2012年1月の研究開発記録&雑記帳>


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2011年12月









1月23日(月)「携帯カイロ」


1月も半ばを過ぎてとても寒い日が続く。
私は昔から比較的寒さに強い方だが
嫁さんはこの時期冷えに悩まされるのだ。

慢性的なしもやけとひび割れ。
水仕事が多いと手が荒れるのだ。
お湯を使って家事をしても空気が乾燥しているので
あまり効果はないらしい。

手のひび割れには軟膏を、
足のしもやけには厚手のスリッパを着用しているが
なかなか辛そうだ。

そんな時冷え性に関する本等を読んで
やはり身体を温めることが根本的な治癒につながると考え
携帯カイロをあげようと思った。


使い捨てカイロは今の時代ちょっとゴミが出るので却下。
最近良くネットで見るのはUSB接続で充電できる電気カイロだ。
SW一つでON/OFFができるのは良いじゃないか?
これも調べるとエネループブランドを始め
怪しげな中華モノからいろいろ種類があるようだ。
しかし使用者の感想を見ると基本的にはあまり暖かくないらしい。
冷え性の改善にはちょっと物足りないか。

それと合わせて見るのがジッポのハンディウォーマーだ。
ぱっと見のデザインはいかにもZIPPOらしくておしゃれっぽい。
構造を見ると基本的にはハクキンカイロと同じモノらしい。
OEMのような感じもするがそのような記述は何処にも無い。
よくよく調べると以前はハクキンカイロのOEMだったようなのだが
最近では本体を中国などで製作しているようだ。

それに比べてハクキンカイロはまごう事なき日本国産。
ちょっとレトロな感じと新しい感じが合わさったデザインも良さそうだ。

ハクキンカイロの会社の通販で買えるようなのだが
送料なども掛かるようなので近くのホームセンターに探しに行ったら
使い捨てカイロ売り場の片隅にほんの少しだけ置いてあった。
早速燃料のベンジンと本体を買って家で試すことに。

燃料は専用のカップで計って入れるのだが
本当に少量なのでこれで何時間も持つのか?と不思議なくらいだ。
燃料を入れてそこに火口と呼ばれるパーツを嵌める。

これはプラチナとガラス繊維で出来た綿のような物を金属の被せモノが覆っている。
ここで揮発したベンジン(炭化水素燃料)が酸素と結合して
二酸化炭素と水と反応熱を出す触媒反応を利用したカイロということだ。
言ってみればバイクのマフラーのキャタライザーみたいなものだな。

最初に火口に熱を与えないと反応が始まらないので
手持ちのバーナーライターで一瞬だけ炙る。
すると少しづつ触媒反応が始まり暗いところで見ると
火口が少し赤くなっているのが分かる。

ふたをして買ったときに付いて来た巾着に入れてポケットに入れると
だんだん暖かくなってきた。

使い捨てカイロと明らかに違うのはその温度の持続の仕方だ。
燃料が切れるまでぬるくなることは無くかなりの時間高い温度を保つ。
半分の量を入れると約12時間だったので満タンで約24時間持つんだな。

ただしこのカイロのネガティブ要素としては簡単に反応は止められないこと。
酸素の供給を断つと止められるが密閉容器が必要だ。
それと液体燃料はこぼしやすいし不用意なことで着火し易いので
取り扱いは要注意ということ。

とにもかくにもランニングコストが安くてパワーのある暖かさは捨てがたい。
嫁さんも腰に着けてみてとても暖かいので気に入ったようだ。
これで冷え症が少しは治まってくれれば良いな。

このアイテムはなかなか面白いしかなり実用的なので
スキーとか冬のツーリングにもってこいだと思う。
自分用にもう1個買おうかな・・・




1月17日(火)「みんなでスキー」


先週末今シーズン初のスキーに行って来た。
いつもは家族だけで行くのだが今回は近所の人達と合同なのだ。

ステップワゴンに3家族8人。
最初は無理かなと思ったが3人がレンタルなので板は5本だけ。
ブーツが6足とウェアーが人数分。
やってみたら入るものだ。
ウチの車にはキャリアーもBOXも積んでいないが
座席の下にスペースがあるのでそのスペースを利用すると結構いけるのだ。


かくして一行は群馬県はたんばらスキーパークへ出発。
今回は下の子供4歳に初めてレンタルでスキーを履かせてみた。

板を履いて5分後
まずはみんなで第一リフトを上がることに。
さすがに下の子は練習も何も無いので私が連れて行くことにした。

いきなりリフト乗り場に行った訳だが
抱えれば何とかなるのだ。

だらだらの坂で子供の練習を始める。
4才とはいえ一応自転車の補助輪無しに乗れるのだから
スピードには慣れているはずだ。
しかしさすがに滑る感覚は良く分からないようだ。

スキーを履いたまま両脇を抱えて持ち上げて滑ってみる。
本人の練習というよりまずはスキーの感覚を慣れさせるのが目的だ。

しかし子供というのは体が小さく手足の冷えが早い。
スキーグローブをしているが末端がすぐに冷えるようだ。

2本目を滑る前に自動販売機でココアを買い手を温める。
午前中はそんな感じでまったりと2本滑っただけだ。
こうして小さい頃から何回も体験していれば必ず上手くなるだろう。


2月には白馬八方尾根の宿を予約したので
今からとても楽しみである。









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