No。115
CSとPHSと…
2002.6.24
1.中途半端なCS活動
いきなりノーマルモードです。(^-^;)
先日、マイ事務所用に、あれこれネット通販家具を購入したと書きました。
そこから、こんなメールをもらいました。
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(そのまま転載しております)
★★★ GarageOnLineからご案内です ★★★
富澤 豊 御中
様
ガラージネットショッピングをご利用いただき誠にありがとうございます。
お買い上げいただきました商品は、お気に入りいただけましたでしょうか?
より良いサービスを提供させていただくために、
ご購入いただきました商品に関するお客様のご感想を、お聞かせください。
□□□ アンケート送信方法 □□□
1.下記URLにアクセスしてください。
2.アンケート入力画面が表示されます。
3.アンケート項目にお答え頂き「送信」ボタンをクリックしてください。
https://garage.plus.co.jp/Que/Qst.html
ご協力よろしくお願いいたします。
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そもそも、「御中」と「様」が、かぶっているところからして、「何じゃこりゃ〜」と思ったんですけどね…。
もちろん、あれこれ不満を持っていた私は、ここぞとばかりに不満を書いてやりました。
礼儀として、実名で、連絡先もちゃんと記入して。
で、書いている時に、また怒りが募ってきました。
というのも、このアンケートページの下の方に、「自由記入欄」がありますね。
これ、文字数制限があるんですよ。
私は、最後の方の「何かご感想を」というところに、あれこれズラーっと不満を書いた。
で、「送信ボタン」を押したら、送信エラーになってしまう(エラーの理由も出ず)。
「何でやねん」と思いつつ、適当に考えて、文字数オーバーかなと思って、不満の言葉の数々を、別の欄に持っていったら、ちゃんと送信できました。(-。-;)
これたぶん、アクセスか何かで作って、欄の設定を「テキスト型」にしているんでしょうか。
文字数が、64バイトくらいしか入らないヤツ。
こういうところは、「メモ型」にして、文字数は事実上無制限にしなきゃ、いかんでしょ。
私も、あれこれアンケート調査をやっていて、「不満」を書いてくる人は、それこそ、こちらが作った「回答欄」を、はるかにオーバーして書いてくることもザラです。
いや、「不満」を持っているからこそ、ここぞとばかりに書く、これは当然でしょう。
そんな人がいるというのに、文字数制限をしてしまうというのは、どういうこと?
この会社は(というか、このアンケートを作った人は)、そんなこと考えていなかったのでしょう。
「まあ、普通に作った」という感じでしょう、HTMLのアンケート制作のソフトをもとに。
でも、少しだけ神経質になるべきだったのではないでしょうか。
こういうところには、ずらずら不満を書いてくる人がいるということを。
さらに、この会社が悪いのは(というか、今のところ悪いのは)、何もリアクションがないんですよ。
私が、レスしたのは、メールが来たその日。
もう何日か経っていますけど、何の音沙汰もなし。
「名前」も、「電話番号」も、「メアド」も、「住所」も、記入させておいて、何のレスもなし。
こういうCS調査で重要なのは、「お客様の満足度がどれだけ高いか」ということよりも、「どういうことに不満を抱いているのか」を知ることです。
だから、「不満爆発」のお客様には、即レスして、きちんと謝罪するなりすべき。
私も、過去にやらせていただいたCS調査では、お客様と必ずそうしてきました。
確かに、それでなくとも「不満爆発」しているお客様に、連絡するというのはコワイものです。
「火に油を注ぐのではないか」という気もするし。
いい気分で電話出来る人など、いるはずがありません。
でも、そこできちんとした対応をすれば、ほとんどのお客様は、納得してもらえます。
むしろ、そういう「連絡をしてきてくれるお客様」ほど、大切にしなくてはいけない。
こういう人ほど、後々「いいお得意様」となってくれる可能性を秘めているものです。
具体的に言うと、満足度のアンケートを、次のような5段階で取ったとして、
1.とても満足
2.やや満足
3.どちらともいえない
4.やや不満
5.とても不満
「1」の人は、ある意味、放っておいてもいいわけです。
「2」の人も、まあまあ大丈夫。
実は、「3」「4」の人が、一番コワイ。
この人たちは、概して、何にも反応してくれない人たちです。
おそらく、「感想欄」にも、あまり不満を書かない。
でも、実は、少しだけ不満を感じていたりする。
で、そういう「小さな不満」を、倍増させたかたちで書いてくるのが、「5」の人なんですね。
だからこそ、こういう人たちが、連絡先も分かるようにしているのなら、(暗に連絡せよと言っていると判断して)即レスすべきです。
サイレントマジョリティを代表していると考えなくてはいけません。
連絡をする人も、どんなにイヤに思っても、絶対に対応しなくてはいけない。
もし、これを読んでいただいている方に、そういう立場の方がいらっしゃったら、是非肝に銘じておいてください。
こういう話を書いても、私自身、あんまり気持ちのいいものではないんですけどね。
まあ、いい事例かと思って書きました。
もし、この会社から、何かレスがあったら、またここでご報告したいと思います。
もちろん、「いいレス」であることを期待して。
2.さよならPHS…?
ここにきて、都内各地では、「無線LAN」のアクセスポイントが増えてきているようです。
ドコモも、いよいよ本格的に参入するようですし。
マクドナルドやモスバーガーの一部の店舗や、このドコモは、カフェドクリエのお店で、通信可能みたいですが、私としては、こんな「ちゃらいショップ」じゃなくって、「ルノアール」みたいな「じっくりしたお店」にポイントを置いて欲しいんですけどね。
とはいえ、私も、ここのところ、とんと外出の機会が減ってしまい、外でネットにアクセスすること自体が減っております。
そう、私のPHSカード人生も、いよいよ終末を迎えそうな感じです。
つい、この間、この「つなぎっぱ128k」に変えたばかりなのに…。
でも、128kといいつつ、回線速度を測ってみると、せいぜい50kくらいですからね。
それでも、大昔に比べれば、随分進化しているんですけど、事務所や自宅で、ADSLを引いてしまって、その速度を体感すると、やっぱり…超遅くて。(^-^;)
32kを使い始めた頃は、「おー、すげぇ便利〜」と思っていたんですけど、やっぱり段々物足りなくなって、64kが出た時に、ちょっと考えて乗り換えました。
64kは、たしかに「速い」と感じました。
多少、メールが重くても、少し待てば、ダウンロードできたし。
でも、その後、「つなぎっぱ32k」が出て、やっぱり「つなぎっぱ」の魅力に引かれて、切り替えました。
その時に、「なぜ64kつなぎっぱにならんのじゃ(--#)」ということで怒り心頭になったこともありました。
http://www.horae.dti.ne.jp/~tmt/column/053.htm
だからこそ、「128kつなぎっぱ」が出たときには、即乗り換えたのに…。
でも、まあこれがIT業界の運命というものなのでしょう。
去年から、今年の春先までの感じだったら、まだまだ「PHSカード」の生き残る余地はあったはず。
そう、つい最近までは、「無線LANポイント」が街中のあちこちにあるなんていうことは、考えられませんでした。
我々は、本能的に、「通信」というと、「電話をかけて」「どこかにつなぐ」という行為をしないと、「つながっている感じがしなかった」と思うんですよね。
少し前なら、受話器から「ツー音」が聞こえないと、変な感じがした。
最近なら、モデムの「ガーガー音」か。
でも、「無線LAN」という技術は、言ってみれば、絶えず電波が飛び交っている感じなのでしょうか。
電源をONにしただけで、もう世界とつながっている感じ。
会社でだったら、何となく分かるんですよね、なぜか…。
何つっても、「仕事」で使っているんだし。(^-^;)
それが街中で、つながっちゃっているんだから。
もちろん、LANカードは必要で、世界とつなげるには、それなりの設定は必要なんですけど。
地道に、過去の常識が破壊されてますよね。
このPHSカードは、最近契約したばかりなんで、解約すると、「長期契約割引」が除外となって、手数料やら何か余計な費用がかかってくるんですけどね。
どうしようか迷っております、解約すべきか。
まだ、もう少し待つべきか。
うーん、毎月1万円近くを、何も使わずにドブに捨てるのか〜。(ToT)
もったいなさすぎ…。
2回は、飲みにいけるじゃん。
もう少し悩んでみます…。
3.どうなるサッカー、どうするサッカー
で、日本は負けてしまいました。
何か勝てた気はしますけどね。
「日本でW杯が行われる」のは、私が生きているうちに、もう1回あるのでしょうか?
アフリカ地区でやる前に、もう1回あるのかな…。
でも、こんな機会が、そうそうないことは事実。
残念でした。
ということで、先週金曜日に、渋谷の街に出てみました。
そう、「ブラジルvsイングランド戦」があった日です。
すっかり有名になった「World Sports Plaza」に行ってみたんですけど、さすがに「入場待ち」はありませんでした。
でも、近くの歩道橋には、何やら行列ができている。
これ、「ブラジルvsイングランド戦」をお店で見る人の行列です。
みんな、この店のために、並んでいたんですね。
「日本戦」じゃなくても、これだけ見る人がいるということに、少々驚きました。
もっとも、日本での知名度を急激にアップした「ベッカム様」が出場する試合というのもあるのでしょうけど。
店の近くには、「似非ベッカム君」やら、「似非オーウェン君」が闊歩していたりして。
もっとも、「似非ベッカム」というよりも、「お前はガレッジセールのゴリだろ」って感じのヤツが多いんですけどね(^▽^ケケケ。
今回のW杯が終わって、みんなはJリーグに見に行こうとするのでしょうか?
中田ヒデも、その辺を気にしていましたね、前回のフランス大会に引き続いて。
私はですね…。
何か、見に行きたくなってきました、Jリーグの試合を。(^-^;)
というか、地元の弱小「川崎フロンターレ」を、少しマジメに応援してやろうかと思って、役所に行って、こんなものをもらってきたりして。
まあ、これに加入するかどうかは分かりませんけど、1試合くらいは見に行ってもいいかなと。
フロンターレは、何しろJ2なんで、「森島」あたりが出そうな、「セレッソ戦」を見てみたいな〜とか。
あと、別に、「ヒデ」「稲本」「伸二」じゃなくても、「松田」とか、「宮本」とか、それこそ「戸田」とかも見てみたい感じ。
皆さんは、いかがですか?
そんな「気分」になりません?
サッカー関係者が恐れるのは、「Jリーグと世界のレベルの違い」ですよね。
「はぁ、やっぱ世界のレベルと比べると、こんなもんかい…」と思われてしまう。
だから、一時的に、観客動員は増えても、いずれジリ貧となってしまうのではないか、という発想。
たしかに、それはあるでしょう。
私は、真の隆盛を迎える可能性があると思っています。
いや、Jリーグ創設期に、一度隆盛は迎えたから、第2次隆盛期というべきかも知れませんが。
今までは、「Jリーグ」というスポーツは理解できても、世界のサッカーの「構造」まで理解できている人は、少なかったはず。
ましてや、「日本の実力」は、たいしたことないと思っていたでしょうから(心のどこかで)。
しかし、今回のW杯で、日本人は、「サッカーの面白さ」を体感できた。
そして、「世界のレベル」も、間近で見ることができた。
そして、何より、「世界と日本との距離感」も分かったはず…。
こうなると、今までとは、別の展開になってくると思います。
つまり、今、自分たちの身近でプレイしているサッカー選手たちが、「もしかしたら、次のドイツ大会に出られるかも知れない」ということを思うわけです。
分かりやすく言うと、「応援する理由ができた」ということです。
私は、川崎に住んで、10年ほどになりますけど、これまでは、フロンターレが出来ても、ましてやヴェルディなんていうチームに対しても、全く応援する気は起きなかった。
「応援する理由」がなかったんですな。
3年くらい前に、こんなことも書いておりました。
以前の発想だったら、「スター選手」がいてこそ、チームを応援する理由もできたというものでしょう。
それこそ、「ヒデ」「小野」クラスがいないと、人気は出なかったという感じ。
でも、今回の日本の試合を見て、日本には意外と世界レベルの選手がいることに気付いた。
例えば、「戸田」なんていう面白いヤツがいることも分かった。
「戸田」なんて、たぶんこのW杯に出ていなければ、おそらく知名度はゼロに近いままでしょう?
彼も、いずれ世界に出ていくのでしょう。
昔から、「戸田ファン」だった人は、どう思っているでしょうね。
(どれだけいるのか知らないけど…(^-^;))
「オラが町のサッカー選手が、世界に出ていく喜び」
これが、今回のW杯による、サッカー界への最大の効果ではないでしょうか。
いや、前から、こういう喜びはあったはずです。
それこそ、小野伸二が、オランダに渡る時の、浦和の盛り上がり方は凄かったようだし。
でも、それが、「一部の町」だけではなくて、もしかしたら、「日本全国」に拡がったのではないでしょうか。
「選手が世界に出ていくと、Jリーグは永久にレベルが上がらない」
こういう声もあります。
でも、それはそれでいいはず。
Jリーグのレベルは、時間をかけないと上がらないはずでしょう。
いきなり、そんな世界レベルのプロリーグなんてできるはずはありません。
だいたい、プロ野球だって、世界に伍したといえるのに、何年かかっているの?
別に、セリエAやプレミアリーグの「2軍」でいいと思うんですよ。
目の前でやっている「プレイのレベル」ではないと思います。
日本人は、「高校野球」や、それこそ「高校サッカー」に熱くなれる気質があるじゃないですか。
少々ヘタクソでも、観衆(ファン)が熱くなることができるなら、それでOKでしょう。
「プレイのレベル」がファン獲得の第一義なら、阪神ファンは、どういう風に説明するのでしょうか。
※最近、高校野球がつまらないのは、野球留学で選手を獲得して、急激に強くなった高校ばかりで、地元民の思い入れが薄いからなのでは?
Jリーグは、このチャンスを、絶対に生かすべきでしょう。
それには、マスコミの協力も、もちろん必要でしょうけど、選手一人一人も、「いつかは世界に」と思ってプレイする。
選手には、まずこの「上昇志向」を持ってもらわなくてはいけません。
オレは、Jリーグのチームに入れたことだけで十分なんていうヤツは、いりません。
こういう選手は、プロになってはいけない・
そして、ファンも、「オラがフロンターレのアイツが、今はユベントスでやっているべ」なんて話が、普通になってくる…。
そんなに遠い話ではないと思うんですけどねぇ。
で、世界に羽ばたいていったヤツが、オフの時に、ふらっと地元の試合を見に来て、ハーフタイムに、「どーも」なんて挨拶したら、超カッコいいと思うんだけどなぁ。
ということで、W杯も、あと1週間で終わってしまいますね。
審判の問題も、色々ありますけど、クリーンに終わってもらうことを期待しています。