2012年2月の研究開発記録&雑記帳>


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2012年1月









2月26日(日)「八方尾根」


先日数年ぶりに家族と泊まりで長野県八方尾根にスキーをしにいった。

その昔若い頃「泊まりで八方」と言えば夜中に車を走らせてリフトが動くまで
駐車場で仮眠し朝イチでリーゼンスラロームを爆走するのが常識だったが
さすがに小さい子供がメインの家族スキーでそれはできない。

とはいえせっかく行くのだから朝の4時前には高速に乗って現地に向かうことに。
子供達は後部座席でシュラフに包まって寝かせてGOだ。

中央道を飛んで諏訪湖を北上、松本手前でチェーン規制が始まり大渋滞が発生。
結局一般道も混んだので八方尾根に着いたのは昼前11時ごろだった。
ゲレンデは多少曇っているが降雪などは無く視界は悪くない。

もちろんゴンドラアダムで兎平109まで直行ということはなく
咲花ゲレンデに車で直行。
ここは八方尾根でも一番なだらかで家族向けと呼ばれているところだ。


ちょっと前から家族向けのサービスとしてスノーパークを作るスキー場が
結構あちこちにできたが八方尾根もそんな時代に乗って
ソリやチュービングができるパークが出来ていた。
そこで子供が遊び始めたらスキーなんて出来ない。
リフトチケットも買わずに一日目はパークだけで終わった。


実はその日八方尾根は祭りが開かれていて
夜にも色々なイベントがあった。
中でも名木山ゲレンデを使った花火の打ち上げは
雪山をバックに凍えるほど寒い夜空に美しい大輪の花が咲いて
夏の花火とはまた違う趣がありそれは見事であった。


二日目は本当の晴天。
ふもとの駐車場から一番上のリーゼングラードのゲレンデまで見えるという
超絶最高のコンディションの日だった。
八方尾根にはかなりの回数行っているのだが
なかなかこんなコンディションの日に出くわすことは少ない。

予定では二日目はあまり滑る気は無かったが
この天候では帰るわけには行くまいと言う事で咲花ゲレンデに向かった。
子供はチュービングがしたいというがココまで来てスキーをせずには帰れない。

リフト券を買い手近のトリプルリフトに家族で乗った。
リフトから降りて見ると子供と嫁さんの具合がおかしい。
どうも斜度がきつくて出だしが降りられない様子。
仕方が無いのでスキー板を外して斜度の落ち着いた場所まで歩いて降りる。

子供らは今まで緩やかな斜面でしか滑ったことが無かったので
ターンの練習をほとんどしていなかったのだ。

そこから半日ターンの練習。
午後になってようやく上達が見えたところで八方尾根を後にした。


緩いバーンではターンなんて意識しなくても問題無かったが
少し厳しいところに出くわした時にターンが必須なのだということに
気がつけただけでも今回のスキーは手ごたえがあり良かった。

また一つ目標が見えた気がする。
嫁も子供も八方尾根はかなり気に入ったようだ。
何年先になるか全く分からないが
家族でリーゼンスラロームを滑って降りたいと思った。











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