ちば先生のカッパ橋通信(3) 異常事態
会報「ノー消費税」2009.8 第217号




 台東区内で若い女性のホームレスが増加し、夜寝る場所を確保するシェルターが満杯で困っているそうです。夜の上野駅前は、男性ホームレスで埋め尽くされます。シェルターに入れずお金のない女性はどこで寝るのでしょうか。
 7月は源泉所得税の支払日なので税金の計算に行くと、売上が激減しているところばかりでした。ある建設業者は、6月と7月は全く仕事がなく6人の従業員に支払える給料はゼロになってしまったそうです。従業員に予告して、外でアルバイトをしてくれと頼みましたが、全員50歳前後なのでアルバイトができたのは1人しかなかったとのことでした。
 従業員が働けるところはこの会社しかないのです。滞納税額は1,000万円以上、ほとんどが消費税です。毎月滞納税額を少しずつ支払っています。心臓病を抱えている社長本人の生命保険は差し押さえられています。今まで仕事をくれた大手の建設会社は、正社員を次々と首切りし、最低人数の正社員を夜中までこき使っているそうです。社長は「下請けに仕事が来るわけがない」と嘆いていられず、「仕事をくれないか」といろいろなところに毎日電話をかけているそうです。賞与どころではありません。私の顧問先でうつ病になっている方が沢山います。どう頑張れば良いのでしょうか。
 いよいよ衆議院選挙が目前に迫りました。消費税を増税すれば即、滞納となります。消費税を12パーセントにもつり上げる政権に政治を任せるわけにはいきません。
(拠央経理事務所 税理士 千葉 幸美)
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