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3月31日(土)「歩いてGPS」


昨今の携帯電話は非常に多機能でTVを始め様々な使い道がある。
スマートフォンに至っては30年前の漫画やSFに出てきたアイテムそのものだ。

今使っている携帯電話も契約したての頃はパケホーダイのサービスを利用して
色々とやってみた。
特に期待したのはGPSが入っているのだから
カーナビ代わりになるだろうと思っていたのだが
携帯電話に持てる地図の容量なんてたかがしれていて
頻繁に地図を読みにサーバーにアクセスする代物で
とても専用カーナビに置き換われるものではなかった。

あれから時代は流れ昨今ではハンディーナビも進化を遂げ
低価格で優秀な物も増えてきた。
それと共にスマートフォン用アプリなども進化を遂げ
専用ナビに匹敵するようなソフトも出てきた。

しかし私はまだスマートフォンは持っていない。
色々な理由で持たないのだが手元に現在地を表示できる「なにか」は欲しい。

最新ガジェットで手元にあるのは「IPOD TOUCH」
これにはGPSのアンテナは付いていないので地図アプリがあっても
ナビにはならないのだ。

ある日ネットでブルートゥース接続のGPSユニットを見かけた。
「dual xgps150 universal bluetooth gps receiver」

アマゾンで買えるのならと即注文。

届いて箱から出してIPODとペアリングしてみたら本当にあっさり繋がった。
これでGPSが補足できているのだろうか・・・
窓際にレシーバーを置き数秒後IPODの地図に正確に自宅の上に中心が来た。

面白いのでそのまま外に持って歩いていくと歩行スピードに合わせて
ポイントが動いている。
昔持ってたハンディーナビ「コロンブス」ではこうはいかなかったなぁ。
1秒ごとに点滅している自分の点を追いかけるのにも少し精度が悪かった記憶がある。

徒歩、自転車、バイクの地図はこれで十分だ!

それから色々なお出掛けに一緒に持ち歩くことにした。
都内を走ったり高速に乗ったりスキーの雪山にも持っていった。
リフトに乗っていてもその移動速度で補足されるし
電車の中でも窓辺なら衛星を補足して追いかけてくれるので
地図を見ているだけでなかなか面白い。


メリットとして分かったことは
こいつはあまりバッテリーを食わないこと。
8時間ほど実働できるとマニュアルにあったが確かにその通り。
次にアンテナとIPODが別々ということは車やバイクに搭載し易いこと。
本体のドックに差すタイプのGPSだとどうしても機能性が落ちる。
あとは衛星補足精度が結構高いこと。
自宅の窓辺だと南北どちらの窓においてもその付近まで寄ってくれる。
IPODのスリープ状態→MAP表示にした時の位置補足の復帰も速いと思う。
もちろんアプリによるだろうが音楽を聴きながらMAP見れるのもGOODだ。

反面デメリットは思ったより大きいこと。
これはアンテナの精度のメリットと引き換えになっていると思われる。
腕時計のように着けることもできるがG-SHOCKのふた周りはでかいサイズと
メタリック塗装の赤がとても目立つ。
ただしポケットに入れても衛星は十分補足しているのであまり問題無さそう。
それと価格がやや高い(12800円で購入)
インジケーターのLEDが結構眩しいので直視しないほうが良い。


いろいろ書いたが私的にはコイツは十分アリだ。
地図好きにはたまらないアイテムの一つ。
通信料も要らないし専用ナビよりもスムースなMAP表示。
また持ち歩くガジェットが増えたな。










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