No。071
ビジネスホテルの活用
2001.8.20
by Y.Tomizawa

さて、夏休みに気合いを入れて、たくさん書くと書いておきながら、適当に済ませましたが(^-^;)、今日は、いかにもっぽいネタでいきたいと思います。

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ちょっと暗い・・・この写真は、東急東横線の中の吊り広告です。

ビジネスホテル系である「東急イン」チェーンが、変わりましたって広告ですね。
確かに、どこもかしこもビジネスホテルは「暗い」し、いいことです。
ま、マッサージチェアはやりすぎだと思いますが、デカいベッドとか、風呂がゆったりしている(のかな?)とか、今までがひどすぎたというべきでしょうか。
最近は、ホテルの部屋からでも、ブロードバンドにつなげることくらいは、ほぼ当たり前になっているようですが、明るくなったのは画期的なのでしょう。

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読みにくいっすか?
とはいえ、「ビジネスホテル」自体がどうなんでしょうか?
だいたい景気もあまりよくないから、大阪程度なら、今は「日帰り」ですね。
私の取引先の方でも、「広島日帰り」「札幌日帰り」という話を聞いたことがあります。
昼前後に、アポイントを入れてしまえば実現できてしまいますからね〜、こういうことが。

それに、例によってブロードバンドでしょう(またしても(^-^;))。
「衛星を使ってTV会議」とか莫大な費用がかかっていたものが、もしかして「フツーにできてしまう時代」が、すぐそこまで来ているのかも。
そうなったら、出張自体が激減するかも知れません。

「顔をつきあわせてヤル意義はある!」
確かにそうですね。
でも、すぐに慣れますよ。
だいたい、私もメールのおかげで、過去数年仕事をしていますが、未だ一度も顔を合わせたことが、「ただの一度もない取引先」が『3社』あります。

そう、じゃあこの東急インには、どういう人が宿泊するのかというと、もしかして「パソコンなど持ち歩かない旧態依然のビジネスマン」だったりして…。

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という嫌味だけを書いてもしょうがないので、じゃあどうすればいいのかということも少し。

えーこれは、マーケティング的提案というよりも、私の個人的提案なんですけど、「会社で仕事をしたくないビジネスマンに安く開放して欲しい」んですよ。
そう、会社にいると、どうしても受けなくてはならない電話もあるし、なんかガチャガチャうるさい日もある。
私も、ぼーっと企画を考えたい時などは、喫茶店で考え事をすることもあるんですが、最近は、都心の喫茶店にも「おばちゃん軍団」が進出してきて、うるさくてしょうがないときがある。

それを避ける意味でも、ビジネスホテルを昼間の時間、例えば、午後1時くらいから5時くらいまで、そうですね「3000円」くらいで貸して欲しい。
1時間750円…。ちと高いか?
保証金みたいなのを、少しもらうとかいう手もあるかも。1000円くらい。
でも、手続きが面倒か…。

ホテル側も、宿泊客との交通整理や、クレンリネス関係が複雑になりそうだから、嫌がりそう。
でも、ま、寝かせておくよりはいいのでは?

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「おめえそんな提案、アタリメーじゃんかよ」と思われた方。
そんなあなた、まさか「それってご休憩?」とか思ってませんか?
ま、世の中、こういう応用こそが、マーケティングの原点なのではないでしょうか…。

でも、私、憧れているんですよね、作家がホテルに籠もって仕事をしているのに。
あの費用は自腹なんですかね。
それとも、出版社持ち?
うーん、私もやってみたい。
「ちょっと企画を練るんで、ホテルに1ヶ月ほど籠もります…」