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5月25日(日)「ハイキング」


最近また運動不足気味なのだ。
そういえば通勤に自転車は使っているがあまり歩いていない。
それで今週末は雨も降らなさそうだったので
お弁当を作ってどこかに行くことにした。


お弁当を持って行くのだからピクニックかハイキングが良さそうだ。
という事で東京のハイキングのメッカの高尾山に行くことにした。
高尾山は新宿から西にずっと行ったところの八王子よりももう少し奥で
甲州街道沿いだから交通の便は良い所だ。
電車で行くのも良かったがせっかく晴れているのだから
バイクツーリングも兼ねて行くことに。


この季節の高尾山はハイキング客でごった返していた。
駅前の駐車場は満杯で電車の客もひっきりなしに到着していた。
前知識無く初めて高尾山に来たのだが思ったよりも良いところだった。


家を出るのが遅くて到着が昼をゆうに越えてたので
リフトを使って時間短縮し頂上を目指した。
標高599mの頂上には2時半頃に着いた。
その時間でも周囲はお弁当を広げてくつろいでいる集団がたくさんいた。

我々も早速お弁当を食べる。
郊外のきれいな空気の中で食べるお弁当は非常に美味しかった。


帰りはリフトを使わないコースにチャレンジ。
下りは上りよりも勢いがついて気をつけないと足がぬかるみに取られそうだった。
たわいも無い会話をしながら下山口までたどり着いた。


バイクで家まで帰り着くと夕方になっていた。
ここ何年も山歩きなどしていなかったから少しふくらはぎが痛くなったが
その痛みもなんとなく懐かしくちょっと小学校時代の遠足を思い出した。
たまにはハイキングも良いものだ。




5月18日(日)「青山・六本木」


先日鈴鹿サーキットで行なわれたMOTOGP日本グランプリで
事故により負傷した加藤大治郎選手が永眠したのは記憶に新しい。
その大治郎のお別れ会が今日青山のホンダの本社で開催された。


昼過ぎに会場に着いたのだがすでに多くのファンが詰め掛け
周辺が人の大行列になっていた。
最後尾に並びに行ったのだがホンダビルから300mほど
南に離れたところまで延びていた。


並ぶこと約1時間。
ようやく中に入って特設会場に上がると大きな祭壇に
加藤選手の活躍していたパネルや乗っていたバイク
ヘルメットやつなぎ等が展示されていて
その周りにファンが持参してきたたくさんの花束が手向けられていた。

現役レース中に事故に遭って26歳の若さでこの世を去った大治郎に
残念だったけど今まで面白いレースを見せてくれてありがとうと
お礼と冥福を祈ってその場を後にした。



青山から南に約2Kmほど行くとそこには先日オープンしたばかりの
六本木ヒルズがある。
せっかく青山まで出てきたのだからと行ってみることにした。
東京の中でも六本木は今まで行くことの無かった空白地帯で
今回初めて訪れたのだ。

テレビ局を中心としたヒルズの周辺はテナントが多く入り
一つの街を形成していた。
人工のビルとそこに作られた庭園が微妙にマッチしていて
不思議な空間を醸し出していた。


テレビの報道でも見たがやはり人が多く来ていたので
ちょっと人あたりで疲れたかな。
スタバですら人の行列というのは勘弁して欲しいものだ。
でもスタバの行列は少し分かる気もする。
一般庶民には手の届かないような価格帯のお店が多くて
気軽に入れるところが少ないからかな。




5月10日(土)「急病」


ゴールデンウィークも終盤になりいよいよ大阪から東京に向かう日。
世間では三日四日五日が連休だったその四日の昼に大阪を出て
夕方に鈴鹿を通過したのだが東名阪道が長島で車の横転事故のために
凄い渋滞になっていたので下道で大垣まで走ることにした。

大垣から名神高速に乗ったのだがそこでもすでに渋滞。
風力3の看板前を過ぎ渋滞情報では名古屋あたりでも渋滞は続くと言う。
そこで小牧から中央道を走ることにした。

東名高速と中央道では東京までの距離は大して変わらない。
むしろ渋滞を避けていけるならと長野方面に向けて車を走らせた。
諏訪湖を越えた時点で夜の11時頃だった。
これなら八王子渋滞も無かろうとたかをくくっていたのが大間違い。
小仏トンネル辺りでとんでもない渋滞を起こしているのをラジオで聞いて愕然となった。

結局和光に着いたのは朝の4時過ぎ。
その後風呂に入って泥のように眠った。


その疲れが出たのだろうか。
その二日後に熱が出た。
普段35度台が平熱の私にとって39度の熱が出ると動けなくなる。
おかげで木曜日は一日寝ていることになった。

一日寝ていたのに夕方になっても熱が下がらない。
重い身体を起こして妻に病院まで連れて行ってもらった。
診察の結果は熱風邪でもうしばらくで落ち着くでしょうということで
解熱剤を処方してもらった。

昔のように無理が利かなくなってきたということかな?
もう少し体力をつけねばならないな。




5月04日(日)「京都見物」


毎年ゴールデンウィークは連休を利用して実家の大阪に帰省をするのだが
今回は帰省する前に京都旅行を企てることにした。
京都といえば20年前に住んでいた場所で幼稚園から中学生までいたから
記憶としてはかなり鮮明に覚えているところだ。


鈴鹿から一号線を使って滋賀の大津を抜け京都の山科に入る。
清水寺の近くの山を越えると京の都、五条通りだ。
そのまま国道一号を西進し鈴虫寺に向かう。

この寺はわらじを履いたお地蔵様が願い事を一つだけ叶えてくれることで有名だ。
靴を脱いで広い座敷に通されてお茶を飲みながら和尚様の話を聞ける。
そしてその座敷の前には寺の通称ともなった「鈴虫」が一年中生きていて
その美しい音色を奏でている。
何箇所にも温度計と湿度計があったので
厳しい温度と湿度の管理がされていると思われる。


和尚様の話も聞いてお地蔵様にもお願いしてたらお腹が急に空いてきた。
京都と言えば豆腐ということで専門店に食べに行くことにした。
北野天満宮の鳥居のそばの「とようけ茶屋」だ。

前もってネットで調べて行ったのだがここでアクシデント発生。
ネットで調べた住所は豆腐料理店ではなく豆腐屋の本店で料理店は違う場所という。
しかも3時にオーダーストップなのに現在すでに2時50分!
急いで料理屋の方に電話すると3時までに店に来てもらえばOKとのこと。
本店から料理店まで車で5分。
店の前は西陣警察署だったが堂々と車を停車させて嫁だけ店に入れ
車を北野天満宮の駐車場に入れに行くということで事なきを得た。


京都の豆腐料理屋と言えば老舗が多くお昼でも値段が張るのだが
ここは豆腐屋さん直営で安価で美味しく食べてもらうのが方針らしく
ちゃんとした膳でも1000円台からあって美味しいのにリーズナブルだった。
汲み出し豆腐のの突き出しが美味しかったな。


昼御飯を食べたら京の街を散策だろうということで祇園に。
商店街をぶらついてもう一つの目的地のお茶屋「都路里」に行った。
ここは宇治茶を使用したデザートが食べられることで有名で
時間帯によっては並ばないと入れないほど客が多い。
例によってやはり並ぶことになったがそこで出てきたパフェは
並んで食べる価値があった。


河原町通りのそばを流れるのがアベックが等間隔に並ぶ鴨川だ。
今日もアベックがごったがえしている。


京の一日はゆっくりと流れていく。









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