屋久島紀行 4 | 地図を表示 |
4月11日(水)屋久島2日目。この日は丸1日かけた縄文杉への登山である。前日ガイドの方と打ち合わせを行っており、A.M5:30,C安房から少し登った所にある「屋久杉自然館」の駐車場で待ち合わせ。同行する他の方々と合流し、車でD荒川登山口へ。ここで朝食をとり、A.M6:30トロッコ列車の線路伝いに出発!!往復で約10時間の登山の開始である。(天気、すこぶる快晴!!) |
線路の上を歩く歩く、ひたすら歩く。道は緩い上り勾配。渓谷を渡る際、かなり高いところを(手すりなしに)歩いたりするので高所恐怖症の人は苦しいかも。 しかし空気が美味しく歩いていて気持ちがいい。 (ただ線路は中央に敷板があるところはよいのだが枕木だけだと歩幅が合わずに歩き辛い) |
出発から約40分、 昭和45年まで集落があったというE小杉谷の小中学校跡に到着。以前ここいらは屋久杉が豊富で、林業が盛んだった頃は500人以上の人が生活していたらしい。 伐採事業の終結とともに国有林経営の事業所も閉鎖となり今はご覧の通り。 (ここで10分ほど休憩をとる) |
更に40分ほど行くと線路脇に最初の大型の屋久杉、「三代杉」が登場。(左写真)次々と覆い被さるように代々の杉が生長していったもので、現在のものは三代目にあたる。(よく観ると根元の部分、上の樹が別の樹に覆い被っているのがわかるかと) 推定樹齢は初代からだと3500年。現在の三代目は500年。この少し先に行った所に最初で最後の移動式トイレが。資源保護のため線路で汚物を下ろせるここ以降はトイレは無い。 実際、この先は橋が落ちていたり土砂崩れがあったり(写真下)と線路はあちこちで寸断されていた。ルートはその度に線路を離れ迂回路を行き、また線路に戻る、を繰り返した。 しかし、出発から2時間ちょい、完全に線路が途切れた所、「大株歩道入口」より本格的登山道へ。 |
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