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5月27日(水)「冷却」


「m-Stick MS-NH1」を使っていて一番気になるのは冷却関係だ。

買った当時は冬だったので室温の中でも十分冷えていた。
まあ気がつくと若干遅いかなというくらいだったのだが
春を過ぎ扇風機の季節になりつつある今、動作に怪しさが出てきた。
動画を連続再生させると明らかに動作が緩慢になる気配がある。

むう、これはどうしたものか。
公式にFAN付きモデルがリリースされているのもうなづける。
ここは改善の余地があるな。

とは言え小型のPCでは外から風を送るか冷えているブツに熱を渡す以外に
効率的な冷却は難しい。
ネットで色々見てみると外装に手を加えて熱対策しているページが目に付くが
切ったり貼ったりするのはほこりや水分の侵入に対して弱くなる方向なので
外装を直接冷やすことに。

まずは秋葉でパーツを模索。
メモリチップ用のヒートシンクと小型のファンを購入。
5V動作のファンがなかなか見つからなかったので
12V用のファンを購入。
USBから電源を取れるようにUSBファン変換ケーブルも用意した。

後は取り付けるだけだ。

せっかくの小型PCだがヒートシンクを並べてはりねずみの背中状態にし
その上にファンを設置、ヒートシンクの熱を放出する設計だ。

動作は確認できていたがココで問題発生。
12Vのファンは5VのUSB電力では初期起動できないことが判明。
しかし軽く指で押すと廻り始めてほぼ無音状態で運用できることが分かった。

仕組みは非常に簡単なのだが
冷却装置を持つことで無かった時より動作が安定するようになった。
CPU温度は測っていないがヒートシンクを触ると十分に熱を持っているので
熱交換器としてきっちり作動しているのが分かる。

まだ外装に隙間があるのでヒートシンクを足してハリセンボン状態にしてみるか。
原始的な改造だが着実に効果があるのが実感できて実に面白い。


















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