2003年4月の研究開発記録&雑記帳>
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4月27日(火)「子育ては」
先週末に帰省してついに嫁子供と一緒の生活が始まった。
嫁さんにしてみれば半年振りの住まいに戻ってきたわけで
それまでのをたくの部屋であった所を元に戻すところから始まるのだから
ちょっと大変なのかも。
いやもちろん私なりに精一杯片付けておいたのではあるのだが。
粗大ゴミを処理場に持って行ってから車にチャイルドシートを取り付ける。
チャイルドシートと言っても最近のはいろいろあって
メーカー純正ISO-FIX対応のから着衣型のヤバイのまで
赤ちゃん用品売り場に行けば色々見れる。
その中で私が選んだのはこれ
の一番上のモデルである。
ピニンファリーナと言えばフェラーリを代表するインダストリアルデザイン工房。
まさかチャイルドシートにまで進出しているとは知らなかったが
今年モデルのチャイルドシートの中ではデザインがとても良かったのが
選定理由だ。
もちろんエンツォフェラーリオーナー(MINI-Zだけど)ということもあるけど。
取り付けにちょっと時間が掛かったがFITに問題なく装着完了。
ブラックの内装に淡いホワイトブルーが映える。
早速市役所に児童医療費の手続きをする為に子供を乗せて出発!
・・・と、チャイルドシートに乗せた瞬間大泣きである。
うへぇ~そりゃいきなり囲まれた空間に乗せられたら不安になるかもな。
しかしそうは言っても市役所の時間もあるので問答無用で出発。
すると5分後に泣き止んだ。
どうも車で揺られていると気分が良くなるらしい。
車を駐車場に停めるとまた泣き出した。
その後赤ちゃん用品の買出しに移動すると泣き止む。
そう言えば帰省の新幹線や電車の中で全く泣かなかったことを思い出した。
もしかすると乗り物で移動するのが好きなのかもしれない・・・
・・・等と勝手に期待する、親馬鹿モードが早くも発動なのか。
子育ては大変だけれど面白いかも。
4月21日(木)「大人の趣味」
最近仲間内で流行っているミニッツ。
最初うちの会社の人が昼休みにやっていたのを見ているだけだったのだが
見ている内にかなり面白そうと感じてきたのがきっかけだ。
プロポと本体がセットで約12000円ほどで買えるというのは実にお手軽。
ちょうどMR-02シャーシが発売される頃で
ラジコンの世界の扉を開く良いタイミングだった。
先日副部長のとこで説明書を読んでいて気が付いたのだが
ミニッツは「14歳以上対象であり玩具ではない」と明記されていた。
日本ではラジコンは子供の玩具という間違った認識がまかり通っているが
欧米では大人の趣味として広く認知されている。
たかだが20~24分の1スケールといって侮ること無かれ。
走る路面によっても全くセッティングが違うのは本物のサーキットと同じなのだ。
始めてすぐに感じたのはノーマルタイヤではまず勝てないということ。
実車の世界でもそうだがタイヤのグリップ性能というのはとても重要で
地面との摩擦によって生じているコーナリングフォースは
ノーマルとハイグリップとでは雲泥の差がある。
じゅうたんのコースとタイルのコースでも全然違うのだ。
少しずつ研究していくと実に面白い。
タイヤのセッティングも前後バランスが重要な決め手となったり
それがサスペンションセッティングにも影響したりと
常に安定した車体の姿勢を保つのは非常に難しいのだ。
しかし一度安定したセッティングが決まるとえもいわれぬ快感が待っている。
さっきまでスピンばかりしていたマシンの挙動が嘘のように収まり
軽やかにコーナーを駆け抜ける快楽が脳髄を突き抜ける。
・・・だが喜びも束の間今度は記録の壁が立ちふさがる。
わずかコンマ秒の突き詰めが始まると気が付くとバッテリー切れになるまで
周回していたということも少なくない。
手軽だが実に奥が深い。
これを単なる玩具として子供に与えるのは勿体無いな。
4月14日(水)「骨折」
骨折といっても人間ではないので念のため。
最近週末になると自宅にメンバーを集めてミニッツを走らせているのだが
普段の日は会社で昼休みに練習したりしている。
先週の日曜のミニッツ走行会はかなり楽しかったので
月曜日の昼休みは気合いれて走らせるつもりだった。
コースインしてまもなくミニッツに不調が。
あれ?曲がりが悪い。
というよりコントロールが利かない。
チェックしてみると左フロントサスペンション部のナックルアームが折れていた。
ナックルアームとは足回りとステアリングロッドをつなぐ稼動重要部品だ。
これが破損するとタイヤが動かなくなる。
よく見ると衝撃で壊れたのではなさそうだ。
かなりの距離走らせているので足回りの負担がとても大きく
パーツ疲労が原因のようだ。
その晩仕事帰りに近所のイエローサブマリンに寄って見たが
あいにくナックルアームは欠品していた。
店員に聞いても取り寄せには1週間は掛かると言う。
しかしそれでは困るのだ。
今週末が当サーキットの閉幕なのにそれに走行できないのは口惜しい。
今日は仕事が定時退社日なので仕方なく秋葉に足を運んでパーツ購入。
家に帰って早速破損パーツと交換してみると微妙に形が違う気がする。
あれ?部番は間違いないはずだけどと思いながら
比較して見るとやはり違いがあった。
疲労して折れるのがメーカー側に伝わっていたのか
新しい部品は補強の樹脂が余分に付いていた。
ちゃんと対策されているじゃないか。
折れたのは片側だけだったが対策部品と分かれば右側も交換しておくべきだろう。
これで今週末も無事に走れる。
そろそろがたが来ているからリフレッシュをかける良いきっかけとなったな。
4月4日(日)「北海道に連れてって」
四月に入っていきなりだが有休消化の一環で2日分まとめて取る事にした。
それで木曜日から北海道に飛んだ。
初めて旭川空港に降りたがやはり北海道は寒い。
日中なのに氷点下3℃
東京では桜が満開に咲き乱れそろそろ散ろうかという時に
冬真っ盛りである。
話を聞いてみると直前まで春の陽気で雪も随分溶けていたようだ。
目的はスキーだからとても良いタイミングで来た事になる。
昼を過ぎてスキー場に入ったのだが
富良野スキー場はパウダースノーだった。
通常本州のスキー場だとかなりハイシーズンの山の上でしか味わえないような
軽い質感の雪がふんだんにあって乗り心地は最高である。
富良野スキー場は「富良野サイド」と「北の峰サイド」がつながったスキー場だが
「北の峰サイド」は残念ながらシーズンが終わって閉鎖されていた。
この積雪状況では問題無いと思われるのだが
人員とコストの問題で運営できないのだろうな。
平日に当たる木曜と金曜の人出は少なくリフトの待ち時間は0
ゲレンデもほとんど人が見当たらない状況
春休みだと思っていたが学生も親子連れもあまり見かけない。
これではいくら西武系列とはいえ苦しいかな。
それでも土曜日はなかなかの賑わいを見せていたから
この週末の雪はかなり助かっただろう。
初めての北海道のスキーは病みつきになるかと思ったぐらい
楽しく費用も安く済んだ。
今度は家族で行きたいものだな。
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