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6月30日(土)「幕張」
幕張と言えば幕張メッセと千葉マリンスタジアムが有名なところか。
東京モーターショーやゲームショーなどのイベントが開かれる
関東でも指折りの有名な街である。
久々に訪れた雨の幕張はやはり渋滞のメッカだった。
東関東道を降りたら国道14号線はだだ混みでうんざりだ。
今回幕張に来た目的はその手のイベントではない。
友人の引越しのお手伝いだ。
まあこれも在る意味イベントであることには違いないが。
これから一人暮しをしようとするその部屋は1DKのアパートだった。
風呂とトイレは別々で居住空間も十畳ほどある広い部屋だ。
引越しに伴う入居の時は結構わくわくして面白い。
白いキャンバスに絵を描くように部屋のレイアウトやその構築を
している時が良いのだ。
落ちつくまでは大変だけどでも言い換えるとそれまでは
どきどきが楽しめるということにもなるか。
力仕事は特になかったが車でお手伝いに行ったので
買い物や銀行のお使いや留守番に少しは役に立ったかな。
自分も部屋の模様替えをして気持ちを替えて来るべき夏に備えるかな。
6月29日(金)「給食」
先日ふと食堂の調理場前を通りがかったところ
昼前だったので配膳の準備をしている最中だった。
ふと匂いで学校給食を思い出した。
今の学校では給食センターから配送されてくるらしいが
私の小学校の時はグラウンドの一角に給食室があり
おばさん達が毎日献立を調理してくれていた。
給食室のおばさん達が毎日作る給食は嫌いなメニューもあったけど
育ち盛りの子供達にとっては毎日の楽しみの時間であったに違いない。
給食は基本はパンとおかずと惣菜と牛乳であったが
牛乳は移り変わりの時期だったと記憶している。
小学校3年生まではびんの牛乳だった。
これにイチゴジャムを入れてみたりピーナッツバターを溶かそうと
してみたり・・・いや溶けなかったのだがね。
でも小学生の低学年には容器自体が重くたまに落として割るクラスもあった。
それから牛乳の容器はテトラパックに変わった。
テトラパックはいわゆる三角牛乳だ。
飲み終わった後に踏んで大きな音を出すのが一時流行ったかな。
無論掃除が大変なのですぐに禁止令が出たが。
結局卒業までテトラパックだったのだが
今はブリックパックが主流みたいだな。
びん牛乳はキオスクや銭湯等でまだ見かけるが三角牛乳はなかなか見ないね。
食事の匂いからここまで想像が膨らむとは思わなかったが
なかなかノスタルジーを味わえた面白い一瞬だった。
6月28日(木)「ユニーククロス?」
もともとカジュアルな服装が好きな私はジーンズとTシャツ姿が多い。
その昔はイトーヨーカドーやダイエーなどのスーパーマーケットに
衣料品を買いに行っていたものだが最近はもっぱら「ユニクロ」に
行く事が多い。
「ユニクロ」はカジュアルショップの台頭で年商4000億円を超える
巨大衣料品ショップに成長した。
大阪に帰ってるときにもシャツを洗いきってしまったので近くのユニクロに
買いに行く事にした。
ユニクロの駐車場に10時55分に着いた時にはまだ開店していなかった。
開店は11時だったのでぼちぼち待つことに。
私が到着した後にも続々と車が駐車場に入ってくる。
確か今日は平日だったはずだが開店時には駐車場の半分が埋まっていた。
開店と同時に客が入る。
すぐに店員があわただしく応対に走る。
今までの通常の衣料品売り場では考えられないことだ。
ユニクロの人気の高さを知った一瞬。
そう言えば次回のオリンピックの公式ユニフォームにも
ユニクロが採用されるとか。
急速に伸びる企業の勢いは恐ろしいものがあるな。
6月27日(水)「ペットボトル」
最近ごみを仕分けしていて思うのが飲料容器の多種多様化だ。
缶と瓶とペットボトルに分別できるが
今の主流はやはりペットペットボトルだな。
こいつは容器が軽くて割れにくい。
いつでももう一度蓋ができるキャップ式なのが受けたのだろう。
原料の再利用も可能でなかなか今の時代に合っているではないか。
しかし缶でもプルトップではない新しい方式のが出始めた。
ボトルネックになっていてキャップの付いているスクリューボトルだ。
出始めはビールだったと記憶しているが最近はお茶などにも採用が始まったな。
そうそうコーヒーなどにも採用され始めたかな。
良く考えてみると清涼飲料の価格は不思議だ。
500mlのペットボトルと350mlのボトルの値段が20円しか違わないし
缶に至っては250mlと350mlの容量が同じ値段である。
まあ飲料の原価など劇的に安いだろうから
多少容量が違ってもペイできるに違いない。
最近私はペットボトルの再利用でこれを水筒にしている。
2lの生茶を約200円で買い350mlのボトルに入れ替えて持ち歩く。
これだと約6回分入れられるが本来買えば700円分のところを500円近く
節約できるわけだ。
セコいかも知れないが細かく節約していると結構長い目では違いが大きい。
それで浮いたお金で大きな買い物をするのだから
金銭の使い方は人それぞれということだな。
金の無い奴は俺んとこへ来い。
俺も無いけど心配すんな。
上手に節約していけば
そのうちなんとかなるだろう〜♪
なんともならない場合もあるけどね。
多重債務とか博打に手を出したとか。
快楽を前借りで借金しておいて返せないという考えは甘い。
・・・それにしても今回もかなり強引なオチだな。
6月26日(火)「機上の人」
飛行機に乗るのは楽しい。
いや個人的な意見なので嫌いな人には申し訳ない。
離陸の時にかかるGも良いし着陸時の減速Gも心地よい。
今回大阪には夜に車で帰るはずだったのに睡魔に負けて気が付けば午前6時という
悲しいことになってしまった。
その時間になると環8はだだ混み。
いきなりやる気をそがれて部屋に帰りネットで航空券の予約をしてしまうのだ。
それと今回は羽田空港に行くのに京急を使ってみることにする。
通常浜松町で下車し都産貿・・・もとい東京モノレールに乗るのだが
品川まで出て京急に乗る。
京急は特急に乗っても別料金は発生せずだった。
蒲田を経由するときにPIOが見えたのは気のせいではないな。
すぐ裏を走っているのだ。
天空橋は東京モノレールとの連絡駅だ。
以前は羽田と言う名前の駅だったが昨年改称されて天空橋となったのは
記憶に新しい。
結果として京急でも東京モノレールでも大して変わりはなかったな。
品川まで行かねばならない分和光方面からだと時間がかかるかな。
離陸寸前に搭乗券を取ると窓際はまず座れない。
外を見たければ窓際それも飛ぶ方向を考えて陸地側に座らないと面白くないね。
かなり前から予約をしていれば取れるけど寸前で飛び乗ることが多い私は
なかなか窓際が取れない。
外が見えないのならば仕方が無い。
離陸して高度が安定するとおもむろにPCを取り出してこのHPのネタを打つのだ。
機内でPCを開くサラリーマンはたまにいるがPCでHPを作っている人間は
あまりいないな。
だけどファイナルアプローチに入るとPCを閉じなければならない。
東京から大阪の区間では30分ほどしかないのだな。
だからこの文章も1本書けたら御の字だ。
滞在時間は短くても機内は特殊空間だから好きなんだな。
6月25日(月)「納税は計画的に」
なかなか仕事のひまが無く自動車税が納められなくて
2ヶ月近くが過ぎた。
ようやく一日だけ休みが取れたので納付書を持って銀行へ。
諸々事情で大阪で納税することになった。
某都市銀行に入るとキャッシュディスペンサーは長蛇の列だった。
しまった!今日は25日で五十日(ごとび)じゃないか。
大阪の商人は5と10の付く日に支払いをする習慣があるので
五十日は銀行他の金融機関が大変混雑するのだ。
思わぬ先制パンチを食らったが仕方なく順番待ち。
窓口で納付書を2枚出したのだが軽自動車(600F)は受けてもらえたが
車は指定銀行ではないから別途手数料630円かかるという。
軽自動車分だけ支払って郵便局に行く。
ここでも大勢の人間が待っていた。
窓口で納税する際に係員に一言言われてしまう。
「納付期限かなり過ぎてますよ、期限を守ってくださいね」
こちらだって納めたいのに行く暇がないのだ。
だから一言「いつでもコンビニでも納税できるようにしてください」
と言うと申し訳ありませんと謝られてしまった。
納税は国民の義務だからいつでも応じたいのはやまやまだ。
しかし仕事で忙しい独身者にはなかなか銀行の窓口が開いている時間に
行くのは難しい。
行政としてももっとサービスを向上して欲しいと願うのは
私のわがままだろうか。
6月24日(日)「出かけるときは忘れずに」
某カードのCMではない。
長期の旅行に出るときには各種機器用のバッテリー充電器を
持っていくのだが今回肝心な携帯電話の充電器を忘れてしまった。
今の携帯電話は一昔前に比べ非常にバッテリーの待ちうけ時間が
長くなっているのだがメールを打ったりi-modeでインターネットを
見たり少し長話等するとあっという間に消費してしまう。
特にカラー液晶だと電力消費がとても激しい。
まだ私のは白黒液晶なのでましな方だが
さすがに2日目の夜にはバッテリーの表示が残り1本になった。
このままでは全く使えなくなる。
コンビニでも簡易充電ができる機材が売っているのだが
わざわざ買うのもばかばかしいのでこまめに電源を落とすことに。
電話さえしなければほとんど消費しないだろう。
今の友人達はメールで連絡をすることの方が多いので困らないだろうし。
これからTFTカラー液晶の時代になっていくと思うが
このままバッテリーの持ちが弱いと様々な弊害が出るかも知れぬ。
どんどん改良されて行けば時代に追いつけるのだろうか。
6月23日(土)「ドラマティックストーリー」
用事で大阪に行くことになった。
夜に高速を飛ばして行けば朝には着くなと考えていろいろ準備したのだ。
ガソリンを入れようとしてはたと気が付く。
手持ちの現金が全然無いのだ。
急いで銀行に行くことに。
銀行が閉まるまであと15分だった。
まあでも駅前まで車で5分もあれば大丈夫だ。
が、車に乗りこもうとした時に友人から携帯電話が着信。
用件としては急用だったのでこちらを対応することにした。
なるべく手早く話をしたのだが8分以上経ってしまう。
リミットまであと10分も無い。
急いでエンジンをかけて大通りに出た。
さてここから次の信号まではこのスピードで走れば・・・
と思っていたら前にやたらと遅い車がいた。
あいにく今は1車線なので追い越すことができない。
何をのろのろ運転しているのか知らないがおかげで信号のタイミングが悪く
全て引っかかってしまう。
もしも血の気が多い時期だったら運転手に文句(で済めば良いが)を言いに
車を降りていただろうな。
が今はそんな場合ではない、一秒でも時間が優先だ。
何とか銀行の前に到着するも無常にも時間は1分過ぎていた為に
ディスペンサーは使えなかった。
・・・人生うまく行かない時の方が多いのかなと感じた一瞬。
もちろんその後コンビニのディスペンサーまで走ったのは言うまでもない。
世の中便利になったものだ。
6月22日(金)「行動力」
一番行動力があったのは高校生の時くらいではなかったか。
自転車で遠くまで走ったり夜中に家をこっそり抜け出して
コンビニに買い物に行って朝まで親の目を盗みゲームしたり。
電車で遠くへ行きたかったのもちょうどその時期か。
行動力というのは置き換えて見ると衝動によって突き動かされている
状態ともいえる。
自分が求める何かを探す、欲しがる、といったものを満たす為に
行動するからだ。
年齢を重ねると何事においてもさほど新しい刺激と感じないので
あまり行動力が働かなくなってくる。
むしろ落ちついてしまうのが普通だな。
しかしそれが普通なのだろうか。
いや違う。
本心ではいつも新鮮な刺激を求めて生きている人は大勢いるが
大多数はただ棚からぼたもちを待っているだけにすぎない。
欲しいけどいろいろなしがらみがあって動けないのだ。
それを探してまで欲する人は一握りだ。
行動を起こさないと何も変わらない。
日々の生活に慣れて生きるだけだ。
自分で行動を起こした人間だけがなんでも掴み取れると言うことを
忘れてはならない。
それによって今まで築きあげたモノを失うかもしれないが
失うことを恐れていたら決して前には進めない。
6月21日(木)「発表会」
久々に新車の発表会に出る機会があった。
朝からスーツを持って仕事に行く。
早めに仕事を切り上げて更衣室でスーツに着替えて出発する。
天気は相変わらずよろしくない。
着慣れないスーツで動きづらいのに湿気がさらにそれを助長する。
よくもまあ電車に乗ってる人達はいつも我慢できるものだなと感心。
東京の都心にほど近い赤坂全日空ホテルが発表会会場だった。
プレスや関係者が大勢いる中、開発者達の説明が始まる。
ムービーが流れTVCFが流れいよいよ幕が上がると
ドレスアップした勇姿の車が何台も展示されていた。
華やかな会場は人の群れで埋め尽されいたるところでフラッシュが焚かれて
まさにお祭りである。
お祭り騒ぎの会場の隅で受け取ったカタログを見ながらうなずく。
広報資料に目を通してスペックなどを確認する。
思ったよりも室内空間が広くコンパクトカーなのに上質な印象を受けた。
今回はインテリアもかなり力を入れたのだな。
しばらく時間を置いて少し人の波が収まってからおもむろに
一台の試乗車のドアを開けて乗り込む。
ドアを閉めると会場の雰囲気を遮断し車の息遣いが聞こえてくるようだ。
乗車姿勢をきっちり取り車内各部を順に触る。
思ったよりも使いやすそうだな。
あっという間に時間は経ち閉会の準備が始まった。
取引先のお客やプレスはすでに帰りずいぶんと閑散とした中に
華やかなムードの中の哀愁を一瞬感じた。
しかし車のコストダウンは驚くほど進みずいぶん安くなったものだ。
1.3Lの車なのに一昔前の軽自動車並の価格なのだからな。
バブルの頃のように何でもありというわけにはいかないが
時代のニーズを捉え損ねない限り売れていくと思う。
普段着ないスーツでの電車乗車は非常に疲労していて
帰りの電車が辛かったのは言うまでも無い。
6月20日(水)「集中豪雨」
ちょっと蒸し暑い夜、車のサンルーフを空けて走行するのは気持ち良い。
適度に涼しい風が入るのでエアコンをつける必要がない。
閉め切ったままだと湿気で窓が曇るから外の風を入れることが大切だ。
そうやって走っていたら頭にポツポツと当たるものが。
ああ、雨が降ってきたのか。
仕方なくサンルーフを閉めてエアコンをつける。
雨は見る見るうちに豪雨となった。
夜中の夕立である。
傘を持っていないサラリーマンなどはもう諦めて歩いている。
気休めに小さなかばんを頭に当てている人もいる。
コンビニの前ではかなりの人が雨宿りしている。
あまりに突然だったので傘を持っていない歩行者はなす術も無かった。
その激しい雨は約十分間続き突然止んだ。
その豪雨はかなり局地的だったらしくしばらく走っていると
地面が濡れていないところになった。
にわか雨なんてそんなもんだがこれに遭遇するのとしないのでは
受ける印象が違う。
車に乗っていたので大雨が降ってもああ凄いなで済んだが
歩いている時だったらしゃれにならないだろうな。
車に乗っている時で良かったと思う一方
逃げるように走る歩行者の立場を考えると複雑な気分でもあった。
安全な所から眺めていられることの卑怯さみたいなものを感じたのだ。
6月19日(火)「人の原動力」
このところ続く減食のおかげでだんだん空腹感が感じなくなってきた。
たまにお腹が空いたなとも思うが死ぬほど食べたいと思うことは無い。
体にとって良いことなのか悪いことなのか。
食事を取らないことはあまりお勧めできないが
毎日腹いっぱい食べて運動もせずにいたら
それはそれは簡単に成人病予備軍に転落することは間違い無い。
今、私がやってることは荒療治なので方法として間違っているかもしれないが
精神的にも食欲が無い上に仕事が非常に忙しいので
昼食をゆっくり取っている暇も無いという背景も背中を後押ししている。
前は食事の時間が来るのを楽しみにしていたのに
その気力も失いつつあるのかもしれぬ。
いかん、空腹が過ぎると人間はネガティブシンキングになりやすい。
空腹は不幸の象徴のような状況だからでもあるが
気分が落ち着かないからということもあろうか。
風呂に入って自分の体を見るたびにこの辺が気になるというのが募ってきた。
今しばらく今までの生活を改めるというつもりで空腹と戦うことにするか。
ダイエットに成功するには精神力も必要だな。
もしくは強制労働で体を動かさざるを得ない状況になるかだ。
自分に負けない為に。
6月18日(月)「ターゲット」
昨日Kホビーのてっぽう館に行ってきた。
友人達がエアーガンを買うというので行ったのだが
私は別の目的があった。
先日栃木よりチューンナップされて戻ってきたMP5改を
シューティングレンジで調整試射するためである。
ついでにSSも持って行ったのだがパワーチェックで引っかかり
あえなく退場の憂き目を見た。
ちなみに1.46jであった。
しかしMP5改は問題無くパワーチェックを通過。
精度重視のノーマルスプリングのはずだから問題ないのだ。
ちなみに1.0jほどであった。
ただMP5改をガンケースから取り出した瞬間の店員の顔は忘れられない。
「なんですかそれ?」と聞かれてしまった。
一階のシューティングレンジは10mレンジで主にハンドガン用だった。
店員の案内で二階へ上がると30mの無風ロングシューティングレンジが3本あった。
そのうちの一本の前で店員が自慢気に言う。
「うちのこのレンジは難しいですよ」
見ると30m先に直径15cmくらいの金属の皿がターゲットで置いてあった。
レンジの横の壁には激ムズとの文字が。
そりゃあここでやるしかないだろう。
店員に告げて速遅堕氏と梅氏の合作MP5改を取り出す。
店員の本当に難しいですよの声を尻目にレンジに構える。
そして初弾をシュート。
「かーん」
一撃目にターゲットに命中、やはり凄まじい命中精度だ。
撃った自分も驚いたが思わず笑ってしまった。
その後はかーんかーんと連続でターゲットにヒットさせる。
ホップのかかり具合が良くないと安定しないが
ジャスト設定だと面白いように狙ったところにヒットした。
むう、さすが往年の名作と言っただけのことはある。
メンテナンスを忘れずにしていたらずっとこの精度は保てるであろう。
6月17日(日)「決断は間違いではなかった」
先日から行なってる企画のダイエットだが体重を減らすというのは
なかなか難しいことである。
何故ならばそれは生活習慣を変えるということでもあるからだ。
長い間続けてきた習慣を変えようとするのには難しいことだ。
でも環境の変化があるかなんらかのきっかけを期に生活態度を見直すことが
あれば人間は変わることができるだろう。
普段食べたいものを食べ飲みたい時に飲んできた習慣を考えると
かなり何も考えてなかったように思える。
何も考えていないからこそ歳を取って運動量が減っても
食事は余り変わらないという悪循環を辿り肥満につながっていく。
今日は一時間程卓球をした。
相手はおなじみゆ〜のすさんだ。
昨日もちょっと亞以さんも交えて卓球したのだがあまりに楽しかったので
今日も少しやりに行ったわけだ。
ラリーが続いたりテクニカルプレイが出たりで腕の差はほとんど無かった。
実力が均衡している相手との卓球は非常に面白い。
手加減無しで戦えるのでかなり気持ち良いのだ。
カウントもせず二人して延々と球を追い続けた。
終わった直後はかなり汗をかいていた。
食事にも気を使い帰って入浴していよいよ本日の恐怖の瞬間。
体重計に乗るとデジタルメーターの数字が上がって行く。
昨日よりも体重計の数字は確実に軽くなっていた。
きっちり運動すれば効果はでるのだ。
・・・これは嬉しい。
毎日運動するきっかけを何とか作って生活習慣病におののく恐怖からの脱出を
したいと誓う一瞬だった。
やはり昨日の焼き鳥(皮)は食べなくて正解だったのだ。
6月16日(土)「拷問」
i-mode版で怪しい実験室をオープンさせた。
食事制限と運動によるダイエット企画である。
ここのところ平日は仕事が忙しく昼食もまともに取れなかった。
カロリーメイトでなんとか栄養を補給して帰りにコンビニで
サラダを買う毎日。
たんぱく質と野菜をバランス良く取りなおかつカロリー低めで
行こうという単純な考えだ。
しかし休日はパターンが崩れやすい。
昼食はサラダだったが夕食は仙台からきた友人達を交えて
みんなで居酒屋と言う運びになった。
メインは焼き鳥である。
焼き鳥と言えば何本食べても飽きないくらい好きなのだが
今のダイエット企画の都合上食うのは躊躇われる。
特に私が好きな焼き鳥の部位は皮なのだが
皮の部分は脂が一番多く乗っているコレステロールの特に高い部位でもある。
だから私はサラダを注文してもくもくと食うことにした。
が、みんなの前に出てくる焼き鳥の串を見ているとかなり羨ましい。
あの匂いと色が食欲をそそるのだ。
全く食わないのもたんぱく質が取れないのでささみを一本食べる。
旨い。
身体の芯に染み渡る旨さだ。
やはり身体は欲しがっている。
ゆっくり咀嚼して味わって胃の腑に落とす。
あとは我慢だ。
しかし何度も目の前に置かれる焼き鳥。
特に皮(塩コショウが最高)が目に訴えてくる。
ここで負けたらいかんと欲望と理性の一騎討ちが始まる。
やがて散々迷った挙句に一本なら良いか・・・と心の闇が囁く。
串を持った瞬間中性脂肪の悪魔の唇の端がニヤリと動いた気がした。
串を持つ悪の右手を左手が撃墜した。
皿の上にポトリと落ちた焼き鳥(塩皮)は他の人が食することになった。
・・・精神修行をしているようだ。
この悔しさをバネに体重を落とすつもりだ。
しかし帰って計ったら100g増えてるのはどういうこと!?
原因は恐らくお茶の飲みすぎか・・・
道のりはまだまだ果てしなく遠い。
6月15日(金)「雨音」
今年の梅雨は梅雨らしく結構雨が降る。
仕事で疲れていても洗濯物はたまっていく一方なので
部屋の中に干すのだ。
エアコンで除湿すればまあ乾く。
ちょっと匂いがするけど。
雨の日は嫌いだ。
楽しくバイクに乗れないし傘を差すのも鬱陶しい。
せっかくの予定もだめになってしまうこともある。
でも部屋でじっと考え事をする時に雨音は優しい。
困ったことや悲しい事があった時に考え込まずに元気に外で
発散するのも良い方法だが雨音だけが聞こえる部屋で
とつとつと気持ちを整理するのも時には良いものだ。
ぼーっと考える。
この雨はどこからきたのか。
遠く太平洋から蒸発して雲になり風に吹かれてやってきて
大地に降り注ぐ。
太古から何度も何度も繰り返されてきたことなのに
改めて考えると当たり前の事実がとても神秘的に思える。
たかが水が天から降ってくるだけのことなのに
大層に考えることもない気もするけどね。
世知辛い世の中だからせめてロマンを持って生きたいではないか。
6月14日(木)「新たなる研究」
私がHPを開設して丁度7ヶ月過ぎた。
ちょっとだけ振り返って見ても世間は激動をしている。
首相が森さんから小泉さんに。
新庄とイチローはメジャーリーグで大活躍で
そして毎日のように起きる凶悪犯罪。
軽く考えただけでも一昔前では考えられない時代を
我々は生きている。
個人的な話を言えば私も人生の激動期かもしれない。
友人は続々と結婚し弟は二人目の子供を授かった。
仕事は忙しくプライベートも忙しい。
逃げたくなるような現実を付き付けられているのかも。
でも私は逃げない。
むしろこの時期を楽しむかのように生きている。
きっと遠い未来にあんなに苦しいこともあったのかと
懐かしく考えられるようになるまで走りつづける。
i-mode版を作ったのも心の奥に不思議な力が宿ったからだ。
昔からi-modeには興味があり一応メインのHPは
i-modeでも見れるようにはなっていた。
しかしi-mode専用ではないのでいらない情報も表示されると
それだけ無駄な通信料金が課金されるので
何とかしたいと考えていた。
苦しい時にこそ新しい道を踏み出すのも面白いかもしれない。
自分に更なる枷を嵌めてこの気持ちを忘れないために。
誰のためでもない自分のために。
今、堂々のDDZi研究所i-mode研究室の開設だ。
6月13日(水)「ペンライト」
あなたが男性なら分かると思うのだが
良い道具に魅了される経験は無いだろうか。
デザインが良いとか利便性に優れているとか耐久性が高いモノは
特別な雰囲気を漂わしている。
世の中にはそういう雑誌も存在するのだからみんな感じているのだろう。
男は子供の頃から玩具が好きなのだ。
私も例に漏れず心ひかれる道具がいくつか在る。
普段持ち歩いているツールの中でも良く使うのが「MAGLITE」だ。
早く言えば懐中電灯の代名詞アメリカのMAG社が誇るポケットライトだ。
懐中電灯は持ち歩いていると思いもかけないところで使う時がくるので
手放せないのだな。
マグライトは丈夫で明るいし量販店で買えば3000円もしない。
単三乾電池はコンビニでいつでも手に入ると実に理に適った道具だ。
しかし最近急激に心ひかれるライトが出てきた。
MAG社のライバル会社?STREAMLIGHT社が開発した「BATONLITE」である。
これは何が良いかというと発光体が電球ではなく高輝度LEDなのである。
この雑記でも高輝度LEDは何回か書いたが消費電力が低くさらに電球ではないので
球切れの心配が無い。
欲しいなぁと願っていたのだが店で見かけることは無かった。
先日行きつけのバイク屋のメカニックの人が使っているのを見て事情を聞くと
取引き業者のMACツールが扱ってると言うので注文を出しておいたのだ。
それが今日届いていたので持って帰って嬉しくて眺めている訳だな。
早速実験して見る。
マグライトに比べ光の色が白い。
しかも焦点範囲が非常に広く全体的に明るいのだ。
例えて言えばマグライトは白熱電球だがバトンライトは白熱電球型にした
蛍光灯ボールみたいなものの明るさと言えばイメージが湧くだろうか。
また柄のお尻の部分にボタンがあってそれを押していると
明かりが点くのだが本体をねじれば常時点灯にもなる。
と結構感動モノのツールなのだが欠点もある。
電池が単5を三本使用するということと本体の値段が高いということである。
普及していないぶん仕方ないのだが直接MACツールから仕入れていても
6000円ほどしたのだ。
ネット上で販売しているのも見かけたが安くても9000円以上
一番高いところだと12000円の値段が付いていた。
しかし機能を考えるとこんなものかとも言える。
この良いモノにこだわるのは死ぬまでやめられそうにもないね。
ともかくマグライトと共にバトンライトは私の通常携行品に加えられたのだ。
6月12日(火)「エゴ」
やはりこれを書かねばなるまい。
大阪は池田で起こった小学生殺傷事件は犯人こそ捕まってはいるが
この事件の残した傷は深い。
無抵抗な子供を追いまわして合計8人亡くなるという大事件だが
犯人は自分は精神障害者だから罪に問われないと。
また過去に自分に関わった人間に対する復讐でもあると。
それだけのことで小学生は殺されてしまったのだ。
全く犯人の自分勝手である。
小学生に罪は全く無い。
最近のこの手の大事件は犯人のエゴによって起こるものが多くある。
「てるくはのる」の事件もそうだし九州のバス乗っ取り事件もそうだ。
精神障害者とまでは行かないが精神的に不安定な人間が起こす事件は
だんだん狂暴化している。
しかし本当に精神障害があるのだろうか。
自己中心的考えがあまりにも暴走して見た目におかしくなってる気がする。
日本人の美徳や礼儀などは近年急速に無くなりつつある。
自己中心的な人間が以前は煙たがられていたが今では
個人の自由という言葉の元に無法化している。
アメリカなどは個人主義なのだがそれはお互いにマナーやモラルが
守られる前提の元にだ。
勿論相手を認めた上で自分はこうだと議論するのだ。
今の日本は違う。
自分の考えの押しつけだけであって個人主義ではなくエゴイストの集団だ。
こんな風潮が無くならない限り自分以外を傷つけても平気な人間は
これからも後を断たないだろう。
何らかの軌道修正が必要なのだがどうしたらよいだろうか。
極論ではあるが人の痛みを分かるようにする為に
教育施設を作るのも必要なのではないかな。
6月11日(月)「栄養指導」
仕事中に私の電話が鳴った。
健康管理センターからの呼び出しだった。
やはり日頃の食生活が悪いのが検査結果に現れているらしい。
栄養指導のアドバイスを受けることになった。
自分でも最近ちょっと太ったかなと思っているがまだ大丈夫かなと
軽く考えていた。
しかし栄養師の話を聞いて思い当たるふしがかなりある。
一番だめなのは夕食の時間だそうだ。
私は通常午後9時に仕事を終わってから何らかの食事を取るのだが
午後8時を廻って食事するのが栄養学から見て即肥満につながるらしい。
それと好物にも大きな問題があった。
以前ここでドライソーセージの話をしたと思うがあれが好きだということを
伝えるととんでもないという表情をされた。
水分含量が低いドライソーセージはその分脂肪分を多く含む。
だから一日一本でも多すぎで月に一本もしくは半年に一本でもいいくらいですと。
というか食べない方がいいですとまで言われる。
軽いめまいがした。
しかし現状の体重が二年で5Kg増えていることを考えると
そんなことは言ってられ無い。
運動量を極端に増やすことのできない現状では食事制限せざるを得ない。
・・・まずは体重計を買うことが一番かな。
6月10日(日)「みんなのアイランド」
その昔ゲームなどはほとんど情報が無かった。
かろうじてマイコンベーシックマガジン(通称ベーマガ)やビープに
細々と載っているくらいだった。
新声社がゲーメストなるアーケードゲーム専門雑誌を出した時は
ついにここまで認識されてきたかと驚きだったな。
最初季刊だった雑誌もだんだん人気が出てきて月刊化され中身も濃くなってきた。
その頃はビデオゲーム(ゲーセンのゲームを家庭用テレビゲームと分ける為に呼
ぶ)が
全盛期に差しかかった頃だ。
数々の人気ゲームが生まれ楽しまれていた。
雑誌の攻略は熱くハイスコア争いもヒートアップした。
やはりこの手の雑誌の場合読者からの投稿も熱かった。
ゲーメストアイランドと呼ばれたそのコーナーは次第に大きくなって
雑誌の攻略を読むより面白くなったというジレンマまで持っていた。
もともと投稿者だったものが好きが嵩じて多数編集者になっているのも
専門誌ならではの光景だったといえるだろうか。
ずいぶん昔に読んだきりで忘れていたのにアイランドムックを見せてもらう
機会がありそれはもう爆笑ものだった。
すでに伝説となったチョッパー卍氏やDEAD崎氏や横山浩子氏のイラストは
今でも忘れない。
ファイナルファイトなどのゲームが出た時期は丁度脂の乗った時期で
投稿も白熱を帯びていた。
つっこみ三昧が何よりも面白かった。
数々の伝説を生んで暴走したゲーメストなのだが
新声社の企業方針の読み違いで事業拡大を進めた挙句に
二年ほど前に倒産してしまい伝説の雑誌になってしまった。
その後を継いだ「アルカディア」はもう昔の勢いはない。
何事にも時流というものが存在するという良い事例だろうか。
6月09日(土)「餃子行脚」
とある用事で宇都宮に出向いた。
通常ならばバイクで行きたいところだが持ち帰るものが
訳有りのものなので車で行く事にした。
いつものことだが内陸は天気が怪しく何時雷が発生しても不思議で無い。
佐野のSA付近から北は空が暗かった。
久々に北関東道を爆走したのだがここは約10kmの直線の道でオービスなどは無い。
100Km/hで走っていた私の車をフェアレディーZが軽く追い越して行った。
そう言えば私の車ももうすぐ満12年が来る。
ずいぶんがたが来ているので無理をさせる走りはしないのだが
周りに誰もいないのを確認してちょっとだけ最高速テストをやってみた。
・・・メーター読みで1○0Km/hは出るな。
空力が良いのを考慮してもエンジンはまだ元気みたいだ。
燃料がもったいないので早々にアクセルを戻す。
身体が高速域に慣れてしまうと通常速度が非常に遅く感じるようになる。
あまつさえ他の車が遅く感じられるようになる。
この状態は危険なのだ。
一刻も早く感覚を戻さないとコーナーに進入した時に恐ろしい目に合う。
高速走行した後は速度計によって感覚修正は教習所で教わった項目の一つだ。
人間の速度感など状態によって変わるのは当然だからな。
さて餃子も積み込み用事も済ませて帰路に着く。
時間も午後8時を廻ればもう暗い。
岩槻で東北道を降りて国道122号を走る。
幸い渋滞は無かった。
今回は覆面を見なかったな、などと考えていたら急に目に飛び込んできた。
パイプ椅子に座っている人物と道路際に置いてある白い物体。
ねずみ取りだ。
通過速度は80Km/h付近、ここは60Km/hが法定速度なのでだめかなと思ったが
停止係は動かずに止めさせられることは無かった。
胸を撫で下ろすことしきり、何時見ても嫌な光景だ。
結局外環の下でも取り締まりをやっていた。
交通安全週間ではなかったと思うが高速の感覚から一般道の感覚に戻すのが
遅かったら捕まっていたかもしれないな。
払うのは自動車税だけにしてくれ。
こんなところで無駄な出費はしたくない。
警察にもノルマの達成があるのかもしれないが善良な市民を速度取締りするより
他にすることあるだろうと思うのは私だけかな。
6月08日(金)「たこMS」
最近HPの更新が非常に不定期になっている。
仕事が忙しいのも理由の一つだがもっと問題なのは
PCがまたごねだしたのだ。
だんだん不調になってくるのが実感できるのだが
まず不調の前兆としてスタンバイができなくなってくる。
そしてタブレットの認識ができたりできなかったりする。
こうなると何時ハングってもおかしくない。
で、立ち上げてメモ帳を開いた瞬間にメモリー不足だとぬかしやがる。
そんな訳ないやん。
完全に重症だ。
また重い腰を上げて再インストールへの道を歩むのだ。
今回は比較的上手く行った気がしたが最後の最後で困らせてくれた。
TAが認識されないのだ。
何度やっても不明なデバイスと見られてしまう。
TAが認識されなきゃメールはおろかHP更新が出来ないではないか。
焦ってTAの説明書を出すがトラブルシューティングがまともに載ってない。
さすが天下の「みかかみい」製やね。
何をやってもだめだった。
一時間が経過しなかばやけになって接続ソフトを立ち上げたら
何故かネットに繋がっている。
あ?しかしデバイスマネージャーは不明なデバイスのままだ。
TAが認識されているようには見えないが試しにブラウザーを立ち上げてみたら
問題なくWEBが見れる。
まあいいや繋がったのだから深く考えないことにしよう。
良く分からないがさすがたこOSのMSやね。
6月07日(木)「スタープレイヤー」
さて昨日はコンティニューは1コインクリアよりも感動が薄れると書いた。
が、実際にゲーセンに行ってコンティニュープレイをするのには結構問題がある。
ゲーセンのゲームはみんなのものであって一人のものではないということだ。
コンティニューするというのは継続してその機械を占拠するという行為でもある。
人気のあるゲームだと順番待ちも発生するくらいでコンティニューというのは
嫌がられる傾向があった。
もちろん面白いゲームであるほどそれは顕著であった。
今のゲーセンで見ることはできないが昔の筐体はテーブル型がほとんどで
喫茶店やホテルのロビーなどの暇つぶしとしても利用されていた。
テーブル型の利点としてコインを入れなくてもコイン投入口の付近にコインを
置いておくことで順番をキープすることのできるゲーセンがあった。
もちろんローカルルールなので小さい駄菓子屋みたいなところがほとんどだが。
こんなローカルルールが存在したのは先にクレジットを入れておいてしまうと
勝手にコンティニューされて使われる危険性があったからだ。
まあこういう風景も今のゲーセンではまず見られないね。
さて独自の技を持っていてだんだんゲームがうまくなると注目を集めるようになる。
前人未到のシーンが見られるようになると後ろにギャラリーが付くようになる。
この状態がスタープレイヤーの証みたいなもので凄いテクニックを見ようと
どんどん後ろに人が集まるのだ。
こうなると当然コンティニュープレイなど許されない真剣勝負になる。
ゲームによっても違うが一度プレイヤーがやられるだけでも
ギャラリーが散ることは珍しくない。
ギャラリーの反応はとても素直なのだ。
また苦難の末にエンディングに到達するのと軽くエンディングに到達するのでは
ギャラリーの反応が違う。
難しいと言われているゲームを軽くエンディングまで行けると賞賛を
浴びることになる。
さすがに拍手まではしないがあー凄いもの見たなとみんな思う。
プレイヤーが苦心しながらエンディングを迎えると周りの雰囲気は
とてもアットホーム的なものになる。
誰も何も言わないが最後まで良く頑張ったね的な柔らかい気持ちになる。
ゲーセンは直接的な言葉の交流などなくても
気持ちはどこかでみんな繋がっていたのだ。
学校で禁止されているからいけない場所という扱いを受けることが多いところ
であったが不思議なコミュニケーションを取れる場所でもあった。
今のゲーセンではそのような気持ちになることはほぼありえない。
今でもこれを味わえるのは光海氏の言う通り秋葉のトライタワーくらいだろう。
古き良き時代などというつもりは無い。
昔のゲーム好きの戯言なだけだ。
ゲーセンでコンティニューをしないのはプレイヤーとしての美学だったのだ。
6月06日(水)「プレイヤーの理想と現実」
趣味の中にゲームというものがある。
小学生以来何かしら遊んでいた訳だがゲーセンのゲームというのは
どうやってもお金がかかるので学生時分は思う存分プレイなどできなかった。
ゲームというのは単純に考えて同じルーチン作業がほとんどだ。
製作者の用意したフィーチャーの上を歩くという作業。
だから上手になるには何度も同じことを繰り返せばいい。
全くしたこと無いゲームだと何をして良いのか分からないままに終わることがある
作り手のこうやって遊んで欲しいという意図を汲まねばゲームはすぐに終わる。
プレイヤーに何かしらの衝撃を残さねばその時点で遊んでくれることは無くなる。
質の良いゲームはその辺の作り込みが上手いので高いインカムを上げるわけだ。
初心者だとしてもやみくもにプレイするのはあまり得策ではない。
大切なのは上級者のプレイを見て技を覚えること。
これをスパるといい、初めてやるゲームでもある程度はなんとかなるし
上級者のプレイは感心することが多いので見て損は無い。
でも中級者は見られるのを嫌がる傾向があるね。
丁度時間があったので久方ぶりに昔のゲームを引っ張り出してやることにした。
知る人ぞ知るジャレコの「サイキック5」だ。
ジャレコは名作と迷作を作るのが上手い!?会社である。
代表作に「エクセリオン」「シティーコネクション」「ぶたさん」「銀河任侠伝」
などがある。
ジャレコの今現在の経営はどうなっているのか良く分からないが
一昔前はゲームショーにも顔を出していたな。
ともかく「サイキック5」は良質のアクションゲームだったのだが
学生時代のその頃は同時期に「イシターの復活」というナムコのゲームに
熱中していたのでプレイすることは無かった。
それを十数年振りにプレイしたのだ。
さっき書いたように上手くなって先に進むには繰り返し同じ所をやるか
上手い人のプレイを見るかなのだが一人でやってる以上上手い人はそばにいない。
繰り返しやるというのは非常に時間のかかることなので
もう一つの最終手段コンティニューを使う。
結局コンティニューを繰り返しエンディングに到達した。
私のポリシーとしてゲーセンでのゲームでコンティニューをすることはなかった。
コンティニューすると一回苦しいところを無理やり抜けてしまえば
先に進めてしまうので腕は上がりにくいから。
それにコンティニューはお金がかかるので金よりも時間があった頃は
ひたすら一から練習ということばかりだった。
無理やりコンティニューで見たエンディングはあまり感動はなかった。
ああ、ただクリアーしたんだなというだけ。
でも一から上手くなるまで膨大な時間を費やすことの出来ない今としては
コンティニューしてもエンディングが見たいという人の気持ちを少しは
分かったような気がする。
・・・この話はかなり深いな。
明日も少し続けるとするか。
6月05日(火)「紫陽花の花が咲く頃」
紫陽花がアパートの駐車場の車の前にちらほらと花が咲き始めた。
毎年この季節になると見事に咲くのだ。
管理人というか大家さんが枝払いをしていたりするから
一応手入れされているのであろう。
ここに咲く紫陽花は薄い青なので酸性土壌だな。
紫陽花にカタツムリなどがのっていると梅雨のシーズンインかと
ライダーにとっては少し残念でもある。
それより困るのは紫陽花が育つ土壌ということはある程度じめじめと
しているのが条件なのでそこにおいてある車にも湿気の影響がある。
だからこの季節は湿気吸収剤を車に入れておくのだが
1ヶ月は持たないね。
乾燥剤は塩化カルシウムとか生石灰が原料だから安いものだが
再利用は普通できないので使い捨てなのだな。
水で満杯になった湿気吸収剤のケースを積んで走っていたときに
コーナーの遠心力でケースが転がってしまったことがある。
基本的に上に張ってある紙は中の水を外には漏らさない構造なので
別に心配してなかったのだが起こして見ると見事に水が漏れていた。
原因は紙ではなく容器自体が破損していた。
塩化カルシウムの溶けた水が車内にこぼれて掃除してもべとつき感が
しばらく残ってたのには参ったね。
容器がこけないように運転すべきだという意見もあるが固定できる
土台を作るのも面白いかもね。
6月04日(月)「明かりの寿命」
突然部屋の照明が暗くなった気がした。
私の部屋の明かりはインバーター式蛍光灯なのだが
見上げると内側の環の電極部分が黒くなっていた。
そのうちにじらじらとし始めて点滅を繰り返すようになった。
誰が見ても明らかに目に悪そうな状態だ。
通常の蛍光灯はもともと交流で使う以上地域ヘルツの二倍点滅を
繰り返しているのだがインバーター式の場合その点滅を
故意に増やしちらつきを無くしている仕組みになっている。
それが目に見えるスピードで点滅しているのだ。
蛍光灯の寿命は白熱電球よりも長いはずなのだが
自室の照明は一番長く使うだけあって一年に一回のペースで交換している。
まだ他の照明はどこも電球を替えたことがないのにな。
ともかくこれでは不便なので仕事帰りに深夜型ディスカウントストアに寄る。
専門店ではないからあまり種類を選べないがそれでも目的のサイズはあった。
ついでに自然色発色する奴を選択した。
蛍光物質の三原色の配合で光の色を変えているみたいだが
果たしてどう変わるかな。
コンビニよりは品揃えが充実しているので助かるね。
ともかく都会はこういう店があって便利だ。
話とは全く関係無いがここに来ると屋台の焼き鳥に心を引かれる。
酒を飲まなくても焼き鳥は旨いと感じる。
うまいもんはうまいのだ。
自分に言い訳をしながら鶏皮を一串買う。
ささやかな贅沢。
部屋に帰って早速交換する。
今までとは光の感触が違う。
白というより黄色がかった白とでも言うか。
眩しくなく柔らかな光だがまあ悪くない
しばらくはこいつとお付き合いだな。
と思ってたら玄関の白熱電球が切れた。
この手の事象は続くね。
6月03日(日)「山岳地帯」
小学校の遠足の時のように早朝に目が覚めた。
前の晩から準備してあった荷物をバイクにくくる。
子供みたいかもしれないがその一つ一つの作業が単純に嬉しいのだ。
集合は関越自動車道の高坂PAに午前7時。
余裕を見て6時に出発。
夏至に近づきつつある現在すでに朝日が眩しい。
今回のツーリングはちょっと他のチームとは違った異色のバイクが集合する。
15台中5台が600Fなのだ。しかも4世代5台全て異なったカラーリング。
別に600Fのミーティングではなく好きな人間が多いのだな。
個人的にも日本の峠なら900を選ぶより600の方が面白いと思う。
絶対スピードは敵わないがエンジンを廻す楽しみは600の方が上だ。
高速を降りるまではSS(スペシャルステージ)区間に設定されている。
かっとんでも良いしゆっくり行っても良い。
高速は渋川伊香保で降りて草津を目指す。
残念ながら今回は温泉は無しなので湯畑のそばに行くも立ち止まらずに
万座ハイウェイで2ndSS区間だ。
ここでいよいよパイロットスポーツの真価を試す時が来た。
今回は加重移動の訓練も兼ねて峠を攻める。
最初は様子見で軽くバイクを傾けるのだがタイヤがまだまだいけるという。
絶対的な安心感を得て加速していく。
まだ大丈夫、まだ行ける。
サーキットじゃないから安全マージンは残しているがとても愉快だ。
パイロットスポーツはマカダム90Xよりもグリップが良いと思う。
タイヤを替えてセンター付近のやまが戻ったおかげか非常に倒し込みが
軽くなった感じがする。
平均速度は5%から1割増しできそうだ。
万座ハイウェイが終わったらはぐれないようにまた縦列走行。
しかし出発からガソリンを給油していないのでそろそろまずそうだ。
ブービーの位置にいたのでしんがりの今回の担当奉行と一緒に
スタンドに入る。
・・・が前はそれに気がつかずに行ってしまった。
15台を引きつれている先頭はそこまで後ろはなかなか見れないのは確かだ。
約7分経過後二人で再スタートを切る。
何処かで待ってるだろうという考えはあっさり裏切られ集団は
行けども行けども見当たらず、追いつく為にがんがん速度を上げる。
集団で走ると遅いペースになりがちだが走れる二人だとペースは上がる。
結局20kmほど先で追いついた。
集団が平均時速60Km/hで走っていたとするとこちらは平均時速約90Km/hだな。
計らずとも二人だけの第3SSになってしまった訳だ。
いろいろあったがやっぱり峠は面白い、タイヤを替えて正解だったと。
一日晴れていて標高2000m級の山頂でも暑いくらいだったな。
加重移動の練習をしたのは良かったが結構足が筋肉痛だったりするけど。
6月02日(土)「結局」
バイクで通勤した日は気分が良い。
昼休みなんかあまりにも天気が良いと洗車したくなるのだ。
で、洗ったのだがやはり目立つのはタイヤの無さ。
さすがにスリップサインが出て数週間。
タイヤを替えに行くのも面倒だけどそれ以上に怖いと感じ始めてきた。
確かに乾いた路面では溝が無くなってもグリップはある。
いやむしろ溝が無い方がグリップするな。
しかし一度雨が降れば状況は最悪になる。
濡れた路面でカートを走らせたことのある方ならお分かりだろうが
全くグリップしなくなるのだ。
カートの場合だったら制御不能でもスピンするだけだがバイクの場合は
即転倒が待っている。
例え晴れていても夕立がくればかなりまずいし
コーナー付近で水撒きなどで路面が濡れていれば一巻の終わりだ。
だからタイヤ交換に行ってきた訳だ。
今回も前回同様タイヤのことなら環7沿いのテクニタップにお任せだ。
なにせバイクのタイヤしか扱っていないのだが腕は良いしおまけに安い。
余談だがGLのフロントタイヤの交換も何件か電話したがどこも断られて
引き受けてくれたのはテクニタップだけだった。
この店は土日は大変人気があり予約せずに行ってもまず受けてもらえない。
午前中に電話したら夕方五時か五時半以外は空いていなかった。
ちなみに前後輪を交換すると車種にもよるけど一台30分というところかな。
前回まではミシュランのマカダム90Xを好んで履いていたが
今回は同じくミシュランからパイロットスポーツを選択した。
マカダムはツーリングから軽い峠までカバーしてくれて減りも少なく
非常に良いタイヤだったのだがパイロットスポーツはサーキット寄りで
グリップが良さげだ。
明日のツーリングはGLで行く予定だったが600Fに変更だな。
タイヤ交換して怖いのが乗り出した初めは保管用ワックスが塗ってあるので
いきなりパワーを駆けると転倒の危険があることだ。
私は広いところでゆっくり何度も定置旋回をしてワックスを取る作業をする。
紙やすり等で強引に落としたりケミカルで落としたりする輩もいるそうだが
自然に落とした方がタイヤに負担をかけなくて済む。
明日のコースには長野の峠もあるからパイロットスポーツの真価を発揮して
もらうとするか。
6月01日(金)「中年の病」
以前健康診断にて体脂肪率が増加してきていることが判明した。
おかげで定期的に再検査を受けねばならぬことになった。
毎日身体を動かして仕事していた頃は全く考えられなかったが
PCの前に座って仕事をするようになってめっきり運動不足になったのが
一番の原因のようだ。
再検査は憂鬱なのだ。
それは血液検査をするからである。
小学校の時分から注射などの針を身体に刺すのは苦手なのだ。
献血などもがんがんやりたいのだが献血に使うあの太い針を刺されると
思ったら足がすくむので一度しかやったことが無い。
しかし今回は自分の身体の為なので嫌だとか逃げてはいられない。
血液は自分の身体のバロメータになるので検査には必須だしな。
などと考えていたらすぐに自分の順番になった。
針を刺される瞬間そこに全神経が集中してしまう感じがする。
そんなに痛くは無いのだ。
それは分かっている。
今回も痛いわけではなかった。
これは自分のトラウマなのだな。
子供の頃に痛い注射を経験してそれ以来針ならなんでも苦手意識を持って
しまうようになってしまった。
あの痛みが来たらどうしようという身体の自然な防御反応といったところか。
ただの意気地無しという話もあるが。
慣れないものは慣れないのだ。
世の中根性だけでは乗りきれない何かがあるのも確かだ。
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