2008年10月の研究開発記録&雑記帳>
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10月29日(水)「バイオニックコマンドーその後」
ほぼ1ヶ月掛かってしまったが子供を寝かせた後のわずかな時間を使って
「チャレンジモード」を攻略した。
初期のステージは一見でも簡単にクリアできたが
最後の方になるとシビアなコントロールを複数回要求され
しかも時間制限が厳しい条件が付く。
100回くらいのリトライは普通で
キツイステージだと300回のリトライでも一回も成功しない場合もあった。
もちろん単に私の腕が悪いということもあるが
攻略法を自分で編み出すのはトライアンドエラーの連続が当然だからかな。
最終試練は正にその名の通り
一部のスキも許されない完璧な操作が要求される。
ここの攻略に約3晩の時間を要した。
トライ400回目辺りでクリアできそうな感触を掴み
その2時間後にようやくクリアできた。
ネット上のランキングだと80位程度の時間だった。
ただ最終試練をクリアした人数も130人程度しかいないから
後ろから数えた方が早い順位なのだが。
ともかく久しぶりにゲームをやり込んだ気がした。
最近のゲームは本当に苦しさを乗り越えるとか
難しさの先にクリアできそうな感触を残すとかの
難易度調整に微妙なゲームが多い感触があるが
バイオニックコマンドーのチャレンジモードの匙加減は
投げ出させない絶妙な調整がしてあると感じた。
さすがカプコンである。
もしもう少し年齢が若くて使える時間が許すのであれば
きっともっとのめりこんでいたに違いない。
クリアの証のメダル獲得でしばし放心状態になれたのは事実。
もちろんクリアできたからと言って実生活に1銭の得になるものではない。
メダル獲得もゲーマーの自己満足に過ぎない。
しかし困難を乗り越える面白さを味わえたのは格別な成功体験の享受なのだ。
総じてゲームは娯楽であり楽しければ良く小難しい理屈は不要だと思う。
グラフィックに凝ったゲームも悪くは無いが
1200円のDL販売のファミコンリメイクのこの作品は
本当にお金を払って良かったと感じさせる一品だと思う。
フルグラフィックの本編の方も是非買うつもりだ。
10月6日(月)「バイオニックコマンドー」
この夏にレゲーファン待望のソフトが出た。
CAPCOMの「バイオニックコマンドー・マスターD復活計画」だ。
PS3とX-BOXでオンライン配信オンリーで発売されたゲームで
価格は1200円(PS3版)
パッケージ版が無いのでどう購入しようかなと思ったのだが
携帯電話にEDYのチャージを2000円分入れていたことを思い出した。
チャージしたのは1年前だったのだけど
結局一度も使ったことは無く放置していたのだ。
私のPCのキーボードにはEDYが読めるビュワー機能があるのだが
それをPS3に差したらあっさり認識してくれて
携帯電話のEDYをPS3のウォレット(財布)にチャージすることが出来た。
まず製品版を買う前に体験版を落としてプレイ。
最初のボスまでの道程がファミコン版「ヒットラーの復活」とほぼ同じ。
敵の配置や障害物の位置までかなり似せてある。
違うのはハイデフで描かれたグラフィックと動きの滑らかさだ。
細かいことをいうならワイヤーを撃つコントロールが
ファミコン版とほんの少し感触が違う。
これはコントローラーの差なのかもしれないが
プレイ上は誤差範囲レベル。
自分の体力が減ると敵を倒した時に回復アイテムが出るのは
製作側の優しさが出ている。(ヒットラーの時には無かった)
しかし以前は敵の落としたアイテムをたくさん拾うことによって
体力ゲージをだんだんUPさせていくシステムだったのだが
今回はそのような経験値上げ的なシステムは無く
時代の移り変わりを肌で感じる。
通信所も健在なのだが味方との交信はギャグも入って良しとして
敵の無線傍受は立体パズルを解くシステムになっている。
パズルはそんなに難しくは無いのだが
若干ゲームのスピードを殺している要素に感じる。
製作サイドにしてみればハッキングのイメージを盛り込んだ
ということだろう。
ファミコンのように情報だけだと味方の通信と変わりが無いので
敵の無線傍受の後には体力回復アイテムがゴロゴロ出てきて
かなりのダメージ回復が可能になっているところに
わざわざパズルを解いてもらってありがとう的な心を感じる。
あっけなくボスまで辿りついたが
ボス戦で体験版はココまでだというボスのセリフでひとまず終了。
「ヒットラーの復活」大好きな私には十分面白いと判断。
続いて製品版を落としてインストールしてみる。
<以下少しネタバレ注意>
難易度はハードで始める。
ヘリのパイロットと会話しながらMAP移動を行なう。
チュートリアル的な会話もあって分かり易い。
ステージ1は体験版と同じところだが
拡張されていて行ける所が増えていた。
ワイヤーを駆使して行ったその先にはカプコン隠しアイテムが落ちていた。
これは結構手ごたえありそうだと予感。
ボスまでの道程は体験版よりちゃんとしていて
基地の中が作りこまれている。
だいたいファミコン版のリメイクなのだが
見せ方は格段に進歩している。
ボス戦も単純なモノではなく
きっちり攻略を考えないと勢いで突っ込んでもまず勝てない。
(勢いだけで勝てるボスもいるけど)
ボスを倒すと重要アイテムがもらえるところは一緒。
以前は中立基地だったところは味方のFAS基地になっており
「チャレンジモード」をアンロックできるようになっている。
「チャレンジモード」とはワイヤーアクションの練習場みたいなもので
30秒以内にゴールラインに到達しなければ死亡という非情なモード
ただし何回死んでも無限復活なので要するに時間制限なだけ。
際限なく練習することもできてオンライン上に記録が残るので
見えない他人と時間を競うことができて面白い。
さらにさりげなく1UPアイテムがあったり
無線チップがあったりするところはファミコン版を彷彿させる
武器も使いやすいモノから使いにくいモノまで色々あるが
やっぱバズーカ砲は無敵だろう。
近距離で撃つと自分も爆風に巻き込まれて死ぬので
緊張感はハンパ無いけど。
さらに隠し要素として各ステージの弥七や
武器のアップグレード、条件クリアの称号GET
今後の「バイオニックコマンドー」でのコンテンツ解除等
やることは価格分は十分に盛り込んである。
とりあえず最後までプレイしてエンディングは見た。
最後は一撃必殺のアレなのかと思ったが・・・
さらに上のスーパーハードモードってどないやねん(まだ未プレイ)
おおよそ昔もそうだったけどさらに背景と地面が
分かり難いのは勘弁して欲しかったのは事実。
特に最終ステージ中のアレは何回死んだことか。
まあネガの部分もあるけど総じて素晴らしいリメイクであると言えよう。
少しづつ上達していってクリアする!という気持ち良さは健在なので
「ヒットラー」のファンは買うべし。
最近のヌルいゲームに浸りきっている自分に喝!だ。
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