そうこうするうちに福永さん・あむみ以外の6名は徹夜で朝を迎える。6時55分、携帯電話が鳴る!でぐからのモーニングコール。うーん、良い1年生を持ったもんだ。その5分後、もはや無意味となった電話が寺井さんから入る。あむみはつまみの残り物が具の「特製のおにぎり」を持ってバイトに出掛けた。
巨大マーキュリーで恒例の記念撮影を行ったあと、10時半頃に合宿所を出発。
2日目の予定は全く立てていないので、「取り敢えず2駅西へ行ってみよう。後は得意のいきあたりばったり。」と話がまとまる。しかし若者たちにはそんな元気はなかった。仕方なく、福永さん、川口さん、瑞さん、おかわんの年寄り4人は11時21分発の下り列車、若者達は24分発の上り列車と別れることになる。出発時間の差は3分、上り・下りとも同じホームなのに、悲しいかな、旅立つ年寄りを見送る若者は誰一人としていなかった。恐らく「ホームに見送りに行けば無理矢理電車に引摺り込まれる」という被害妄想(経験?)がある高野の入れ知恵だらう。
文責:おかわん
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