第5話 カレーに翻弄される者達担当:堤(2002/10/14)
あ、です。
遠藤が「皆一通り回ったことだし2順目のおかわんさん」
なんて指名されないかと(つまりシカト)ドキドキしていたのですが、
何とかご指名されたので、一筆記したいと思います。
みなさん、僕も参加してたのですよおおおお。
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2002年夏合宿レポート 第5話/カレーに翻弄される者達
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【8月11日(日)13:00】
二日酔い、しょぼい讃岐うどん、琴平の灼熱の太陽と、
数々の嫌がらせに会い朝から低かったテンションも
さらに低下してきた。
一向は次なる目的地(と言うか特に明確な目的はないのですけど)である
岡山に向けて出発。
【8月11日(日)14:00】
岡山着。
翌日から仕事のある遠藤と供に帰りのチケットを買う。
「のぞみでビッと帰るぜ」
と言うことで緑の窓口に並ぶ。
岡山−東京を購入するも現金がないことに気付く。
仕方がなく遠藤に金を借りた。
駅員は苦笑。
よりによって合宿メンバーの中で
一番金を持ってなさそうな遠藤に借金する羽目に。
一応金を貸す職業に就いていながら不覚と思いつつ
遠藤さんには債権放棄をしていただきたいものと思料。
一同は岡山の街に繰り出すことに。
そして目的地である伝説のカレー屋(注)に向かう。(注)3年程前、僕と福永さんが朝食にカレーを食べたのにもかかわらず
昼食のために入ってしまったカレー屋。
カレーを注文した後に「朝食もカレーだったじゃね−か」ということに
気付くと言う失態を演じたカレー屋。
カレー屋の名前は記憶にない。
表看板を拝見すると目覚ましテレビかズームイン朝みたいな番組に
出演した様子であり、繁盛している様子が伺える。
駆け出し当初から目をかけている者として万感交々至る心境である。
中に入ると胡散臭い音楽と胡散臭い店員(インド人)に出迎えられる。
とりあえずインドビール。
(しかし午後まで引きずる二日酔いのため敢え無く撃沈。)
そして岡山名物のカレーの注文をする。
メニューには
「チキンカレー」
「トマトカレー」
「ホウレンソウカレー」
「野菜カレー」
とある。(と思う。なにぶん当日は記憶力の低下であまり覚えてない。)
辛さの選択も可能であり1倍から50倍までの辛さを選べる。
辛いのが苦手なおかわんさんに50倍を食してもらおうとするものの、
年功序列が徹底されている世界では年下の者に白羽の矢を向けざるを得ない。
勝さんも同様の考えからか無慈悲にも
「遠藤は50倍な。」
と言い放ち、遠藤の注文は決定。彼も暗黙のルールに納得してくれたようだ。
遠藤の気が変わらないうちに早速注文する。
勝さんが店員に「50倍のチキンカレー」と遠藤を指差しながら注文。
すると店員は遠藤と勝さんの二人が注文するものと勘違いし、
「ふたつ?」
と一言。一同唖然とするものの、無言でうなずく。
結局、勝さんも50倍のチキンカレーを食べることになった。
自分は比較的マイルドそうなトマトカレーを注文しようと思っていたところ、
福永さんもトマトカレーを注文した。
しかし店員は事も無げに
「あ、これマトンカレーだから」
と一蹴。「ここにトマトと書いてあるじゃねーか」と反論するものの、
「ここにはトマトと書いてあるけど、マトンカレーです」
と一蹴。自分の非を認めないところも見ならわなければならないと思いつつ
マトンは濃ゆいから他のメニューを見る。
野菜カレーはロージナ茶房で何回も不幸のどん底に陥れられているトラウマが
あるので、ホウレンソウカレーを注文する。
カレー自体はなかなかの味であった。
となりで遠藤がカレーを冷ましている。
(ザイカレーのときと同様に、冷ました後に一気に食べるつもりだ。)
カレーは残してはいけないという規律があるので、
辛くても食べ終えなければ帰れないのがつらいところであった。
少数名を除きカレーを満喫した一行は
(正式な)裏合宿終了の地である岡山駅に到着。
「そんじゃー、流れ解散ちゅーことで夜露死苦。」
と名誉幹事として得のある一言でこの合宿を総括する。
このようにして2002年茶道部(正式な)裏夏合宿は
終了となった。
士郎さんは西へ、僕と遠藤は東へと撤収した。
(正式な)裏夏合宿は終了となるものの、
福永さん、おかわんさん、勝さんは更なる合宿を引き続き
行うことになっていた。
そこには魔裟鬼さんが登場するなどこっちのほうが正式な合宿
ではないかという噂もあるがとりあえず正式な裏夏合宿は終了。
オプショナルツアーは一巡したところで
おかわんさんにお願いします。