犬育ての基本! これ好きな言葉 です↓わかりますか? 私のトレーニングするに当たっての基本理念の一つです。
「可愛くば一つ叱って三つ褒め五つ教えて良き犬にせよ」
何らかの場面で犬が望まない行動をしたときやルールを守らなかったときは一度だけしっかり正しその後に望ましい行動をとらせ、その代わりに3倍の愛情で褒めてあげそのやり取りを通して
1×3=5 にする気持ちで
犬に沢山のことを教え飼い主さん共に楽しく豊かに暮らせる犬に育てるという言葉です。
まずは犬というものを理解するところから
犬という生き物は人とは違う生き物です。
また犬と人はこの地球の生き物の中で一番関係が近く深い生き物でもあります。
それだけに長い間一緒に生活を続けていると飼い主さんたちは犬が感じている事や行動を擬人的に考えその行動の意味を間違ってとらえてしまうことで犬との関係を悪化させてしまっていることが多いとようです。犬の正しい認識や理解は犬のしつけにおいて最も大切に事なります。
表面的、単位的なとらえ方ではなく犬という生き物を理解し心根の奥にあるものを良く観察して知る事がしつけの第1歩だと思います。
指示を出したら最後まで
「指示を出したら最後まで」
犬に何かを教えてくという事は基本的には指示を出してその行動をスムーズにとらせその行動に対して賞賛し褒めてあげるという事の繰り返しで犬に飼い主さんが何を望んでいるかを伝えどうすれば自分にとって良い事があるのかを気づかせる事で教えていきます。
ではその流れを途中で止めてしまっていてはどうでしょう?
ご想像の通り犬は何をして良いか解らなくなってしまうでしょう。飼い主さんが何を望んでいるか感じる事ができなくなってしまうでしょう。
100%とは言いませんが普段の生活の中でどんな些細な事でも指示を出した飼い主さんの責任として犬が嫌がっているとか可哀想とか犬のせいにはせずに最後までやり通してください。やり通すことで犬との信頼関係が築かれ飼い主さんの言葉を良く聞いてくれる子になってくれるはずです。
有言実行の飼い主さんを目指して!
しつけに罪悪感をもたないで
しつけをするという意味とはどういうことでしょう?
各飼い主さんにとっていろいろな考え方があってしつけを別にしなくてもうちの子はお利口だからいいのとか自由に育てているからそんな無理してやらせたら可哀想だとかなんか悪いことでもするかのように思っている方もいらっしゃいます。
ただしつけをしない人に比べてきちんとしつけをしている方のほうがずっと犬との時間を多くとってあげているはずですし密接にコミュニケーションもとってあげているはずです。
しつけをするという事とは犬に人と一緒に暮らす上でのルールを教えるという事でもありますがその事を通して1日1回でも犬と1対1で真正面から向き合う時間をとってあげることができ、またきちんとしつけができた犬には逆に日常の生活の中で自由を与えてあげる事でもあります。
なのでしつけに罪悪感を持たず沢山の事を教え犬との暮らしを楽しめるようになってください。
Yes,Noをはっきりと
これは簡単です、 犬の思考年齢は2歳から3歳といわれています。
そんな子たちになにやら難しい事を望んだり曖昧な接し方をしていてもコミュニケーションを取る事はできないと思います。
良い事と悪い事もはっきり伝えることできまた伝えられるようになることです。
Yesは褒めることです一番大切な事です。
Noは間違ったことを正す事です。
人同士での付き合いでは曖昧さも必要かも知れません。曖昧さで上手くいく事がたくさんあるでしょう。ただ人と犬との付き合いの仲ではその曖昧さは逆に犬迷わせてしまいます。
犬が飼い主さんの言うことを聞かない大半は聞きたくないのではなく何を言っているのか犬に解らせてないことが多くそのうちに曖昧な飼い主さんの言葉に対して聞く耳を持たなってしまいます。
「だってこの人何言っているかわからないんだもん・・・・と」
Yes,Noをはっきり伝えられる飼い主さんを目指して!
目的意識を持って根気よく
「目的意識を持つ」どんな事でもそうだと思いますがしつけも同じです。
ただなんとなく良い子になってくれればと思っているのと具体的にここはこうなってほしいとかこうさせたいとかという目的意識を持ってしつけをするのとでは雲泥の差が出てきてしまいます。
上手な演技者に
そうですacuterです。
皆さんが知らない国の外国人の人に話かけようとしたり話しかけられたとした時にどうでしょう?
おそらく一生懸命に身振り手振りで必死に相手に伝えようとするはずです。犬との接し方もそれと同じです。 犬は人が思っているように言葉を言葉としてとらえていません。
音としてしかとらえていません。
人が発した音を聞いた時に良い事が起きたか起きなかったかという経験で判断して色々な行動を学習していきます。言葉でいくら語りかけてもわからなければ身振り手振りで伝えなければなりません。
そこで大切なのは上手な演技者になることです。
良い事をした時には満面の笑顔と優しい声でたくさん誉めてあげその反対に悪いことをした時には少し怖い顔や声のトーンも低くして叱り表情や表現で飼い主さんの気持ちを犬に伝えてあげましょう。
ちょうど舞台俳優のようなオーバーアクションが良いですね。ぜひ飼い主さんは犬の前では名優になってあげてください。