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7月23日(日)「続TYPE-R顛末記」


だんだん新しいPCと旧PCの住み分けができてきた。


旧マシンではwebの巡回とメールのやりとり。
新マシンではTVの録画や処理に時間のかかる音楽データ変換や
動画の変換などの重い作業。


携帯電話をFOMA902iに替えた時から気になっていた動画FILEの変換に挑戦。
もちろん携帯動画変換君で。

初めて使うのだがとてもお手軽だ。
試しにけよりなに付いていたOPデータ(MPEG2)の変換をしてみた。
10秒ほどで3pgのデータに変換され指定のフォルダに格納終了。

お手軽にも程があるな。
さすが昨年窓杜の最優秀ソフトに選ばれたこともある実績は伊達じゃない。
昔のPCでの一晩掛けての動画変換が嘘のようだ・・・



が、携帯に転送してから問題発生。
何故か動画が見られない。
できているファイルはPCでチェックして再生可能データであることは間違いない。
恐らく間違っているのはファイル名か格納場所だろうと何度も確認してみるが
間違って無さそうなのだ。


・・・悩むこと10分。
結局問題は初歩の初歩で新PCは拡張子が非表示になっていたこと。
ファイル名がダブル拡張子になっていたことが原因だった。

拡張子が見えるように設定変更して何事も無かったように解決。

PCで再生する場合だと拡張子の不具合はソフトが勝手に吸収してくれるが
端末だと厳密に指定しないといけないトラブルの初歩である。


携帯の小さな画面でどうかとも思ったが
それなりの解像度があるようで結構細かい文字まで認識でき
データ圧縮のノイズも余り感じない。
動きの速いところもまあ見られる。

携帯だとPSPを持ち歩くよりも自然だから電車の中とかでも恥ずかしくないかな。



携帯の音楽変換は使い難いと定評のPANAの「SD-JUKEBOX」を使用。
とはいえ今までのWAVEリッピング→MP3変換のことを思うと
手間と時間は圧倒的に減ったと思う。

i-tuneとかに慣れていると不便に思うんだろうか。
使っていないのでその辺は良く分からない。

国産ソフトの仕様は著作権等のシバリが厳しいこともあるのかもしれないけど
ユーザーインターフェイスの使い難さは言い訳できないかもしれない。


・・・ま、これだけ動画や音楽が手軽になると
とりあえずminiSDメディアの1Gが欲しくなるなぁ。



まだBLU-RAYのディスクは使っていないのだけど
そろそろSONYからお試しソフトが送られてくるはず。
・・・そう言えば
「AIR」のBlu-ray Disc BOXが11月に限定生産で
発売だったよな。

29800円が高いか安いか。





7月16日(日)「TYPE-R顛末記」


さて新VAIOを使い始めて約1週間。
それなりに使い勝手みたいなところが少しずつ分かってきた。


一番気になっていたのはルームリンクシステムの構築。
2FのVAIOと1Fの液晶TVをつなげるためにLAN回線を通し
ルーターの構成を替える。

TYPE-Rのビデオサーバーとしての録画機能は問題無いが
ルームリンクから録画内容を探す時に日付が表示されないのは
システム的に不便だ。

同じ番組を録画してあると最新の録画内容かどうか
一度呼び出さないと分からないと言うのは不親切だな。
この辺りはアップデートプログラムを待ちたい。


ただそれ以外の操作は概ね良好。
1Fのリモコンからサスペンド状態のサーバーを起こすこともでき
操作を一定時間しなければまた勝手にサーバーが自動的にサスペンドになるので
まあ使い勝手は良い。


旧マシンはそのまま横に移動して置いてあるので相互共有を掛け
レガシーデータをそのまま使用出来るのはありがたい。
共有設定もWINDOWS-XPだと簡単だな。

画面を切り替えれば片方がデフラグ中などで使えない時でも
作業が止まらないのは便利だ。

スピーカは別系統で出力させているので別々のソースを出力していても
切り替える必要が無いのは助かる。


ただ狭い部屋(約2畳)に2台のPCを同時に起動するとやはり熱の問題が発生する。
さすがに暴走する訳ではないがこの季節の日中は人間が耐えられない。
さらにモニターからの熱の発生もかなりのモノだ。
真夏になったら夜でも大変なことになるだろう。

現状では扇風機で常に風を送って循環させているが
廃熱が多くて熱風を巡回させることになるのでコンピュータにも絶対良くはないだろう。
この問題に関しては熱交換器を導入することにした。
早く言えば専用エアコンだ。


それと週末池袋のビックカメラでDVDメディアを買ってきた。
が、BD(ブルーレイディスク)メディアは高い。
まあまだ普及前だから仕方が無いが一枚2600円で25GB。
感覚としては普及前のMDメディアのようだ。
その昔60分のディスクが一枚1500円でそれを箱買いしていたことを考えると
早くBDも普及して安くなってくれることを望みたい。

ついでにマウスもレーザーマウスを導入。
光学式のだと木目の机では反応が悪く使い物にならないのだ。
LOGITECHのG5は有線マウスだがどの道デスクトップでしか使わないから
充電の必要の無い方が面倒ではない。

1900×1200の広大な画面では高速で反応してくれるレーザーマウスが非常に有効だ。
しかも解像度(トラッキング精度)を簡単に切り替えられるので
ソフト毎に狙った位置にカーソルを移動させ易い。

確実に時代の進化が感じられる。


ちなみに「けよりな」は最初のシナリオをクリア。
ボリューム的にもシナリオ的にも少し物足りないのだけど
年をとったせいか涙腺が弱くなっているようだ。


せっかくアドビプレミアが入っているのだから映像の編集にも手を出したいけど
それはもう少し先になりそうだな〜




7月9日(日)「許認可」

携帯アプリの雑記更新中だが速報。

先日この雑記に書いていた財務省の認可が降り
緊急会議の末に予算が下りた。


いよいよ新しいマシンを導入するのだ。

その購入予定マシンは前にも書いた新型「VAIO-TYPE-R」
今年のSONYのフラグシップマシンだ。
今までのマシン(WIN98)では最近のソフトに対応してなくて
いよいよMICROSOFTも98のサポート打ち切りを表明した背景がある。


が、財務省(嫁さん)にそんな理屈が利く訳ないので
地上波デジタルの録画と子供番組のDVD化が簡単にできると
単純明快に説明し認可を得ることに成功。

その予算は、財務省から十万円。
残りを自分で負担することで資金調達することにした。



PCを替えるに当たっての最初の大問題はモニターだった。
新しいPCはデジタル放送の視聴録画が可能なボードを積むので
HDCP規格の搭載されたモニターを買わないといけない。

しかしSONYから発売されているモニターのHDCP対応は最大でも20インチ。

仕事で使っているモニターがSONY23インチで
それを標準として慣れているため20インチだときっと狭く感じるだろう。

かといってNANAOはHDCP対応のモニターがラインナップされていない。
FlexScanシリーズの「S2410W」がHDCP対応だったらなぁ・・・
残されている選択肢はDELLの「2407WFP」か・・・価格は惹かれるものがあるのだが
いかんせんちょっと曰く付きで躊躇してしまう。

そんな折にIO-DATAから新しいシリーズのモニター「LCD-TV241XBR」が発表された。

LCD-TV241Xシリーズは、1920×1200ドット(WUXGA)表示に対応し
フルスペックHD表示をサポートする24.1インチワイド液晶ディスプレイ。
HDCP対応のDVI端子を装備しアナログD-SubとD端子、ステレオスピーカーを内蔵する。

スペック的には全く問題無いが発売が6月30日ということで
まだ人柱報告もないという状態。
でもS620マシンを生かす上ではアナログD-subは重要な入力。
と言う事でぽちっとな。

ようやく最近では某巨大掲示板に人柱報告が上がってきたけど
特に私の使い方だと問題なさそうだ。


埼玉県では近くのイオンにVAIOオーナーメードのコーナーがあるので
そこでモデルについて相談&注文。


そして七夕の日にそれはやってきた。

箱から出した時の凄まじいまでの存在感にある種の感動を覚えた。
PCのくせに重厚で美しいデザイン。
眺めている時間がSONYマニアとして至福の一時。


子供を寝かせてから早速セットアップ。
思っているよりも時間が掛からずにあっけなくセットアップ完了した。

モニターとの相性も問題なく地上波デジタル放送も見られる。

まだ全然使っていないので報告と言うほどのことはできないけど
最近のPCのTV録画の簡易さには驚いたかな。

子供番組(イチジョウマン)を録画して見せたらそれはそれは喜んだので
思惑通りに運用していくことができそうだ。
後はルームリンクシステムの構築か。




これでようやく「けよりな」初回限定DVD版がインストできるなと思っていたり。
<超爆システムの無駄使い。




7月01日(土)「携帯アプリ」


さて続いてはローリングサンダーである。


ここに来ている人で知らない人はいないと思うけど
元々は1986年の12月に登場したNAMCOの業務用ビデオゲームで
20年経った今なお、色褪せないスパイアクションゲームだ。


操作はそんなに難しくないのだが敵のアルゴリズムと出現位置を
知らないととにかく難しく感じるだろう。

ちなみにファミコン移植版もあるのだが業務用よりも数段難易度が高い。
ファミコン用がクリアできれば業務用などぬる過ぎる気もするかも。
たぶん今の小学生とかだとクリアする前にコントローラーを投げるのでは?


業務用ではオールクリアもできていたが果たして携帯アプリでは・・・


まず驚いたのが見た目の移植度の高さだ。
主人公はスパイで滑らかなアクションがこのゲームのキモなのだが
これが非常に良く再現出来ているのだ。

業務用のローリングサンダー2が手抜きか?と思わせるような出来だったのに
携帯アプリのこの少ないメモリの中でなかなかやるではないか。

しかも敵の出現位置やパターンもかなり忠実に移植されている。
大半はそのまま業務用のテクニックが通用する。
さすがにバグまでは再現不可だったが近い動作が可能だった。

敵の数も少し減らしてあるし銃弾を受けても即死ではないし
さらに制限時間がかなり緩められていてゆっくり攻略しても全く問題無い。
エキスパートには時間短縮することでハイスコアを更新させる狙いもあって
面白さを落としているものではない。

さらにスタート時にクリアしたことのあるエリアまでの
スキップセレクトコンティニュー機能もあっていたれりつくせり。

これなら一般向けに直しましたと言っても問題無いレベル。
非常に優秀な出来だと思う。

しかもコントロールも4方向と2ボタンで斜めに入って困ることは無い。
もともと良く出来ていたのを更にアクションゲームとしての完成度を高めてあるなと
このアプリを作ったスタッフにおしみない賞賛の拍手を贈りたい。

但し全く問題があるわけではなく
溶岩湖のシーンなどでの細心の注意を払わないといけない
微調整が必要なコントロールはやはり難しいから
その辺りだけは惜しい点だろう。


ただそれを考慮してもとてもよく出来ているので
これが遊べるのだったらアプリキャロットに登録していても損した気にならないな。

もちろん数回のトライで1COINオールクリアはできたので
これからはぼちぼちハイスコアの更新を目指すところかな。



次回レビューは「イシターの復活」
現在鋭意攻略中。










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