2003年9月の研究開発記録&雑記帳>


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9月29日(月)「秋葉ミニッツ巡り」



最近会社の人に勧められてラジコンを買うことにした。

一口にラジコンと言っても色々あるのだが
今回は京商の出しているミニッツレーサーというインドアタイプのラジコンだ。
数年前に仲間内で盛り上がっていた奴よりもさらに小さくて
24分の1スケールで出来上がったプラモデルが走っているようなものかな。

とはいえ最近のラジコンはかなりリアルで馬鹿に出来ないのだ。


とりあえず先輩方に買ったばかりのミニッツレーサーでは
走らせることは出来てもセッティングしないとまともに走らないと言われていたので
パーツを買いに秋葉まで行くことにした。

今回私が購入した車体はMR-02シャーシモデルのエンツォフェラーリで
一番新しい車体でまだパーツも少ない。


まずは「チャンプ」に行って見る。
ハイグリップタイヤとバッテリーは問題無く買えた。
あと欲しいのは充電器とスペアホイール。
できれば外見を良くするためにインナーアンテナも欲しい。


二軒目の昭和通り沿いの「スーパーラジコン」に行って見る。
ミニッツのコーナーは一番奥にあった。
ここには欲しいパーツがほとんど揃っているじゃないか。
しかも「チャンプ」より安い。
まあ充電器とインナーアンテナ等の高いパーツが安く買えたからいいか。


とりあえず買って帰ったもののセッティングが難しい。
タイヤのベストチョイスを出さないとまともに走れないなぁ。
でも最小回転半径が20cmというのは凄い。
6畳のダイニングでも自在に動き回れるし
スロットルの制御も微妙な加減ができて良い感じ。

何気に始めたミニッツだけど結構安くて何処でも楽しめて面白いぞこれ。




9月21日(日)「模様替え」


今週末は秋の長雨だか台風の影響だかで雨ばかりだった。
そろそろ洗車がしたいなと思っていたがちょっと無理なので
部屋の模様替えをすることにした。


嫁のお腹も順調に育ち来年には3人になるのに
現在のリビングのレイアウトは子育てに適しているとは
思えないとは嫁の談。
そう言われれば確かにリビングに無駄なスペースがある。
思ったよりも子供は動き回るのでスペース確保は重要かもしれぬ。


土曜日の昼から配置換えを遂行することにした。
まずはいらないものの仕分けと処分である。
ここは思い切ってほとんど聴いていない壊れかけのコンポをラックから撤去。
CDはPS2で聴けばいいし現在ではそうしている。
カセットもMDも過去の遺物になっているので整理すると決めてから
躊躇いはなかったな。

コンポが無くなると押入れにあるそれのダンボールも自動的に消える。
その分整理した他の荷物を押し込むことができた。

聴かないCDと聴くCDを分別する。
PC用のCD-Rをチェックし不要なデータは捨てる。
本棚の中身を全部出して移動する。
さらに必要な本を厳選し入れ直す。


こうして新たなリビングが再構築された。
六畳のスペースも改めて広いものだと再認識する。
身重(みおも)の身体で掃除を手伝ってくれた嫁に感謝である。


・・・それでもをたグッズはそんなに減ってないんだよな。
古いゲーム類も全て保管されているしな。
自分の部屋が持てるまで展開は難しいのが現実だけど。




9月12日(金)「やればやるほどディスクシステム」


前回に引き続きファミコンのお話。

ファミコンが出て3年。
ソフトハウスはうはうは状態だった。
どんなにくだらないソフトでも出せば利益が出ないことはないほどの
勢いで売れていたからだ。

情報誌に広告を出しクライアントになればボロカスな記事は書かれない。
そんな安易な「くそゲー」が何本も製作され続けた。
誰しもそんな広告に騙されて買った想い出があるのではないだろうか。


そんな中1986年2月21日に任天堂は新たなハードを発表。
それがディスクシステムだ。

今まではROMの容量が少なくセーブもパスワードという
ユーザーには不便さ、製作者には制限があった状態を解消すべく開発された。
しかも新しい音源まで積んでいたのでファミコンが出せなかった音まで
出せるようになっていた。


QDを使ったソフトは安価で供給されしかも飽きたら500円で別のソフトに
書き換えができるシステムだったので結構なユーザーが買ったと思われる。


ソフト展開でも任天堂は抜かりは無い。

メトロイドやゼルダなど今でも続編の作られているソフトの誕生
青い専用ディスクによる全国タイムアタックの開催など
ユーザーを引きつける戦略を矢継ぎ早に打ち出した。


最初の目玉ソフトの「ゼルダの伝説」
これが非常に作りこまれたソフトで
私は2DアクションRPGではほぼ最高の出来だと思っている。

実際最近もう一度最初からやり直して見て
その奥の深さに感動したのだ。
最初から非常に高い自由度があるにも関わらず
決してプレイヤーを飽きさせず諦めさせずだんだん深い世界に導き込む。

気が付けば最後の迷宮。
ガノンは目の前だ。

一つだけ注文を付けるとするなら
エンディングはもう少し豪華に作って欲しかったな。
オープニングデモの出来が良かった分寂しい気がする。


オープニングの最後に「詳しいことは本を見て下さい」の文字も
今では懐かしい・・・


そのディスクシステムも書替えサービスは店頭ではとっくに終了し
現状では任天堂の本社に送らねばならない。
しかもそのサービスもまもなく終了。

明確に一つの時代の終わりが到来する。




9月09日(火)「遅い成人式」


私は1983年の7月15日にこの世に誕生した。
私の親は京都で私を生んだ。


その当時私の誕生は衝撃だった。
今のようにコンピューターが普及している訳でもなく
テレビも普通のカラーテレビ。
チャンネルだってボタン式のは最新式でロータリースイッチも
まだまだ見かけたね。


ハイビジョン?プラズマ?横長テレビ?
そんな言葉も無かった時代。
せいぜいビデオデッキが家庭に普及し始めた頃かな。
とはいえベータVHS戦争の真っ最中だったね。


ゲームセンターは風営法が施行される前だからワルのたまり場。
ゲームをするのは悪い事だと認知されていた時代。

その中に生まれてきた。
私の使命は世の中にゲームは面白いという事を広めることだ。
家族で楽しめることを目標に名前が付けられた。


そう私の名は「ファミリーコンピュータ」通称ファミコン。
家庭用ゲーム機としては異例の販売数を誇り確実に一時代を築き上げたハード。


今のゲームのほとんどはサンプリング音源かCDDA垂れ流し。
時々あのPSG音源が無性に聞きたくなることがある。
ほら「マリオのコインを取った音」と言えば
頭の中で音が聞こえてくるだろう?


誕生を祝う祝砲が打ち上げられているのが聞こえるね。




9月03日(水)「停電」


今日の夕方、関東地方の平野部は激しい雷雨に見舞われた。


実はその時間に和光のイトーヨーカドーの4F屋内駐車場にいたのだ。
そこの雨の降り込んでこない場所でしばらく大暴れの雷を見ていた。

久々にみる雷による大空の乱舞は美しくもあり
同時にそこはかとない恐怖も抱いた。
雷光と雷鳴の時間差で自分の居る場所から落ちた場所までの距離が分かる。

気温15℃の時に音が1秒に進む距離は約340m。
記憶が確かなら気温が一度上昇すると伝達速度は約2m延びるから
今の気温が30℃と仮定するなら約370m/sということになるな。
雷光を見て2秒以内にパリパリパリ・・・という空気の裂く音が聞こえたら
非常に近くに落ちているのだ。


などと考えていたらかなり近くに落雷した。

あー綺麗な雷光だなと思ったと同時に
蛍光灯がばーっと消えて非常灯だけになった。
周りを見ると他の建物も停電している様子。
薄暗くなった駐車場でまだ外を見ていた。


すぐに復帰するかと思ったがなかなか照明は点かない。
目の前に見える東武東上線は動いているがビルの明かりは消えている
信号も消えたようだ。
ヨーカドーの中も停電している。
緊急の館内放送が流れ店員は懐中電灯を持って客を誘導しているようだ。


結構長い時間停電していた気がするが
実際には数十秒だろう。

それにしても久々に公共の場の停電を見たな。
無停電装置を導入していないPCの復旧が大変そうだな。










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