屋久島紀行 9 地図を表示
 もう1つ近くに滝があるのでそこへ。「トローキの滝」が海岸にあるのに対し、こちらは少し山を登った所にある。K「千尋の滝」である。(読み方は「せんぴろ」)
 
 これは人が両手を拡げた大きさを“一尋”と呼び,身体のモノサシとして使っていたところに由来しする名前らしい。滝の左側にある
岩盤は,まるで千人が手を結んだくらいの大きさ・・ということで名づけられたとのこと。

 実際周囲の岩盤がすごいっ!!400m×200mの巨大な1枚(!)の花崗岩のV字の谷を落差60mで落ちる滝。

 ここも近くまでは車では行けず、展望台からの観測。しかしここも新緑が美しい・・・。
 更に車を海岸線にそって走らせる。島の南南西、L「中間の大ガジュマル」を観に行く。(ちなみに”中間”は単なる地名)
 亜熱帯性の植物、「ガジュマル」が普通の民家の脇や入口に生育しているのだが・・・なんか凄い(笑)南国ムード満点。根がだらだらと樹上部から下がっているのだが下にだけではなく時には横にもと広がりをみせる。右はそんな根がきれいに巻かれて普通の1本樹みたいになっていたもの。う〜ん、生命の神秘(笑)