2003年1月の研究開発記録&雑記帳>


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2003年12月










1月25日(日)「親の都合と子の都合」


先週の水曜日の夜のこと。
大阪の実家に出産準備で帰省している嫁から連絡が入った。
「もうすぐ産まれるかも」と。

立会い出産を予定していた私は急いで飛行機のチケットを予約。
和光市の始発列車に飛び乗って羽田発、関西空港行きの第一便で飛んだ。



嫁曰く1週間ごとの定期検診で子供が下がってきて子宮口が開いてきている
との医者の診断にもうすぐじゃないかとと思ったわけだ。
定期的な痛みは来ているようであるがいたって普通に見える。

しかし風呂に入ると陣痛と言うのは増すようなのだ。
さらに就寝時にじっとしているとそれが増長するらしい。


・・・経過を見守ること3日目。
まだ強い陣痛は来ない。
本格的な陣痛というのは一定間隔で我慢できないほどの痛みが来るものらしい
それでも朝がたに多少の痛みが連続するようなので医者に行く。

診察の前に分娩台に乗ってお腹にベルトを捲き
看護婦さんが何やら二つマウスのような物を取り付けている。
一つは胎児の心拍を測るモノのようだがもう一つは良く分からない。

それは横にある機械に接続されていてお腹の音を拡大するマイクでもあるようだ。
心拍数が表示されそれが記録用紙に波形となって記されていく。
波形は二つありどうも陣痛が来るともう一つの波形に山が記録されるみたいだ。

じっとみていると規則的な波を繰り返している。
10分に一度山が来る。
それもきっちり測ったように。
人間の身体とはこと不思議な物だ。


結局週末を大阪で過ごしたが産まれることは無かった。
あくまで週末に産まれてくれればというのは大人の都合。
子供は産まれてくるタイミングを自分で決めると言う。
よほど切迫した事態でなければ無理に出すことも無かろう。
思ったように行かないから面白いのかも知れないな。


いつまでも仕事を放っておけないので先ほど終電で帰宅した。
しかしまた来週までにもう一度行くことになるのだよ。



追伸
励ましのメールをくれた人どうもありがとう。




1月18日(日)「激しく凹む」


都内の17号線で不覚にも白バイに着かれてしまった。
他には自分しか走っていないから(少なくともその時点で)
自分が対象のようだ。

しかし交通違反の覚えが無いから即座に停止して話を聞くことに。


スピードも通行区分も間違っていないはずだが何故停止を求める?
というこちらの問いに追い越し違反だと言う。
あまり聞かない違反だなと詳しく話を聞くと

3車線の真中を走行していて追いついた遅い車を左から抜いただろうと言う。
右から追い越せば違反じゃないけどねとも。


・・・交通規則で追い越しは右からだと言うのは知っている。
しかし追い越し車線に車がいたから左車線に移動したのだが
それで反則を取る行為はどうかなとも思ったが
どの道ここでごねても無駄と考え素直に反則を認めることにした。

それよりせっかく白バイ(交通機動隊)と話すきっかけができたのだから
情報を聞こうと交通量の激しい17号沿いで1時間以上立ち話をすることに。


相手は私より10歳ほど年上の警部補で千葉に住んでいて都内に通っていること。
バイクが好きで交通機動隊に憧れてこの世界に入ったと
現在小隊長でチームの頭を務めていること
最初は鈴鹿の交通教育センターで訓練を受けたこと
冬のバイク乗車装備のこと
東京都の予算と署の予算の違いで配車されるバイクが違うこと
筑波の白バイ選手権のことなど

ついでに若い白バイ隊員の仕事の自覚が薄いことを嘆いていた。

ここでは詳しくは述べないが他にもいろいろ面白い情報を喋ってくれた。
次に会う時は違う立場で会いたいねぇとか言う。
名刺も貰うつもりで聞いて見たが警察手帳は持っているが名刺は無いとのこと。
そりゃそうか、悪用されたら困るもんな。


ちなみに追い越し違反だと行政点数は2点で反則金は7000円。
今年こそゴールドだと思っていたのに
また5年先か・・・と思うと激しく凹んだ。




1月14日(水)「年賀状」


年も明けてしばらく更新してなかったが
ようやく少し時間ができたので毎年気になっていることを書いてみる。


年末が近づいてくると気になるのが年賀状だ。
私は会社員なのでお世話になった会社の方には出すようにしている。
それと古くからの付き合いがある旧友と直近の友人にもだ。


難しいのは全然会っていない人への年賀状だ。
昨年出して返事が返って来た人は次の年にも必ず出すのだが
返ってこなかった人は出さないようにしている。


年賀状は年始の挨拶なので
誰に出しても別に恥ずかしいことは無いと思うのだが
元来コミュニケーションが不得意だから
出して返って来なければ自分のことを拒絶されたかな?などと感じてしまう。


これが普段会っていたりメールや掲示板でお話している仲間内なら
そんなことは感じないんだけどね。
人にはそれぞれ事情があるから何とも言えないけど


年賀状に限らず手紙やはがきはその人の個性が出ていてとても面白いので
貰えると嬉しいんだよね。




1月3日(土)「新年」


一年の計は元旦にありと昔の人は言ったようだ。

自分が子供の頃というのは正月と言えば凧上げ・かるた取り・福笑い遊びが
だんだん少なくなってきてはいたが廃れてはいなかったな。


お年玉をもらうがとても楽しみで貯金もするけど
残りを何を買おうかドキドキ考えていたものだ。
お金が手に入ったからといって正月の三が日はお店は営業していないから
買い物に行くのは4日以降なのだけどね。


いつから大人になったか・・・

正月は家族ではなく友人達と夜遅くお宮参りに行って
24時間営業のファーストフード店でしゃべったり
誰かの部屋に集まってゲーム大会や麻雀大会をしてみたり。


気が付くとお年玉をもらう年からあげる年になっていたな。


店だって大型スーパーなどは元旦が初売りで通常営業しているし
正月のTVなどつまらない番組が多いから
暇な客でごった返している。

パチンコ屋ゲーセンカラオケ他アミューズメント系の店も通常通り営業していて
正月らしさが全然無い。

ああ、料金が正月料金でいつもより高いかな。


一般大衆を相手にしているサービス業はそれが当然と言えば当然か。
商売して他社よりも利益を得るために人が休む正月に営業するのも
サービス向上・業績維持には仕方が無い。


一般消費者にしてみればとてもありがたいことだけれど
正月ののんびりムードが無くなってきた感じがして
忙しない気もするけどね。
世の中の流れが慌しくなってきている証拠かな。



年頭から細かいことを書いてしまったけど
今年もDDZ技術研究所をよろしくお願いします。










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