「アタック・オブ・ゾルギア」も製作されたが
結局そんなに長くロケーションされてないのだ。


それが熊谷の一角に現存するというのだ。


友人を誘い一路熊谷まで向かう。
HPで一応雰囲気は調べてあったのだが
確かに昔のデパートの地下というか古いボーリング場の地下のような雰囲気があって
懐かしさ爆発なところだ。

目的のブツはもちろんちゃんと置いてあって
その横には「スターブレード」も連射付きで置いてあった。
さすが分かってるね。

とりあえず目的はメタルホークなのでにまずコクピットに座る。
・・・思ったよりも高い位置だった。
でも操縦桿と昇降レバーのポジションが吸い付くように手に馴染む。

この感覚はどんなに正確にエミュレートできるPCなどでも
絶対に味わえない唯一無二の感覚。


1,2ゲーム目は最後のステージのあとわずかのところで集中力が途切れてしまった。
結局20年近い歳月の感覚を完璧に取り戻すには3ゲーム目までかかった。

けれど最後は完全燃焼できた。
恐らく筐体では二度とプレイできないだろうけどその思いは完全に昇華された。


「ギャラクシアン3」は6人プレイだったので最後まで比較的簡単に行けた。
これにはそこまでの思い入れは無いので出来てラッキーくらいの物。

店内は他にも昔のゲームがたくさんあったが雑多な感じがして
天野博物館に比べるとちょっと統一感の無さが気になった。

テーマを決めて展示営業した方がもう少し良くなると思う。

しかし残念ながら来年早々にビル自体が取り壊されてしまうということで
ロケーションが無くなってしまうそうだ。

有志が集まって起こしたのがきっかけだそうだから
資金ぐりが大変だと思うが何とか文化をつなげる意味でも違う形でも
継続していって欲しいものだ。
もっと近くにあれば見える形で応援もできるのだが・・・


ともかくお目にかかれないと思っていた実機のメタルホークに
会うことが出来て本当に感謝の気持ちでいっぱいである。




12月6日(木)「Qステア」


早いものでもう12月である。
ついこの間年賀状が発売されたかと思っていたら
そろそろ書かないといけない時期になってきた。


11月のことで恐縮だが東京モーターショーに行ったときのこと
子供と一緒に行って駄々をこねられて
結局即刻帰る羽目になってしまったのだが
子供でも楽しめるコーナーが何点かあったのだ。


その一つがタカラトミーの出店していたQステアのコーナーだ。

QステアとはチョロQを赤外線コントロールするという
その昔コナミが展開していたデジQのようであるが
デジQは左右の駆動輪の回転差を利用して車体をコントロールしていたのに対し
Qステアの場合前輪がちゃんと左右に切れて曲がる通常のラジコンのような
操舵システムになっており結構自然に操作できるのが特徴だ。


但しプロポはホイール式ではなく2チャンネルの簡易コントローラーだ。

しかし驚くべきはそれだけではない。
チョロQサイズの前輪にスプリングは無いといえ
サスペンション機構が入っていて多少の段差なら乗り越えられるし
コレによってコーナリングもスムーズであると思われる。

操作は前後左右のコントロールにターボスイッチがあり
ターボスイッチを押しながら前後駆動させると
結構な勢いで走るのだ。

畳1畳分のスペースがあれば十分遊べる。


電池はゲームウォッチでおなじみLR44を本体・コントローラー共に2個づつ使用する。
これが全部込みで約1000円弱なのだ。

普通のチョロQでも400円はする時代にこの低価格は驚きである。
ちなみにデジQは4000円ほどだったと思う。


偶然近所のお店に置いてあったので衝動買いしてしまったのだが
これがなかなか面白いのだ。


デジQは思ったより操作に癖があってそうそう飽きてしまったが
Qステアはほんのちょっとした隙にちょっとだけ走らせて見ようという
お手軽さがあって良い。

会社の机に置いておいても存在感がそんなにあるわけでもなく
なのにコントロールできることを見せるとちょっとした話のネタにもなって
一石二鳥のおもちゃである。


実は子供がとっても欲しがっていたので一台専用に与えて
ちゃっかり自分の分をもう一台買ってきたのだが
惜しむらくは好きな車種が少なくて選ぶのがちょっとね。

好きなチョロQを載せ替えられれば嬉しいのだけれど。














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