2003年8月の研究開発記録&雑記帳>


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8月31日(火)「You Zap to...」


子供が生まれてからPCを起動する時間すら短くなっていて
PS2など電源も入れていなかったのだが
7月末に久々に欲しいと思うタイトルが発売された。


それは「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ(ドルアーガの悪夢)」

ドルアーガというと1984年に「NAMCO」から業務用で発売された
「ドルアーガの塔」を思い起こされるのだが
どうやらそれの最新版らしい。
しかし開発・販売は「NAMCO」ではなく
「ARIKA」というメーカーから出るということなのだ。

疑問に思ってちょっとWebで調べて見ると面白いことが分かった。

このゲームは「ドルアーガ」と「不思議のダンジョン」を組み合わせたものらしい。
「ARIKA」が「NAMCO」からドルアーガの名前のライセンスを受け
「CHUN SOFT」から「不思議のダンジョン」のシステムを買って製作した作品で
時代背景としては「イシターの復活」の3年後の話ということだ。


これではドルアーガマニアの私が猛烈に興味を示してもおかしくあるまい。
しかし「不思議のダンジョン」は全く知らないし
「ARIKA」というメーカーも知らなかったので不安はあったが
今まで「ドルアーガ」と名の付いたゲームは全て発売日に買ってきたのだから
ここで躊躇うことは無い。
発売日をその1週間前に知ったので即予約、購入することにした。


子育ての時間の合間に少しずつやって見た。

見事にドルアーガの世界が3Dで再現され尚且つイメージは崩していない。
むしろ良いテンポのストーリーと適度な難易度で結構面白い。
もともとの原作を知らなくても十分楽しめるが知っていれば尚楽しい。

一部の巨大掲示板ではいろいろ批評されているようだが
原作両方共に別のゲームだと思えばなんてことは無い。


細かいところに製作スタッフのこだわりが見受けられる。
これは原作に対するオマージュでもあるなと感じた。

よくよく調べて見るとこのシナリオを書いているのは
手塚一郎氏であることが分かった。
この名前はベーマガ(マイコンベーシックマガジン)読者ならば
誰だって知っている有名人で昔からナムコファンであり攻略記事ライターである。
オールアバウトナムコのドルアーガの攻略記事は彼の手による物だ。

ドルアーガの塔に人一倍の思い入れがあるのも当然のことだろう。



さてストーリーも佳境に入り一番の見せ場のシーンで悲劇は起きた。

いつものようにPS2を起動するとメモリーカードを入れろと出た。
もちろんメモリーカードは抜いていない。
おかしいと思ってメモリーカードの中をブラウザで見てみると
そこには壊れたデータ群がまるで墓石のように並んでいるではないか。

PS2を初期型で買って今まで不具合はなかったのに
ついに致命的な故障が出てしまった。
新しいメモリーカードも1スロット側では反応しない。

・・・これは何かのメッセージかと思いたくなる脱力の一コマだった。




8月21日(土)「日差し」


今年の夏は10年ぶりの猛暑に見舞われて連日非常に暑かった。

なるべく自然の暮らしをしている我が家だが
この暑さでは子供がやられてしまうのでエアコンフル稼働だ。
エアコンを稼動しても直射日光をモロに受ける部屋なので
その冷却効率はあまり宜しくない。

事実PCのCPU温度検知が数回アラートを出した。
今まで出たこと無かったんだけどね。
暑いお陰で今年の自作PCは冷却が静かなブームのようだ。
大型のファンに冷却パイプ、そして水冷。

面白そうだけどマシン周辺のスペースが全然足りないので
ただ眺めているだけである。


それと暑さで困るのが液晶なのだ。
液晶といってもテレビやモニタではなくバイクに付けてあるデジタル時計のこと。

冬の寒い時期に練馬のドンキで買った安物の腕時計で
防水もあるしバックライトもあるから
バイクに丁度いいやと思って気に入ってハンドルバーに付けていたのだが
夏は直射日光の暑さで液晶の耐久温度を超えてしまうようだ。

温度が上がると徐々に数字が読み取りにくくなり
全て「8」の表示になり最後には表示面が真っ黒けになってしまう。
説明書や諸元表などは捨ててしまったのでよく分からないが
一般の黒液晶だったら持って60度くらいまでだろうか。
日陰などに置いてある場合は問題無いんだけど
暑い日に走ると10分も持たない。

前のバイクに付けていた時計は夏でも問題無かったと思うんだけどな。
カウリングの形が違うから走行風の入り方が違うのかな。

とにかく対策として走行風を導入して冷やすか?
それとも日光遮蔽版を設置して温度上昇を防ぐか?
などと考えては見たもののどれもまだ未実行である。


今日もまだ暑いのだが心なしか日差しの強さが弱くなっているのを感じる。
お盆も過ぎて暦の上では秋である。




8月13日(金)「夏の出来事」


さてお盆である。
各地の高速道路では故郷でお盆を過ごす車の渋滞ができ
有明では熱い戦いが繰り広げられている。

私も例のごとく実家に帰省しているが
今年の夏はいつもと少し違う。
冬に生まれた子供を連れての初の帰省だからだ。


我々夫婦は両親とも健在であるが実家同士が非常に近いために
どちらの家に帰るかなどの問題は無く
平等に孫の顔を見せられる。

心配だったのは8時間以上にも及ぶ車での移動だったが
誰に似て相当タフなのか6ヶ月の子供は移動後もケロリとしていた。


普段二人で世話をしていると片時も目を離すことができないので
ずっと気が張りっぱなしなのだが
今回の帰省でじいちゃんばあちゃんに少しだけ子供を見てもらって
久々に夫婦だけでご飯を食べに行ったりしている。

チャイルドシートが空の状態で車を運転するのは本当に久しぶりで
嫁さんが助手席に乗るのも最後は病院に行った時だったっけかな。
ほんの少しでも安らぐ時間ができたのは嬉しい。


最近いろいろと大変だけれど
本当の意味で骨休めになった帰省だ。




8月5日(木)「将棋の街」


仕事で山形に出張して来た。
東北の中でもまだ未踏の地だったので少し嬉しい。


新幹線に揺られること2時間半。
山形市を越え天童駅に降り立った。


天童と言えば将棋の駒。
それは20年前の学研の付録の日本地図の名産マップに載っていたのを
はっきりと覚えている。
そういえば桃太郎電鉄の駅の名産にもあったかもしれない。

確かに将棋の駒に模られた看板がたくさんあり土産物も将棋の駒。
本当に将棋とさくらんぼの街だ。


以前同僚が訪れた時にはコンビニも無かったという話を聞いて
都会の喧騒を離れたひなびた観光地の田舎を想像していたのだが
コンビニはおろか24時間営業のスーパーマーケットもあって
珍しい田舎でも何でもなかった。

星空も思ったようにきれいに見えなくて
ちょっと残念な気分。
でも地元の人の言葉を聞くと
東北に来たんだなぁと改めて実感。


新幹線が開通して空港の利用客が減ったという。
東京から2時間半だったらそりゃ新幹線の方が便利だな。

米沢牛も食べてさくらんぼに縁の土産も買ったけど
特別にここまできたなぁという感慨深いものをあまり感じなかったのは
気のせいだろうか。

新幹線のおかげで日本列島がだんだん短くなってるからかな。










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