2007年11月の研究開発記録&雑記帳>


過去の研究開発記録

2007年1月
2007年2月
2007年3月
2007年4月
2007年5月
2007年6月
2007年7月
2007年8月
2007年9月
2007年10月











11月14日(水)「ENELOOP」


秋も深まり冬の足音が聞こえてきた。
この時期は日が落ちるのも早く夕方は5時には真っ暗だ。

自転車通勤も帰りの道ではライトが欠かせないのだ。


MTBタイプの自転車に乗っているので
ダイナモ発電ではなく車載の懐中電灯をつけてある。
単三の乾電池4本を使用する比較的明るいライトで自転車から簡単に
取り外しもできるので便利ではあるのだが・・・
いかんせん電池の持ちが悪い。

電池は100円ショップで単三4本を買っては使っていた。
通勤の時間なんて知れているとは思うのだが意外に持たないものだ。
1ヶ月使えれば良い方で気温が下がれば半月を過ぎると
途端に明るさが半減したかのように暗くなる。


100円とはいえちょくちょく買えば結構馬鹿にならない。
なので色々なところで好評のSANYOの「ENELOOP」を使ってみることにした。

AMAZONにて充電器と充電池4本セットで2682円。
26回乾電池を買うことができる値段だ。

届いた電池は塗装にちょっと高級感があって良い感じ。
充電済みなのですぐ使えると言う。
ニッケル水素電池ということはMINI-Zの純正バッテリーと同じか。


早速ライトにセットしてスイッチオン。
ぱっと見、100円電池よりかなり明るいかな。
そして1ヶ月使ってみてもまだある程度の明るさがある。

このパワーはちょっと良いんじゃないか。
確かに初回の出費は少し大きいけれどそれを補うパワーとスタミナがある。

それになにより電池が綺麗なのが気に入った。
中華産の100円電池と比べてモノとして良いデザインしていると思う。
これで電池の寿命が長ければ少しずつ他の機器にも使っていこうかな。




11月3日(土)「注意一秒・怪我一生」


CBRの車検が終わった。

前回の車検時から2000Kmほどしか走っていないが
それでも車検は来るのだ。

まあ2年に一回完全メインテナンスで調子を戻せるのなら
丁度良い機会のような気もする。
バイクの維持の為にお小遣いを貯めているようなものだからな。


車検の間しばらく代車で借りていたのは懐かしの「AX-1」である。
デュアルパーパスのオフ車チックなシティーコミューターかな。

250の排気量は軽くて取りまわしに余裕があり
馬力も適度にあって家の前の6M道路の路地でも
くるくる廻れてホントお手軽だ。

タンクに子供をはさんでくるくる廻ると子供はとても喜んでいた。
ゴーカートかなんかに乗っていると思っているのだろう。

嫁もこれなら乗れるかもとまたがってみたりちょっと乗ってみたり
クラッチ操作できたヨ!と笑顔。
それ、大型二輪免許保持者のセリフじゃないデス。


まあそれはともかくAX-1を店に返してCBRで家路に着いたのである。


メインテナンスほやほやのバイクの挙動は実に気持ちがヨロシイ。
加速はアクセルに忠実でブレーキの握りも感度が良い。
車の全くいない広い道路での2速の引っ張りも十分。

AX-1とは比べられない程の圧倒的なパワーと操舵感だなぁとか考えていたら
フューエルエンプティーコーションが灯った。
あと3L・・・


帰りの国道17号バイパス。
そこそこの渋滞だけどそれなりに抜けて信号の先頭で青になるのを待っていた時
他にもスクーターや中型のネイキッドが待っていた。

信号が青に変わり勢いよくネイキッドが飛び出していった。
もちろん右手をひねれば軽く追い越せるな〜とも思ったけど
最近のガソリン高騰でハイオクの価格を考えるとエコ運転だよな燃料も少ないし・・・
ということでゆっくり加速していった。


どうせ前方確認したら渋滞しているし・・・と考えていたのだが
すっ飛んでいったネイキッドが止まる気配が無い。

あれ?どうする気だろうか?と思った瞬間スキール音が響き
ネイキッドが急制動体制に。
次の瞬間渋滞の最後尾の車にどかーんと当たりライダーが宙に浮くのが見えた。

およそ距離にして30M先である。
私はもちろんゆっくり制動して余裕で止まれた。

事故を起こしたライダーは無事だった。
しかしバイクは転倒しシートが外れ眼鏡とヘルメットが飛び
ヘッドホンのケーブルが散乱していた。

音楽でも聴きながら考え事でもして前方不注意だったのだろう。
眼鏡をしているから視力が悪いのかもしれない。
前方の車が見えないのにすっ飛んで逝ったのか・・・
ともかく停車追突だからどう考えてもバイクが全面的に悪いケースだ。


ライダーが無事なら当事者同士の話だなと避けて行こうとして
ふと車を見るとバイクに直撃されていて後部が結構痛んでいる。

修理が大変だなぁと思ってよく見るとそれなりに新しいベンツE500だった。
運転席から堅気ではない風のサンダル履きのグラサン親父が出てきて怒りの形相。


「お前保険は入ってるんやろな!!」とだけ最後に聞こえた。


正に注意一秒である。
残念だがあのライダーは二度とバイクに乗らないのではないだろうか。














BACK