2001年3月の研究開発記録<雑記帳>


過去の研究開発記録
2000年11月
2000年12月
2001年01月
2001年02月




3月31日(土)「納得いかない」

ある細い道を車で走っていた。
その道はやがて山の中に入りだんだんと細くなっていった。

後続車両が付いて来ているので引き返すこともできない。
前から車がきたらどうするのかといった状況になった。
途中で舗装は途切れ完全に獣道化してきた。

関西の和歌山では有名な国道425号線(通称死に号線)のような感じだ。
やがて道は山肌をそのまま走るような感じになったところで
下に新しい道が見えた。
そのまま舗装道路に下りることになったのだが1メートルほどの段差があり
がけのようになっていた。
車で降りるのは不可能と思ったが何故かチャレンジすることに。

車体をきしませながら下の舗装道路におりたら覆面パトカーがいて
降りる際に道を壊したとかいって捕まってしまう。
即座に黄色い切符を切られてしまった。
全く納得いかない・・・というか腑に落ちない。
どう考えても理解不能だったので抗議する。

何を言っても無駄なような気がしてあきらめかけたその時にその事件は
突然終わりを告げる。
気が付くと自分の部屋で毛布につっぷしていた。
今まで夢を見ていたのだ。寒くなるくらいにリアルな夢を。

何故このような夢を見たのだろう?

一つは昨日HRCトライアルの選手が走るコースを見てしまったことに
あるかもしれない。
どう考えても普通バイクで走れるようなところではないのだが
軽々とこなしてしまう様はものすごい鍛錬の賜物だ。

記憶の底にあったそれと自分の狭い山道を走った経験とが
融合してこのような変な夢を見たのかもしれない。
不思議なことに夢の中では無理そうなことでも出来てしまうのに
何も疑問を抱かずに先に進んでしまうことが多い。

さっきの例だと冷静に考えれば1メートルあるがけの段差を車で行ったら
絶対に横転してしまうのにきしむだけでいけてしまうとか
切られた切符が黄色い切符だったとか。
もちろん黄色い切符なぞ存在しない。

かなり疲れたのは事実だけどね。
今でもはっきり覚えているのが怖いな。

3月30日(金)「ウィルスメールボム」

ついにウィルスメールの本物を目にすることになった。

ソースは昨日深夜に送られてきたEXEファイルが添付してあるだけの
差出人不明のメールなのだがちょっと前によく話を聞いているタイプだったので
ようやくうちにもきたかと感心してしまった。

とりあえずヘッダの情報をみてもFROMのところが抜けている。

記念に取っておこうかとも考えてみる。
何もインストールしていないマシンを用意してそこで実行してみたいな。
何かあればクリーンインストールすれば良い話だし。

しかし手間暇かけてそこまでやるのも面倒なので削除してしまった。

世の中にはIE付属のアウトルック(以下O/L)をそのまま使っている人が大勢いる。
O/Lはこれらのウィルスに一番HITしやすいと聞く。
付け入る隙(セキュリティーホール)がまだまだ存在するのだ。
マイクロソフト社の対応の遅さにはあきれるばかりである。
まあ添付ファイルを実行しなくても見ただけで感染するということも
あるから十分注意が必要だな。

しかもO/LはデフォルトでHTMLメールを作成するとなってるところが
非常にダメっぽい。
HTMLメールはたった一行のメールでもサイズが大きくなりがちで
メーラーの種類によっては読めなかったりごみのような文字化けを
起こしたり添付ファイルが付いてきたりする。

送ってきた本人は知らないかもしれないがこれもウィルス並に嫌なものである。
初心者の場合悪いことをしているという自覚がないというのが恐ろしい。
誰かが教えるか偶然何かで知るまでは使い続けるだろう。

検索エンジンなどでHTMLメールと打って調べて見たら分かるが
HTMLメールを解除する方法というHPのなんと多いことか。
構造を理解した上で遊びで友人同士で使うのならば問題は無いが
問い合わせや初めましてとかに使うものではないのは一目瞭然だね。
一番やってはいけないのはメーリングリストで使うことかな。
嫌がらせにしか見えない場合もあるからね。

悪者のように扱われるHTMLメールだが使い方を間違わなければ
もしかするとCMやDMに有効に使えるかもしれない。
それには回線スピードが非常に高速な状況が確保されていて
かつ受け側がHTMLメールをOKしている状況でなければならないが。

でもCMやDMを受けるのも必要無ければ只のスパムメールだから
不特定多数にはやはり向かないか。

3月29日(木)「深夜のテレビショッピング」

見たことあるという方も多いだろう。
夜中に何故かテレビショッピングの番組やっているのを。

外人の白々しいコントは笑いというよりはむしろ哀愁を誘う。

マイケル「ヘイ!ジョージ!久しぶりだな。ん?どうしたんだ?」
ジョージ「ちょっとお腹のたるみが気になってな」
マイケル「そんなことじゃナンシーに嫌われるぞ」
ジョージ「それは困ったな・・・」

マイケル「心配は要らないぜジョージ!こいつを使えばいいんだ!!」
ジョージ「なんだいそれは?」

・・・今回の販売物の登場・・・

という風に今や売れない芸人ですらしないパターンの会話をして
お茶の間の雰囲気を白くする。

ダイエットの商品はいかんせんどれも高額だ。
しかしCMを良く見るということはこれで売れるからであろう。
どういった人がダイエット商品を買うのだろうか。

人間心理から推測すると
最近太ったかもしれないという意識が心にあって何とかしようと考えてたところに
CMを見て渡りに船のごとくなんとなく心を動かされてしまい
自分の中でダイエット商品を使って運動している姿を想像する。
毎日少しずつやれば必ず痩せるのだという結論がはじき出される。
自分が痩せたら昔のGパンも入るかななどと都合よく考える。
そこまで思い込んだら買うまでは早いものだ。

ただいざ購入して運動してみると思ったよりも大変なことだということに気が付く。

毎日の習慣に無かったことを始めようというのだからそれは辛いはずだ。
その苦しいことを続けたい人間も少ないだろうな。
気力で続ければ効果はあるだろうが通常は痩せるまでには至らない。
あくまでも自分との戦いなのだ。
痩せたからといって自分以外に満足する人はいない。
最初は面白がってやっても飽きてしまうと簡単にやめてしまう。

そこでどう考えるかというと買ったのにもったいなかったけど
毎日忙しいし疲れてるから運動する余裕が無かったなとか
一生懸命やったのに自分には効果が無かったといったような
自己弁護で自分を納得させてしまうのである。
心の中では無理だろうかと思っていても
もしかするとと考えてしまうのは仕方の無いことかもしれぬ。

実は私も大型量販店にて怪しい運動器具を買ってしまったことがある。
安かったというのが購入の動機だがそれも不純だな。
気持ちとしては安い免罪符を金を出して買うようなものだ。
3日で部屋の邪魔なオブジェになると分かっていても・・・

3月28日(水)「至福のひととき」

平日なのだが仕事が早く終わる日もある。
今日はそんな日だったのだ。

ほさか歯科にて最終の治療を受ける。
歯を抜いてからもしばらくお世話になっていたが
ようやく通院も終了だ。
そしてかねてから約束していた温泉行きの話が現実になるときがきた。

夕方というには少し遅い時間だが首都圏から離れる高速は空いている。
東京に向かう渋滞の列を見ながら一路目的地を目指す。

山の中にぽつんとあるホテル兼レジャー施設が今回の目的地。
温泉だけ利用することもできる。

着替えるのももどかしく湯屋への入り口をくぐった。
内湯は檜の湯船で比較的ゆったりしている。
少し飲んで見るとしょっぱい・・・塩分を結構含んだ湯だった。

露天風呂は水着着用の混浴で庭園風になっていて良い感じだ。
ただ夜はまだ寒いので風呂に入ってないととても我慢できない。

しかし何と言っても良いのが露天風呂の中に飲み物の販売所があって
ソフトドリンクはもちろん日本酒やビールも飲めるのだ。
私は残念ながら酒は飲めないので見ているだけだったが
漫画に出てくるような盆に徳利と猪口を乗せてきゅっと飲むことができる。

これで月と星と桜が見えれば文句は無かったが
残念ながら空は少し曇っていた。

このまま帰りたくないなと思いつつゆっくり至福のひとときを味わう。
明日も仕事だなと思うと気が重いのだが
肩が軽くなった感じがするのでリフレッシュできたと思って
週末まで頑張るとするか。

3月27日(火)「同級生」

昨日の開発記録には学生時分の転校について記したが
特に転校しなくても学年が上がったりしてクラス替えがあったり
卒業して違う学校に行けば今までの友人とは疎遠になりやすい。

転校というのは分かりやすいだけだ。
学校を出てしまってからも付き合っていく友人の方は少ないのだ。

小中学校というものは義務教育なので半ば強制的に通うものである。
すでに日本の進学率では高校進学しない方が少ないので
小学校から高校卒業まで一緒にいる友人もいるだろうね。

たくさんあるクラスの中である人と同じクラスになり続けるということは
非常に偶然だ。
まあ特別進学コースとか選択科目が同じとかだと
同じクラスになっても不思議はないけどね。

例えば同じクラスに意識している女の子がいたとする。
毎日教室で姿を見れるのは幸せを感じるだろう?
その場合学校に行くというのは大義名分なのだ。
一緒のクラスならば学校に行けば必ず会うことができる。

ただクラス替えや卒業というイベントが来てしまうとそこで終了してしまう。
淡い恋心を抱いていてもそれもそこで終了する。

青春というものは人格形成が未完成だから判断を間違う時もある。
だから初恋は実らないというジンクスはあながち嘘じゃない。
大人になってからの価値基準と青かった頃の基準は違うだろう?

ただ当たって砕けろと言うのは実は本当だったりする。
何も考えずに当たっていくのは浅はかだが時に振られる経験というものも
必要だと思うな。
砕けた回数が多ければ多いほどその人は成長するからね。

もちろん自分が壊れるのを恐れて行動しないでいるのもいいけど
あの時にこうしておけば良かったと後悔して悩むよりも
可能性を信じて行動する方が悔いはないしね。


この頃ストーカー行為がよく報道されているけど
最初は純粋な気持ちだったのに何かの原因で食い違ってしまったなれの果て。

あれも一種の間違った自己表現なんだろうな。
完全に歪んでしまってピュアでは無くなってしまってるけど。
自分が壊れることに耐えられない弱い人間があまりにも多いのかもしれない。
自分の思った通りに行かなかった時の苦しさを経験したことが無いんだろうな。

人の気持ちは完全に理解できなくて当然だけど自分がされたら嫌なことは
他人も嫌だということを少しでも気が付けば違った世界になるはずなのに。
自分も弱い人間の一人だからできる限りの最善を尽くしたいのだ。

3月26日(月)「春の奇跡」

桜がちらほら咲き始めた。
学生はそろそろ春休みに入っただろうか。

この時期になると社会人の中でも転勤族は大忙しだな。
転勤になると通常は家族共々になるので学生の場合は転校せねばならない。
転校するとなると今までの友人と離れ離れになり
新しい学校で友人を作ることになる。

私も学生の頃に親の都合に伴って転校したことがある。
せっかくできた友人と離れてしまうのはあまり嬉しくなかった。
転校したらしたで新しい友人はたくさんできたんだけどね。


その気分を味わうことのできるゲームソフトの名作が
アスキーのトゥルーラブストーリーだ。
このゲームが出たのは数年前だがその頃のゲーム業界は
コナミがときメモで大ブレークしてそれに続けとばかりに
恋愛系のシミュレーションが雨後のタケノコのように出た。

その中の一つなのだが個人的にはときメモよりもある意味名作だと思っている。
グラフィックは当時あまり可愛いと思えなかったがプレイしてみて
あっさりとその世界に引き込まれてしまった。

最近のコギャルと呼ばれる高校生とは一線を駕した設定が少しノスタルジックだが
我々の学生時代をそのまま良い雰囲気で持ってきた感じですこぶる気持ち良かった。


ゲームの内容としては一ヶ月で仲良くなった女の子と引っ越しすることで
別れてしまうものなのだが仲良くなっていればいるほど別れる時が辛い。
ゲームなのに本当に悲しくなってしまうところがポイントだな。
せつないという表現がぴったりと当てはまる。
今でもメインテーマソングを時々聞くけどやはり心に染みるね。


でもこれも学生時に転校を経験しているといないでは受ける感銘が違うと思う。
今のなんでもありの学生にこんな気持ちが分かるのかな。

なお残念ながら実際の転校に当たってはこんな都合の良いことは起きないのが
普通だということも念のために付け加えておく。
あくまでシミュレーションだから面白いし美しいのだ。

3月25日(日)「同居人」

とある事情でしばらく岐阜の友人を家に宿泊させることになった。


困ったことに趣味も話も合うので全然退屈しない。
なので話がはずんでしまうと夜中になってしまうことが多々ある。
現在雑記の更新が遅れているのも話をすることで時間を費やして
しまうということが少し挙げられるかな。

普段使わない部屋があるのでそこに寝泊まりしていただいているが
いろいろ気が付いたことがある。

今まで他人と共同生活というのは寮生活で経験したことがあるので
問題無いだろうと思っていたのだが
潜在意識というものが違うとこうなるのかということに
改めて気が付いた。

一つに体感温度の違いがあるとなかなか面白いことになる。

私は寒さには強いほうなので普段のつもりで生活していると
相手がとても寒い思いをする。
逆に寒がりな友人宅に私がお邪魔するとファンヒーターの温度が
熱すぎてめまいがしてしまうけど。

日常の細かいことなどが食い違うと一つ一つ説明理解同調せねばならない。
問題を解決していくにしたがって共同生活のストレスは解消される。
これは何かに似ているなと考えた結果
結婚生活に酷似しているのではないかとの結論に達する。

同性との共同生活でさえお約束事が増えていくのだから
まして異性と住む場合はいろいろ気を使うことになるだろうな。
お互い最初は緊張していてもいずれ今までの行動が出ることになり
そこで問題発生する可能性がある。

特にありがちなのは部屋のスペースの問題である。
これは趣味や性格の違いで変わってくるので明言できないが
大方の男性は収集癖があると言える。
コレクションが小さいものだと問題無いのだが
それがかさばるものだと部屋のスペースはどんどん埋まる。

置くところが無限にあればいいがそこまで恵まれた環境の人は
そうはいないだろうしな。
その価値観が違うと夫婦の間で問題が発生するのは想像に難くない。

そういうところも含めて付き合っている期間に気がついたことを
お互いに話し合っておくことが大切だと思うのだ。
猫を何枚も被るのは良くないと思うな。
被り続けるのならば死ぬまでくらいの覚悟が必要だな。

3月24日(土)「冷蔵庫」

昔は冷蔵庫と洗濯機と掃除機は主婦の三種の神器と言われた時代があった。
これにより家事はだいぶ楽になったはずなのだ。

あれからもう何十年と経った今では相当進化している。

例えば冷蔵庫。
冷凍庫が一番上にあったのは昔の氷で冷やす冷蔵庫の名残だっただけで
今では一番下にあるのが常識だ。
使い勝手を考えると一番使いやすい位置に使用頻度の高いものが来る方が
効率がいいから冷蔵庫を上にあまり使わない冷凍庫を下に。
でも氷は良く使うから冷蔵庫のすぐ下に氷だけの部屋を作ろうというのは
極めて自然な発想だと思う。

洗濯機も変わった。
最新の奴は洗いと乾燥を一つのドラムでできるようになっているのがある。
洗い終わって乾燥まで自動でやってくれるのだ。
21世紀がこんなとこにも感じられるではないか。

掃除機だってコードレスは当たり前で軽くて吸引力が強い。
後方排気でないモデルもある。

時代は確実に進歩しているな。
今回ついに冷蔵庫を新しくしたのだがそれには理由が二つある。

一つは持ってた冷蔵庫が古くなり冷蔵能力が若干落ちてきたこと。
二つ目の理由は今年の4月に施行されるリサイクル法だ。

少し説明すると法律の施行により、家電製品を取り扱っている全ての
小売業者に排出者(主に一般消費者の方)からの家電製品の引き取り及び
製造業者等への引き渡しの義務が。
そして全ての製造業者及び輸入業者には、小売業者から引き取った
自社の家電製品をリサイクルする義務がそれぞれ課せられることになる。

自治体によっても違うのだが市町村が回収してくれなくなる地域も
あるそうだ。
リサイクル法での冷蔵庫回収の場合消費者の負担する金額は4600円。

今までの市町村の回収依頼では2000円を超えることが無かったから
大幅な負担増になることは確かだ。

これによりいろいろな問題が懸念される。
捨てることに金がかかるための不法投棄。
そして大型販売店がサービスで引き取り無料を打ち出した場合の
小売店との温度差などである。
これらはこれから議論されて形になっていくことだろう。


が、私が心配で一番切実なのは実家においてあるモニターだったりする。
非常に高価なモニターなのだがリサイクル法の煽りで捨てられはしないか
ハラハラである。

3月23日(金)「愛車を盗難より守れ」

都会でバイクを持とうとしている人はそれを置く場所に困りやすい。
特にアパートなどでは自転車置き場すらちゃんとしたものがない物件もあり
良く考えて借りないと後で苦労する。

置く場所が無くて道路際に路駐になり結局盗まれたというケースを
友人からも聞いた。
プロに取ってみれば道端に放置されたバイクは持っていってくれと
言わんばかりのものでハンドルロックだけだと全然セキュリティーにならない。


私の場合まずバイクを置ける条件を第一に物件を探したので今のところ問題なく
保管できている。
周辺住民の理解を得るのも都会でバイクを持つ者の苦労するところだな。

さて盗難に遭わないためのポイントはまずバイクの存在を隠すこと。
だからバイクカバーは必須のアイテムである。
外しにくいカバーが掛かっているとそれだけで防犯効果がある。
そして持っていくのに苦労しそうな工夫。
具体的には固定物へ繋いだり複数の面倒なロックの設置。
動かすとブザーが鳴ったりエンジンが掛からなかったりする装置もある。
ここまでやれば素人にはなかなか手を出せないものになるが
プロに掛かると持っていかれる可能性もある。

バイクを買い取りますなどのチラシがくっついていたら要注意だ。
本物の解体屋の場合もあるが実はダミーのチラシで
何日もチラシを外されなかったバイクは持ち主の関心が低いと
盗む際の判断に使う場合もあるらしい。

バイク雑誌の売りたしに載せるのも注意が必要だ。
大方連絡の為に住所が書いてあるものがほとんどだから
バイク泥にしてみたらどこにそのバイクがあるのか分かるカタログに
なってるのだから。

プロの窃盗団は見つかって摘発されるのを一番恐れているので
防犯カメラを設置するのも効果的だ。
証拠映像を残されて足がつくのを非常に嫌がるからである。
防犯カメラはダミーのものでもかなり効果は高い。

それでも持っていかれてしまったを想定してPHSを一つバイクに仕掛けておくと
位置検索システムいまどこサービスにより盗難車の場所を概略で検索できる。
それで窃盗団が摘発された例もあるのだ。
専用の端末「P-DOCO」なら本体12500円で月々980円が掛かる。

しかしこれはあくまで自分で探しに行くことしかできなかった。
なかなか個人の要請で警察は動いてくれないのだ。

そこで最新のセキュリティーサービスが登場した。
ホンダがセコムと契約し、盗まれた二輪車を発見するサービスを
この四月一日から開始するというのだ。

新サービスはセコムがGPSと携帯電話の無線通信網を使って開発した位置検索
システム「ココセコム」を活用しホンダが二輪車のバッテリーから同システム
用の小型端末に常時、充電し続けることができる専用車載キットを
開発することにより同端末を付けた二輪車が盗難などに遭い、
ユーザーから通報があると二十四時間体制で該当車両の所在を確認。
ユーザーの要請に基づき全国九百カ所の拠点からセコムの担当者が現地に
急行するとともに警察に通報する仕組みだ。

ここまでやれば通常のバイク泥には対抗できるだろう。
しかし盗む方も考えるから電波の届かないところにバイクを
運び入れてそこで分解解体するかもしれぬ。

最終手段として自爆装置の取り付けというのもある。
TNT火薬を装備し携帯電話の着信とある符号を送ることで
信管を作動させて爆破させてやれば良い。
愛車を盗まれて売られるくらいならいっそこの手で始末しよう。
街中を走っていたトラックが大爆発を起こしたら大ニュースになるかもな。
窃盗団も一網打尽だが仕掛けた本人も罰せられる可能性があるか。

何にせよ一番大切なのは盗まれないようにいつも気にかけていることだ。

3月22日(木)「ストライキ」

そろそろ春闘結果もだいたい出そろったようだが航空業界ではまた
ストライキに入る航空会社も出たようだ。

春闘とはおおよその給与所得者ならばご存知だろうが簡単に説明すると
労働組合と会社は相反した意見の対立が起こるのが普通でそれを
穏便に済ますために春闘で団体交渉を行い組合の主張と会社の主張の
折り合うところを探る行為だ。
最近の春闘はあまり過激ではなくなったかな。

それでも決着が付かない場合に争議行為に入る。
それを俗にストライキという。

主にストライキを起こすのは組合側で
通常業務を停止し会社運営をストップしてしまう。
もちろんこんなことされたら会社としては大ダメージなわけで
全力で回避しようとするのだ。
実は組合員側もストライキは本来望ましくない。
スト中の賃金は発生しないので組合にプールしてある貯金で
給与を保障せねばならないのだから組合の貯金が減るのも困るのだな。

あとそれと企業によってはストライキを行使しやすい職場というものがある。

運輸系の会社がストを起こすと人々の生活に直結で影響するのでストが起きると
非常に不便であるしそうなると当然会社の信用も落ちるのだ。
組合側もそれを分かっているので会社に対してストをするぞと
脅しをかけるのである。合法の脅迫に他ならない。

ただここのところ見ていると目立つところでは運輸業界が一番ストを起こしてる
ような気がする。
組合の立場が弱い企業の場合会社の言いなりになるケースも少なくないので
争議行為まで発展するのは非常に難しいしストを行った者を
内々に処分することも可能だからなかなか聞かないのかもな。

公共交通機関がストを起こすなんざ一番勘弁してもらいたいものなのだがね。

3月21日(水)「粗大ゴミ」

引越しシーズンである。
近くにできたマンションにも住人が入り始めた。
連日引越し業者のトラックを見る。

すでに建築されて何年も経つ既存の物件に入居する場合は
何の問題もないのだが新築賃貸物件に入居する時には
不動産業者から指定の引越し業者を使って欲しいと
指名してくると言う。

ちょっと考えれば分かることで引越しトラックというのは
かなりで大きいので同時に何台も止められるスペースが
ある場合の方が少ないから業者をまとめておいた方が
潤滑に引越し作業が済むからだな。

ただ独占禁止法に引っかかるから強制力は無いと思うね。

引越しに伴って悩むのが粗大ゴミだ。
まだ使えるものは友人に欲しいものがないかと聞いたりできるが
古くて絶対使えないものなどはどうにかして処分しなければならない。

行政のサービスの一環として住んでいる地域の役場に連絡すれば
有料で引き取ってくれるので通常はそれを利用するのだが
私の住んでいる地域は市の廃棄施設に自分で持って行けば10Kgまでは
無料で引き取ってもらえるサービスをやっている。
当分引っ越すつもりはないが
この際丁度良いから大型ごみを持って処理場に行くか。


そういえばもうすぐ過去最大の粗大ゴミが宇宙から地球に降ってくる。
ミールと名づけられた旧ソビエト連邦の宇宙ステーションのことだ。
せっかく何十トンもの物体を宇宙に押し上げたというのに
他に利用方法はなかったのかな。
重要機密部分だけ破壊して民間、、、アメリカか日本のアミューズメント
会社や金を持っていそうな企業に払い下げできれば面白かったのに。
結局日本中部の上空を通過して南太平洋に投棄する軌道に決定したらしい。

もしもこの破片のでかいのが日本に降ってきて民家もしくは病院などの
医療施設に落ちたらこのあいだの潜水艦が民間船を沈没させたことよりも
大問題になりそうなのだがね。
仮に軌道修正に失敗して制御不能になって地球に落ちてくるまでの
時間は約30分から40分。
一体誰が逃げられるというのか。

人類の未知なる科学のために功績は大きかったとはいえ
宇宙開発競争もとんだ粗大ゴミを残してくれたものだ。

3月20日(火)「情報過多」

しばらく病床に伏せっていてインターネットもTVもほとんど
見なかったのだ。
毎日当たり前のように入ってきた情報をたった二日ほど遮断した。
生活するのには何の不自由も無かった。
でも何か寂しい気分はした。

この時世にTVも新聞もネットも見ない人がどれだけいるのかわからないが
生きて行くには問題無い。
小さな枠だけで構築できる閉鎖社会を作る環境にいれば。
例えて言うなら都会から離れた農村や漁村・極端な話離島や無人島である。

もしも人間の移動やモノの移動がもっと短時間にできるのならば
私は都会なぞには住みたくない。
今の入ってくる情報量は人間一人がさばくには多すぎる。
確かに情報は何においても一番の重要な武器なのだが
情報をあえて取得しないという生き方というのも可能だ。

都会に住む人間は田舎にあこがれる場合が多い。
都会の雑踏・冷えた人間関係・汚れた大気や水に絶望して。
逆に田舎に住む人は便利で何でも手に入る都会を夢見ている。
まあ結局どちらも無いものねだりなのだ。

しかし今の日本では都会のそばなのに環境が良いといった
夢のような環境は到底実現できぬ。

我々が生きている時代に革新的な移動手段が確立すれば嬉しいのだがな。

3月19日(月)「他人の感覚」

晩御飯を何人かで食べに行くことにすると
何処に行こうか決まらない時が多々ある。
それはみんな微妙に味の好みが違うからでそれを統括するのは
結構難しいのだ。
大方ファミレス等の無難なところに落ちつくのが関の山なのだな。

友人同士だと何回か一緒に食事をしてその人の好みが
だんだん見えてくる。
ああ、この人は辛いのが苦手だなとか匂いのきついものは
だめなんだなとかである。

それが頭の中の友人データベースに書き込まれていく。
好き嫌いは人によってどうして違うのだろうか。

人にはいろいろな感覚器官が備わっている。
色覚だったり視覚だったり触覚だったりのことだ。
他人の感覚は絶対に感じられない以上確かめる術はないのだが
仮に他人の脳とリンクできたらその人が見ているもの感じているもの
を受け取って見たいものだ。

例えば色のセンスの違い。
色の組み合わせの好みとかは人それぞれ趣味が違っていて面白いが
自分が青と認識しているものは他の人が見ていたらオレンジに
見えているかもしれないと考えられないだろうか。
色のセンスの違いはその辺にあるのではないかな。

自分認識は青なのに他の人には緑という例は現実にありそうだ。

ということは味覚でも同じことが言えるのではないか。
同じように辛いものを食べても全く平気な人もいれば
全然ダメな人もいるわけで、刺激の受けるセンサーの感度で
好き嫌いが出てくるのかもしれぬ。
味だけでなく食感が嫌いというのもあるしな。

自分とどう違うのか検証できたら面白いだろうな。

3月18日(日)「愛と憎しみ、好きと嫌い」

ニュースの報道で知ったのだが芸能界の大型カップルが
離婚することになったそうだ。
男性はメジャーなバンドのボーカリストで女性の方は
CMでもドラマでも引っ張りだこの癒し系の人気女優だ。

離婚会見で価値観の違いという言葉を何回も多発していたが
それはおかしい。
人同士の付き合いなんてその人の努力次第で変えられるものだ。
価値観の違いが全く無い人間なんて存在しない。
共同生活するのに相手に譲歩することが無ければ
うまく行くことはあり得ないのだ。

だから推測するにこの二人は会って話す時間がほとんど無かったんだな。

ただ世の中にはほとんど顔を合わせないでいてもうまくいってる
夫婦なぞゴマンと存在する。
それは自己犠牲であったり相手のことを思いやったりする力だったり
すると思うのだがいかがかな。

愛と憎しみはよく反語のように使われるけどそれは違う。
愛しているということも憎しむということも相手に対して
感情をもっているということで共通している。
嫌われていることによってつながってる場合もある。

愛しさ余って憎さ百倍なんてまさにそうだ。
もともと関心がある相手の評価は変わるのが当然なのだ。
愛情の裏返しではなく愛情の別の表現として憎むとも言える。

だから愛と憎しみは表裏一体の言葉。
それの反対の言葉は無関心ということだ。

愛も憎しみも薄れさせるのは距離と時間。
取れば取るほど心の占有率が下がりやすい。
そして次第に興味がなくなっていく。ある条件の場合を除いて。

だから離婚間近の二人には互いのことに関して
興味がなくなってるのが通例だな。
相手のここが嫌だから離婚するという二人はまだ修復が可能だが
お互い興味の無くなった二人が再出発するのは不可能に近いな。

3月17日(土)「引越しラプソディー」

友人の引越しを手伝いにいったのだ。
はっきり言ってその友人は持ち物がとても多く6畳の1Kに
住んでいたのに中型ダンボール40個以上の荷物になった。

これだけになると梱包搬出は一苦労なのだが人海戦術も駆使して
何週間か前から事前に用意していたのでなんとか無事に
作業を終えることができた。

引越しの際に驚くべきことはやはり不要物の多さである。
住んでいる時には気にならなかったものが引越しの時には
とても邪魔になるのだ。

何時か使うかもしれないと思って取っておいたものも
まず使われることはない。
買えるものであれば必要になった時に買えばいいのだ。

逆に引越し先でなくて困るものもある。
だいたいそれは荷物を梱包してしまってから気がつく。
この季節ないと困るのはやはり暖房器具だな。

新居に暖房が備え付けてあるところなどほとんど無い。
下手をすると湯を沸かすくらいしか暖を取れないこともある。
毛布くらい出せないと困るんだな。

私も経験あるがガスの開栓が間に合わなくて電気ポットで何回も
湯を沸かして風呂をいれた記憶がある。
引越しは暖かい季節の方が良いかも知れぬ。

3月16日(金)「間違い電話」

今朝ちょうど仕事に行こうと支度していたら電話が鳴った。
昨日知らない人間が留守番電話に吹き込んでいたから
きっとその人に違いないと思い受話器を取ったら
案の定そうだった。

「岩口さんのお宅でしょうか?」
「違います」というと慌てて電話を切りそうになったので
それをやんわりと止める。

間違い電話というものはいろいろな原因があるので
嫌がらせでない以上その原因を突き止めておかないと
何回もかかってくることになる。

今回は5、6年前から連絡してなかった人に掛けてみたということで
番号間違いではなかった。
私がここの番号を取得したのが3年ほど前だからそれ以前の人に
掛けようと思っていたみたいだ。

こうして原因究明すると自分も相手も納得できるので
わだかまりが消える。
だから間違い電話というのは実は好きだったりする。
長話しに発展するケースもあり全然知らない人とその場限りの
コミュニケーションが取れるのは何か不思議な感じである。
間違い電話の面白いところはは話しの振り方一つでいくらでも会話が
成立するところにある。
知らない他人と話すのは非常に面白い。

見知らぬ他人と話す点でテレクラなどとの圧倒的な違いは目的の違いである。
ツーショットダイヤルとかテレホンクラブは明らかに明確な意図を持っている。

・・・テレクラなどを全く利用したことが無い私が言っても
全然重みがないな。

3月15日(木)「高層住宅は夢?」

都内の再開発事業が盛んな地域では新しいマンションを建てている。
都心にほど近いところにもいくつもの高層マンションが建設中で
そのほとんどが分譲公開したと同時に即日完売の動きを見せると言う。

なんとも景気の良い話ではないか。
今まで不良債権で困ってた不動産業界のなかでも明るい話題だろうか。
ただその実態は経済が失速して企業業績が悪化し都心にあった自社物件を
大企業が処分したから高層マンションを建てる宅地ができたという
何とも間抜けな話なのだが。

しかしいくら安くなったからと言ってこの手の高層マンションは
非常に高額なことには変わりはなく7000万円台の物件が良く売れる
というところが驚きか。
世間は不況だと言うが持ってる人間は金を腐るほど持ってる
というのが良く分かるな。


駅前などの再開発で周りが便利になると以前不便で人気の無かった
住宅も急騰するという。
もしも不動産転がしをしようと思うなら役所の人間と親しくなって
どこが再開発されるのか調べてから行うのがよさそうだ。

とまあ夢のような話は置いておいて
現実問題誰があのようなマンション(億ション!?)に住むのか。

おそらくセカンドハウス的な使い方をする者が多数ではないかな。
裕福な人間は他にもちゃんと家を持ちその上で別荘のような感じで
高層マンションを買うのだろうな。

今はバブルがはじけて不動産の価値が下がっていても
日本と言う国は住むところが限られている以上
再び地価の上昇は避けられないからな。
金持ちはそれを知ってて投資の意味合いもあるのかも知れぬな。
アーバンライフとか目下に広がる都会の夜景とかいう言葉に騙されて
小市民が無理(借金)をして買うと痛い目に合うかもしれない。
仮に隣に同じようなマンションが建つだけで夜景なぞ見えなくなるのだから。

いくら便利だからとは言え都内は予想以上に深刻な公害が出ている。
私はあのようなところに住みたいとは全く思わないが。

3月14日(水)「抜糸」

丁度1週間前に歯を抜いた所を縫ってあったのでその糸を抜きに歯医者に行った。

やはり糸が入ったままだとちと引きつり感があって不自然だ。
まあ簡単に済むだろうと思っていたらついでに抜いた歯の横が
虫歯になってたから今日治そうか、と言われる。

あ・・・心の準備が出来ていないまま麻酔を打たれてしまう。

最近の歯の治療は痛くないとは思うが麻酔を打っていても歯茎にドリル振動を
感じるのだから妙な痛みを伴う。
しかし抜糸と共に虫歯も治せるから一石二鳥かと考える間も無く
作業は削りにはいる。
全身に緊張が走り思わず身体が硬くなる。

相変わらず慣れないな。
圧縮空気を利用したエアードリルは嫌な音だ。
圧縮空気で動いているということは何処かでそれを作っているとこがある。

だから歯医者で良く聞いていると時々コンプレッサーで空気を圧縮している
音が聞こえてくる。
そうすると不思議なことに全身に走っていた緊張がふっと消えるのだ。
どうしてだろうか。

人間の感覚というのは不思議なもので何か辛い場面でも
聴覚から入る情報で好きな音楽等が聞こえていたらストレスが軽減される。
その昔ライン作業の現場で実験的に音楽をかけてみたら工員のストレスが
軽減され生産効率が上がり品質が良くなったという結果がある。

ほとんどの個人歯科で有線放送やCDなどでリラックス音楽が
流れているのはおそらくその為だと思う。
ハードロックやパンクミュージックをかけてる歯医者はいないだろうな。
いたら面白そうだけど客が引きそうだ。


そうか私にとっては空気の圧縮はバイク屋で作業している時と同じなのだ。
バイクをいじってるときにエアインパクトレンチやエアガンなどを使うが
作業中に聞こえてくるコンプレッサーの音と同じだからか。

変なところで緊張が解けたことに自分の中で感心してしまった。
かといってエアドリルの音は全然好きになれないがね。

3月13日(火)「青少年保護育成条例」

世の中には自動販売機という便利なものがある。
販売しているものは多様多種に渡りジュースやたばこを筆頭に
花とかTシャツとか考えられるものはたいていある。

これほど自動販売機のある国も珍しい。
治安の悪い国だと自動販売機を破壊したりそのものを持っていかれたり
する被害が出るのだ。
せいぜい日本では釣り銭泥棒くらいがいいところか。

これだけ普及した自動販売機にも条例の影が落ちてきている。
酒やたばこなどは今までも夜11時以降の販売を自粛してきたのだが
たばこの自動販売機自体を全面撤廃するという県が出てきたのだ。
青森県だったかな?
おおよそ県議会かなんかで議論することが無くてそういう懸案を
だしてきたのだろう。
表向きは青少年の保護である。

世間的に見て賛否が分かれると思う。
もちろん不便になる一般人と収入減になる業者が反対で
青少年保護をうたう団体(PTAなど)が賛成というところか

果たして自販機を撤廃することで青少年のたばこは減るだろうか。
答えから言うとまず減らないだろう。
たばこの入手ルートなどいくらでもあるではないか。

本音と建前が見え隠れするのがたばこの箱からみても分かる。
健康のために吸い過ぎに注意しましょうとあるが
本当に健康に注意するならば
健康のためにたばこはやめましょうとするのが妥当だろう。

まあそれは企業である以上書けないけどね。
FIのスポンサーもたばこのCMが厳しい国では車体広告すらできないからな。
日本くらいかなこんなに堂々とたばこが売られている国は。

こんな身勝手な条例を作って自販機業者やたばこ業者を苦しめたいのかな県は。
たばこが吸いたいという欲求はこんなものでは全く抑制力もないだろうに。

むしろいっそのこと年齢制限を撤廃すればいいのに。
吸いたければ吸えば良いではないか。
それで肺ガンになっても自分の責任なのだから。

3月12日(月)「クラクション」

私はフレックス通勤なので通常は9時頃に出社するのだが
今日は仕事が詰まっていたので少し早めに家を出た。
するとちょうど学生の通学時間帯だったのだな。

道いっぱいに歩く彼らは何とも緊張感が無い。
まあ仕方ない無理に横をぎりぎりに走って事故でも起きたら面倒だと
のろのろ走っていたら突然後ろから悪意を持ったクラクションを鳴らされた。
軽い挨拶程度のではない長くうるさい奴だ。

学生はほとんど気にしていない。

こちらとしては安全に気を遣って走っていたのだ。
しばらくあおってくるように後ろの車が付いてきたので
信号で止まった時に降りて後ろの車の運転手のところまで行った。

「あ、兄ちゃんじゃない、あのちんたら歩いとった学生に鳴らしたんや」
と言うのでああそうかいと車に戻った。

このいきさつからしても人の考えは多種多様であることが分かる。
学生を無理にどけることはないと考えてた私に対して後ろの車は
学生が邪魔だからクラクションを鳴らしてどかしたつもりだったのだ。
結果として学生に対してあまり効果は無かったがね。

確かに道いっぱいに歩くのは危ない行為だと思うが
道路は車だけが走るところではない。
クラクション一つとってももっと鳴らしかたもあるだろうに。

おおよそ時間に急いでいたので彼は焦っていたに違いない。
でも時間に余裕が全く無い運転などするといつかは事故を起こす。
時間の節約運転をするということは相対して安全マージンを削ることだからだ。

おかげで朝からちと気分を害してしまった。
いつも心の余裕を持っていたいものだな。

3月11日(日)「欲しい時に」

バイクでモノを運ぶ時に重宝するのがウェストバックである。
GLを使う場合は何も考えないでトランクに荷物を放り込めるが
600Fだとそうはいかない。

なにしろシートの下の車検証を出すだけでもシートを外さなければならないの
だがシートを外すのにサイドカウルを両側外してさらにシートボルトを外してと
軽く10分はかかる代物だ。
今の大型バイクはユーティリティースペースのことも考慮されているが
基本設計が約10年前と古い600Fはかなりおざなりにされている。

話が脱線した。

最近VTR撮影用の機材をタンクバックとウェストバックに振り分けていたが
ウェストバックは昔買った奴を無理やり使っていて小さく窮屈なので
新しいウェストバックを買いに練馬のナップス(バイク用品専門店)に
行ったのだが残念ながら定休日だった。
今日買えなかったらしばらく休日は買いに行く暇がない。

仕方ない、秋葉に行く用事もあったからついでに上野まで足を伸ばすことにする。

日本最大のバイク専門街上野。
特に用事はなかったので最近ご無沙汰していた。
コーリンの用品館で目的のブツを探す。

店員とコミュニケーション取りながら一番目的にあったものが見つかった。
まあ値段も良心的だ。
買ってすぐにタグを外し腰に巻いた。
バイクに乗って秋葉に向かいながらいろいろ考えて見る。

欲しいものが手に入らなかった(店が休みだとか気に入ったものがなかったとか)
時には人間の欲求は加速する。

例えば欲しかったソフトの最後の一個を目前で他の人に買われて悔しかったり
残っていた最後の一個を偶然買えて嬉しかったりしたことはないだろうか。
それが初回限定とかだとなおさらかな。
どうも〜限定と言う言葉には麻薬性の何かがあるな。

どちらの例も無いものねだり状態と言えるのかな。

まあ欲しいものが何時でもすぐに手に入る状態だと逆に苦労して手に入れた
という感動が無いから面白くないかもね。

3月10日(土)「どきどきするってこんなこと」

久々に遊園地に行く機会があった。
「CGNAVI DAY 2001」というエンスーな車達が勢ぞろいする
私にとってはわくわくするイベントだった。
場所は遊園地としてよく名前を知られている豊島園。

和光に住んで結構長いのだが豊島園に行くのは初めてだった。
地図で見てみると思ったよりも近く和光市駅から直線で6Kmほど。
しかし電車で行くには池袋経由なので遠回りなのだ。
かといって成増からバスというのも面倒なので車で行くことにする。

会場に着いた時にあまりに多くの名車や珍車が並んでいたので
くらくらした。
もう少し早く来れればパレードも見れたのだが残念ながら終わっていた。
是非ともランチャーストラトスの咆哮を聴きたかったのだが。

リトラマニアには堪らない2000GTも置いてあった。
その後ろにはサバンナRX-7もある。
そしてほさか先生のS800クーペ。
久々に感動すら覚えたイベントだった。

ツインリンクもてぎのホンダコレクションホールも感動するが
メーカーを問わず国産外車が勢ぞろいするとこんなに迫力の
あるものになるのか。
たまらなく熱い人達の集まりなのだ。
このパワーは数字では計れない。

ある種のベクトルを持った人間同士が共鳴するとそこには
途方も無いエネルギーが生まれる。
そして今まであまり興味の無かった人すら
魅きつける何かを放出するのだ。
自分の信念を貫いて生きるというのは
なんとすばらしいことか。

まあ私も人のことは言えないな。
パレードが見られなかった理由は自分の大切なGLを
午前中に車検整備に出しに行って来たからなのだから。

このまま熱い心を無くさないように生きたいものだな。


3月09日(金)「なごり雪」

今日の朝寒さで起きた。
うとうととHPの更新をしようとPCに向かったのは良かったのだが
そのまま寝ていたようだ。
椅子にもたれかかって寝ていたのだから身体が痛い。

そのまま風呂に入ろうと思いひょいと窓から外を見ると車に雪が軽く積もっていた
この時期は本当に気温の変化が大きい。
油断すると一瞬で風邪をひいてしまうので注意が必要だな。

風呂から出てきてPCのマウスを触ったら昨晩更新を掛けようとしていた
画面がぼーっと映ってきた。
DVも接続しっぱなしで電源が入っていたのでそれを切る。
今朝は本当に寒いせいか風呂に入ったにもかかわらずぼーっとしている。
それがLABO7の絵の元になったりしている。

毎度毎度のことながら毎日定時更新されている方は本当に根性あるよなと思いつつ
朝からのろのろと作業する所長なのだった。

雪を見るのも今週で見納めかもしれないな。
そろそろスタッドレスからノーマルタイヤに戻す作業せねばなるまい。
足掛け7年も履いているがまだ溝が十分残っているのが
さすがミシュランというとこか。
でも経年変化によるゴムの劣化は進んでいるからグリップは期待できないが
また冬になったら履くことになるだろうな。

3月08日(木)「駄菓子菓子」

池袋に行った時にサンシャインの地下で駄菓子専門店があった。

都会の地下の中で一種異様な一角を醸し出している。
ノスタルジーを髣髴させる看板やポスターなどがいかにもな
感じの店だった。

もちろん入って見る。

のっけからいろいろな駄菓子がこれでもかと私を迎えてくれる。
お約束の「うまい棒」をはじめ「玉葱さん太郎」や「桜餅」
「やまとの味カレー」に「どんどん焼き」ほかにも怪しげなチューブ入り
のゼリーなどてんこもりだった。

・・・きたよ。
思わず顔がほころんでしまう。

駄菓子は子供の夢なのだ。
なけなしの小銭で悩みながら必死に選んでいたあの頃。
親にナイショで買うことの後ろめたさと冒険心。
フラッシュバックする十数年前の記憶。
駄菓子にはそんなわくわくする想い出がたくさんある。

最近のコンビニにもメジャーな駄菓子は置いてあるが
やはり駄菓子を買うならコンビニではつまらない。
民家の軒先を店に改装しおばちゃんもしくはおばあさんが経営していて
子供達の間でいつもの店と名前が付くくらいの場所。
店内は薄暗く奥の棚にはもう絶版で売ってないような昔の模型や
得体の知れない箱が積まれている。

最近はすっかりそういう店を見なくなってしまった。
いや自分の行動範囲から外れてしまったと言う方が正しいか。

先日実家の近くの駄菓子屋に行ってみた。
おおよそ15年ぶりくらいだろうか。
昔は自転車で良く行ったが今回は弟と車で乗り付けたのだ。

相変わらずおばちゃんは健在だった。
この辺も駄菓子屋の謎の一つである。
でも変わってないのが嬉しい。

当然昔と懐の具合が違うので欲しいものを適当にみつくろって大量に買う。
悲しいことに1000円もしない。
古いレジでお金を払う時におばちゃんは気が付いた。
おばちゃんは覚えていたのだ。十数年前少年だったの頃の我々兄弟を。

こんな想い出のある駄菓子屋はやはり子供の夢の場所に違いない。

3月07日(水)「KYTとは」

KYTと言う言葉をご存知か?

単純に危険予知対策の頭文字を取った言葉である。
この訓練をしておくと様々な危険から自分の身を守ることができる。
ここでは自動車の運転の際の危険に対して情景を描いて見ようか

例えば自分が車を運転していて前方の自分の進路に路上駐車のトラックがある。
道路は中央が破線で安全ならば追い越しは可能だ。
対向車はかなり遠くて歩道には誰も歩いていない。

この場合危険予知としては
一つは駐車車両のドアが開くかもしれないし
駐車車両の陰から横断者がいるかもしれないし
更には自分の後方の死角に外から自分を追い越そうとしている
バイクがあるかもしれないなど
いくらでも仮説を立てることができる。

実際にそういうことが起きる確率は非常に低い。
しかしゼロで無い以上何があっても不思議ではない。
こういう訓練をしていると何においても自分の身を守る技が身に
付いてだんだん事故に遭う可能性が低くなる。

あくまでもこれは机上の空想に過ぎないので
実走行中に受ける衝撃はもっと高い。
あなたが車やバイク、自転車に乗ってる時や歩行者であったとしても
事故になりそうになった瞬間ヒヤリとしたことがあると思う。

どういうシチュエーションでそれが起きたのかということは
身体が覚えていく。
それが経験になり熟練ドライバー・ライダーは事故確率が減るのだ。

そう、今回UPした映像を見てあなたは衝撃を受けるかもしれない。
偶然だが起き易い事故の症例をカメラは捕らえているのだ。
どちらのサイドに立ってみても熟考の余地がある。
くれぐれも事故にならない運転を心がけたい。

3月06日(火)「逆ドラフト制」

新聞の記事にあったのだが某国産大手電器メーカーが来年の春の新人の採用に
実験で希望ドラフト制を取り入れるという。

要は学生にどういう職場でどういう研究をしたいのかを問うて
その意欲と適性を買うわけだな。
これには賛成である。

通常は実習期間にどこに行くのか企業の考えで勝手に決まるのだから。
もともとやる気と能力のある新人を採用できるメリットは大きいだろうな。

昔から好きこそ物の上手なりけりという言葉があるように
好きなことをやるのに人は努力を惜しまないだろう。
それを仕事に生かせればもっと伸びるかなというのが企業の本音か。

でもこの方法にはいくつかの落とし穴があると思う。

例えば学生のやる気を生かすために自由な発想で仕事をさせる環境を
企業はきっちり用意せねばならないということだ。
せっかくの新人のアイデアも堅い上司がそれはだめだと押さえこんでいたら
いつかやる気は無くなり覇気も薄れるだろう。

ただ企業というものは利益を追求せねば成り経たない。
新人の考える趣味の延長だけでは利益は出ないのは確かだ。
このあたりが新人と上司の摩擦するところだろうか。

それよりも今の学生のどれだけが自分の確固たる信念と目的と希望を持って
就職活動をやっているのかな。

相変わらず公務員の志望率が高いのは世の中が不安定である証拠ではないか。
国の組織のなかで決まったことだけやっておけば倒産もなくリストラもなく
つつがなく暮らせるのだからな。
それでも最近はリストラも少しはやってるのかな。
政治家を見てると民間の痛みというものは分かってないみたいに見えるけど。

公務員は大衆の血税で生きているということを忘れている人間が多すぎる。
もちろん中にはなんとか改革しようと努力されている方も存在する。
しかしそういう人には非常に辛い世界なのだ。
民間企業でも役所的体質のところも多数存在するから
一概に公務員だけを十把一絡げに切り下ろすことはできないけどね。

まあ流れ流され生きていく方がどう考えても楽だからな。
全てはトップダウンで決まりボトムアップは握り潰されるような
革命や改革とはほぼ無縁の世界は多数存在するのが実態か。

それが楽しいかどうかは別問題として。

3月05日(月)「ラーメン道の新規開拓」

仕事の帰りにラーメン屋に行った。
前から目を付けていたところだ。
美味しいと評判だったのでわくわくしながら行って見たら定休日だった。
おいおいこの気持ちをどうしてくれようか。

仕方ないのでふらふら車を走らせていると地鶏の文字が見えた。
良く見るとラーメン屋ではないか。
新規オープンしたばかりらしい。
これは行って食うしか。

改めて看板を見ると地鶏ラーメンと銘打っていたラーメン屋だった。
早速店に入る。
テーブルも厨房も何もかも新しい。
照明が良い感じのカウンターに案内される。
メニューは選ぶ余地がほとんど無かった。

肉の中でも鶏肉は私の好物なのだ。
それが鹿児島産の地鶏ならばはずれはあるまい。
期待に胸が膨らむ。
待ってる間壁に張ってある注意書きを読む。
素材の風味を生かすために薄味のスープ仕立てですとある。

やがてラーメンが来た。
まずスープを一口。
・・・関東の濃い味付けに慣れてしまったのだろうか微妙に物足りない。
麺はほどよく茹で上がっている。
地鶏の皮が入っているラーメンだったので地鶏をいただく。
・・・。

決してまずくは無いのだ。
でも何か足りない。
関西人の私ですらそう思うのだから関東の人間がこの薄味を受け入れられるのか
かなり勝負厳しいと思う。

ちなみに余談だが吉野家の牛丼も地方によって味が違う。
今のところ関東と関西と中部地区で食してきたが
名古屋地区が一番味が濃かったような気がするな。

薄味で勝負するラーメン屋が関東でどこまで頑張れるのか見物だ。

3月04日(日)「肺活量」

まだ寒いこの時期に市民体育館にあるプールに行った。
温水プールなので一年中営業しているが市が経営しているために
市民はかなり安く利用できる。

とはいえ目的は運動だから遊び要素の強いウォータースライダーとかは無い。
流れるプールで身体をほぐして競泳用のプールでひたすら泳ぐのだ。

ダイエットするにも水泳というのは効果的だ。
水泳は有酸素運動であるし身体、特に関節に負担をかけずに運動できる。
さらに水の抵抗というのは思った以上にあるので筋力トレーニングにもなり
良いことずくめである。

最近下腹のたるみが気になってくる年頃。
少しは運動しなくてはと行って見たのだが
泳いでいるうちにだんだん昔を思い出してきた。
もともとスイミングスクールに通っていた時期があるので
一通りの泳ぎはまだ覚えている。
ただしバタフライは出来ないし背泳ぎは苦手かな。

しばらくクロールや平泳ぎをしていたがふと潜行をしてみたくなった。
潜行とは字の如く息継ぎ無しに泳ぐことである。
小学生の時には25m行けたが今はどうだろう。
息を整えてチャレンジしてみた。

プールの壁を蹴って潜る。
5m、10m。底に描いてあるラインを目で追って進む。
15m、20m向こう岸の壁が目前に迫る。
壁に指が触れた瞬間に緊急浮上する。
はぁー達成できたと思った途端に何か嬉しくなった。
日頃の運動不足というのは間違いないが肺活量はそんなに落ちてなかったのか。

でもその後150m泳いだらへろへろになった。
まずいな。やはり体力の低下が研著に顕れている。
しかし水泳でダイエットを考えるならば週に2回は通わなくてはいけないな。
そんなに時間が取れれば良いのだが・・・

3月03日(土)「ぼくらのプラレール」

大型スーパーに行く用事があり
ふとおもちゃ屋をのぞいてみたくなった。
最近めっきり行かなくなって久しい。

ドリームキャストが予定通り9900円に値下がりしていた。
セガもこれから再建の道を辿ろうというのだな。
あまり良い噂を聞かないのだが頑張ってもらいたいものだ。

やはり小学校入学シーズンだけあってその手のグッズがたくさんある。
定番のドラえもんはいいとして目立ったのがとっとこハム太郎という
ハムスターの漫画のキャラクターグッズである。
某学習雑誌の表紙はどの学年のにも載っていた。
よほど人気があるのだな。

そういえばペットショップでもハムスターは小学生に人気があったが
こういうマンガの影響は多少なりともあるだろう。


で、おもちゃ屋の片隅にそれはあった。
俗に「ガシャポン」と呼ばれる<地方によって呼び名は違うらしいが
カプセル型景品払い出しのマシンだ。
ちなみに我々の子供の頃は「がちゃがちゃ」と呼んでいた。

この手のマシンはかなり歴史が古く私が知っている限り昔には
スーパーボールやスライム、スーパーカーやウルトラマンの消しゴムで
一世風靡したと記憶しているが今や入っているのは消しゴムだけではない。
樹脂で作られたいろいろなおもちゃやキャラクターグッズなのだ。
もちろんさっきのとっとこハム太郎のもあった。

私の目についたのはトミーのカプセルプラレールだった。
今でも売っているがプラレールというおもちゃは鉄道模型の入門みたいな
もので名前通りプラスティックのレールの上をモーターで走る模型のおもちゃだ。
子供の頃は欲しくてたまらなかった。
持ってる友人の家に良く遊びに行ったものだ。

カプセルに入ってるのはそれの小型バージョンでぜんまいで走る
小さな模型だった。
おたく心をくすぐるようにエアポートエクスプレス編に南海特急ラピートが
入っているではないか。

さっそく両替して廻す。
久々の感覚、何故か廻す瞬間気持ち良い。
出たのはラピートの先頭車両だった。
こうなると集めるまでおたく心は止まらない。
結局7回ほど廻してラピートの車両を全部集めた。
鉄橋やトンネルのセットも入っていた。
廻し終わって満足感で心が満たされた。

このところ正直仕事に疲れていたのだが
不思議と心が癒された気分になったのだから安い気分転換だ。

持って帰って組み立てて走らせてみる。
たかだかぜんまいのおもちゃなのによくできている。
さすがユージンだ。
何台か仕事場に置いて辛い時に見て気分を癒すことにしよう。

3月02日(金)「15秒表現の奥行き」

最近MOTOR LABOにてムービーをUPしてあるのだがこれが結構難儀なのだ。

カメラを固定するのに良いステーの製作をしている時間が無く
仮にタイラップなどで固定している。
今のところ原始的だが粘着力の弱いビニールテープが一番使える。

いろいろ搭載すると撮影も重装備になる。
GLならばまだ良いのだが600Fの場合タンクバックに器材を詰めている。
こうすると自由度が低いので乗りにくいのだな。
まあ撮影は楽しいからいい。

問題は編集だ。

仮にも借りているサーバーなのだから自分のHP容量限界がある。
DLしたりULする時間も考慮せねばなるまい。
現在の方法ではMPEG1で編集しても1秒170Kくらいの容量が必要なのだ。
そうなると15秒くらいが限界に近い。
15秒というと長く感じられるかもしれないが
効果を入れたりショットを変えたりできない垂れ流し的映像だと
あっというまに過ぎる。

普通に道を走っている分に15秒でドラマティックなことが起きるかというと
それはありえないので無編集のそのままでは物足りないのだ。
魅せる映像はなかなかできない。

動画編集ソフトも使ってみたがエンコードに時間がめちゃくちゃかかるばかりで
全然使えない。
PCのパワーアップが優先なのかもしれないがね。

作ってみて実感したがCMを製作しているところは凄いと思う。
時間の使い方がおそらく1000分の1秒単位で決まってるんじゃないかな。

同じ事ができないのならば何かアイデアを考えるしかないな。
最新の映像でホイールのセンターにカメラを固定したのもそんな理由の一つだ。
この世界はかなり奥が深いな。

3月01日(木)「廃棄処分」

昨日の記録に物を捨ててシンプルライフの自己提案をした。
今日はその捨て方についてだ。

人間は基本的にはもったいながりな生き物だと思う。
壊れていても愛着のあるものはなかなか捨てられない。

だから一番捨てにくい物は人形のたぐいだという。
魂が入っているようなものからUFOキャッチャーに至るまで
ありとあらゆる人形が存在するが確かに捨てる時に捨てないでという
声が聞こえてきそうだ。
生まれた時から一緒にいた人形とかになると死ぬまで離せないんじゃないか?

ほかにも捨てるには厄介なものがある。
それは人からもらったものだ。
自分で買ったものは処分するのにためらいはあまり無い。
でも人からもらったものはその人の思いまで考えると
なかなか捨てにくい。

捨てにくいものに共通するのは「思い入れ」という言葉だ。
こいつの呪縛を解き放たないといつまでも捨てられない。
残念ながらこいつの呪縛はとても強くて意志の強い人間か
もしくは思い入れの薄い人でないとなかなか逃げられない。

ではどうするのか。

答えは簡単だ。
本当に必要なものだけ取っておいて残ったものを捨てる行為を
呪縛にかかってない人にやってもらうのだ。
思い入れという呪縛が無い他人ならばあっさり捨てられるから。

これは引っ越しの荷物の梱包にも応用できる。
一人で荷物を片づけてもなかなか思ったようにはかどらないが
他人がやればあっという間なのだ。


物はどこまでいっても物でしかない。
捨ててしまったことを一時は後悔してもきっといつか忘れられる時がくる。
間違ってはいけないのは取捨選択する時に
本当に大切なものとは何なのかを良く考えることだ。


BACK