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6月3日(日)「炊飯」
少し前にTV番組で究極の炊飯器として羽釜の付いた製品が紹介されていた。
私はご飯が大好きなのでとても興味を持った。
しかしいくら究極とはいえ電気炊飯器のご飯はそんなに美味しいのだろうか。
キャンプなどの屋外で炊飯をするとなると一般的には飯ごうで炊く。
飯ごうは基本的には強火のかまどで炊くものだから上手に炊けると
程よい圧力と水蒸気の上昇によって米粒が立ち
ふっくらしてつやつやの状態のご飯が炊き上がる。
無論水加減や炊飯タイミングを間違えると
芯メシになったり焦がしたりべちゃメシになったりもするが
何回も炊いて慣れればそんなに難しいものではない。
冒頭の羽釜電気炊飯器は郊外の電気店で10万円程の値段が付いていた。
美味しいご飯が簡単に炊けるならきっとこの値段でも売れるだろう。
炊飯器の試食でちいさなおにぎりを配っていたので食べてみた。
・・・確かに自宅の電気炊飯器よりは美味しいかもしれないが
でも感動するほどではなかった。
普段家族でデーキャンプに行くときに飯ごうを使ってご飯を炊いているのだが
一度間違って目を離したスキに底を焦がしてしまった。
一回大きくアルミ飯ごうを焦がしてしまうとクレンザーやたわしでも
なかなかコゲが落とせない。
しかもその後の炊飯は焦げやすくなるのだ。
飯ごうなんて安いから買い換えるかなと思って
キャンプ用品を見ていたらある時目に留まる製品があった。
ユニフレームの「FANライスクッカーDX」だ。
3合まで炊ける小さいのと5合まで炊ける大きいのがあったが
大きい釜で炊くご飯のほうが美味しいと経験上分かっているので
大きいほうを買った。
炊飯できる器具を買ったら即炊きたくなるのはマニアの性だ。
自宅で早速炊いてみた。
米を研いで水に浸す。
2時間程しっかり吸水させてガスコンロにセット。
火加減をふたの動きを見ながら調整し水蒸気の出方が落ちたところで火を引いて
しばらく蒸らして出来上がり。
超絶簡単だ。
ふたを開けるとご飯がつやつやで立ち上がっている。
見た目に飯ごうで炊く完全に成功のご飯。
食べてみると口の中に炊き立てのお米の香りがいっぱいに広がり
弾力はあるけど柔らかい甘いご飯。
コレはいける。
子供たちもこのご飯は美味しいとお代わりをいつもよりしたのだ。
普段使いの電気炊飯器だと早炊きのメニューでも30分掛かるのだが
火で炊き始めると30分掛からない。
釜の材質はアルミだが内側にフッ素加工が施されているので
手入れも非常に簡単なことも重要なポイントだ。
こうして週末の炊飯はこのライスクッカーで炊くことが増えた。
電気炊飯はスイッチひとつのお手軽で便利だが
やはり火で炊くご飯は文句なしに美味いと思う。
・・・そう言えば実家は今でもガス炊飯器だったな。
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