2008年2月の研究開発記録&雑記帳>


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2008年1月









2月17日(日)「雪の箱根」


先週、先々週と関東は週末結構な雪に見舞われた。

2月の初めに子供の誕生日を迎えるので
家族旅行を計画していたのだが見事に雪の日に的中してしまった。

怪しいと思ったのは土曜の夜中を過ぎてからだった。
前々からウェザーサイトが雪の予報を出していたのだが
平地にも降るとは予想していなかった。


しかし無常にも降ってしまったのだ。
新しい車に変えてからスタッドレスタイヤは買っていない。
一応チェーンは持っているから何とかなるかとも思ったが
首都高速は全面通行止め、東名高速も一部通行止めのニュースが刻々と入ってきて
車での出発はちょっと無理じゃないかという結論に早々に到達。

朝に宿から電話が来てこちらも結構雪が積もっておりますので
気をつけて来てくださいとのこと。


車が使えない状況だったら普通ならキャンセルするかもしれないが
他にはキャンセルしている客は居ないということなので
最後まで諦めはしなかった。


ならば公共交通機関はどうか。
高速バスもHPに運休とは書いていないが道路が使えない以上更新されるのは
時間の問題だと考えた。
残るは小田急。

ロマンスカー新宿10時40分発が運休になったとあった。
しかし他は通常通りに運行されているという。
ならばまずは新宿まで行って状況を確認しようではないか。


さすがに駅まで子供を連れて歩くのは無理だと判断しタクシーに電話。
・・・しかし全然電話に出ない。
仕方が無いので駅まで家族を車で送り駅前のミスタードーナッツで待っていてもらい
家に車を戻して駅まで歩いて行く事に。

歩道は雪のために非常に歩きづらかったが普段の運動不足の解消と思えば
何も問題無かった。


何とか新宿に着いたがそこで痛い現実が待っていた。
ロマンスカー全部運休。

駅員さんに聞いてみると急行は運行されているらしい。
目的地の芦ノ湖まではとりあえず行けそうなので切符を買い列車に乗り込んだ。
新宿始発なので座れたが親子4人が通勤電車のシートで昼から箱根に行こうかと言う事に
周りの人は気が着いただろうか。


ともかく箱根高原鉄道も動いていたのでその終点「強羅」までは行くことができたが
その先のロープウェーが運休してしまったので宿まで行くことが出来ない。


・・・時刻は夕方4時半だった。
駅前のタクシーは出払いバスも無い。
大手のホテルは自前の送迎車を派遣して客を迎えに来ていた。

仕方なく宿に電話すると
迎えにきてくれることになった。
とても助かった。


・・・このシーズンの箱根を舐めてはいけない。
生半可にノーマルタイヤの車で来なくてよかったかもしれない・・・


結果として一生記憶に残る旅行になったことは確かである。
ちなみに子供はとても面白かったそうだ。

翌日はロープウェーも運行され雪の富士山も見物できたし
湯元からはロマンスカーに乗ることもできた。


そして先日の新聞に3月の小田急のダイヤ改正で箱根湯本行きの急行が無くなる事が
記事になっていた。
偶然とはいえ無くなる直前に乗れたのは何かの縁ではなかったかと感じている。
まあ人生とは得てしてそういうものかも知れないが。




2月2日(土)「飛鳥五郎という男を殺した犯人はお前だな!」


と言えば誰でも知っている?
宮内洋主演の怪傑ズバットである。
今更説明するまでもないが東映が製作した特撮の最高峰のヒーロー番組の一つだ。


本放送当時
日曜日の朝(関西では日曜朝だった)は教会に通っていた時期があるので
ほとんど見る機会は無かったのだがそれでもほんの少しだけ見ていて
内容はくっきり覚えているほど面白かったと感じていた。

それから20年の時を経て
先日友人からDVDを借りる機会があって
久しぶりに見てみると違う意味で面白いものだなと感じた。



実は住んでいる結構近くに東映の撮影スタジオがあって
メイキング映像で見るとロケ現場が知っている場所だったり
時代背景や当時の世界観が今の特撮とは違う描き方でとても興味深い。

第一話の時限爆弾が仕掛けられた幼稚園バスのシーンが大泉ジャンクション付近の
交差点だったとは風景が違いすぎて全然気が付かなかったな。



当然子供向けのヒーロー番組だから
架空の人物に架空の団体のフィクションドラマなのだが
演じている宮内洋の熱演と石森章太郎の原作を見事に脚本化した長坂秀佳の腕
それに水木一郎アニキの熱唱が加われば熱くない訳が無い。


敵と対峙した緊張のシチュエーションに「地獄のズバット」のイントロの三味線(琵琶?)が
流れると一気に戦闘シーンが盛り上がる。
しかも基本的に相手を殺すことは無く親友の仇ではなければ
ズバットカードを置いて犯人を警察に引き渡し
現場から立ち去るという点にもポリシーを感じる。


今から子供に見せても安心な作品だと思うけど
今放映しても商品は売れないだろうから
さすがにスポンサーは付かないだろうな。


そう言えば今日ビックカメラに行ったら新「ヤッターマン」の玩具が
結構置いてあったな。
これに関してもちょっと言いたいことはあるけど2月2日の話題ではないので
またいずれ。















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