第6話 なりゆき任せの山陽路担当:岡田(2002/10/20)
どーも、おかわんです。
毎度、益体ない長文におつきあい頂き、誠に有難うございます。
2002年夏合宿レポートは7本目ですが、
演出の都合で第5話がAパート・Bパートに分かれているため
今回は「第6話 なりゆき任せの山陽路」をお届けします。
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夏合宿本体は岡山までであり、ここからはオプションツアーとなるのは
前回あむみが執筆した通り。
メンバーが限定され夏合宿本体部分よりも「行き当たりばったり」度数が増しており、
日曜:酒都・西条で反省会を開く
月曜:帰省されている正木様を広島で歓待する
火曜:福永さんが宮崎飲み会に行く都合上、朝早くに福永邸を出る
の3つしか予定は立っていない。
【8月11日(日)夕方】
時間に追い立てられて新幹線に乗らざるを得ない哀れなる者達を送りだした後、
岩国(山口県)行きの快速列車に乗り込む。
快速と言っても我々が降りる西条までは各駅停車なので大して関係ない。
車内で福永さんがリュックを開けるとムカデが這い出てきたではないか!
こいつ、もしかして四国から海を越えてついてきたのか???
要らぬ殺生はしたくないので、ホームと列車の間に放生する。
あのムカデは後続の列車に轢かれることなく生き延びているのだろうか、
そして異なる土地での環境に適応できているのだろうか。
【8月11日(日)夜】
福永邸に程近い行きつけの飲み屋で合宿の反省会と翌日の事前対策会議。
反省会の内容は丸で覚えていないが、
福永さん、高野、おかわんの3人に反省すべき点など皆目思い当たらないので
岡山で消えた連中に不利な展開になったのは間違いないだろう。
また、反省会の内容を踏まえて次回夏合宿の方針と候補地が検討されたが
来年のことを言うと鬼が笑うので、ここでは割愛させていただく。
一方の事前対策会議であるが、
今回、正木様との交渉を一手に引き受けている高野に拠ると
6時に広島駅で待合せているとのこと。
時間的な制約から、比婆山登山(主目的は未確認類人猿ヒバゴン探索)や
三段峡観光(主目的は廃線の噂が高い可部線への乗車)は断念。
今回、大歩危峡と早明浦ダムで川・湖・森の3種目を制覇しているので、
やはりここは海と島を加えた5種目制覇を目指すのが筋だろう。
幸いにも、三原・竹原から芸予諸島の各地へ船が出ているし、
しまなみ海道を通って渡るバスも尾道から出ており
出発時間に合わせた臨機応変な対応が可能である。
ともあれ方向性が決まったので、翌日から参加する川口さんと
おおまかな合流時間とポイントを検討するべく電話するものの、
会話の前に一方的に切られてしまう。折返し電話がかかってくることもない。
この時点になるまで合流について何も話し合ってないが、なるようになるだろう。
【8月12日(月)昼前】
ある程度予想できたことだが、お天道様が高い位置に来た頃合に起床。
この時間から島を堪能した上で、6時に広島入りするのは無理ってもんである。
これが国立駅南口集合なら待合せ時間の変更を打診することも出来るだろうが、
ここは広島、正木様の縄張りでそのような暴挙が許さるハズもない。
当然の帰結として、島は断念。三原で名物のタコを食すことにする。
三原で途中下車して合流するよう伝えるべく川口さんに電話。
時間が時間なので、かなり西の方まで移動してきたであろうと思いきや、
今しがた荻窪の家に帰ってきたとのこと。・・・は???何ですと!?
何でも会社で何かあったらしく、夏休みに呼び出され徹夜で対応したそうな。
という訳で、川口さんドタキャン決定。
夏合宿自体も早々に参加表明しておきながら
会社都合でキャンセルを余儀なくされており
川口さんにとってはとんだ夏休みになったようだ。
【8月12日(月)13時頃】
三原に移動し、タコ専門店捜しを兼ねて市内を散策。
ぶっちゃけた話、1990年前後に比べて街は寂れている。
兎に角、お盆とは言え、駅から港に向かうメインストリートで
シャッターを下ろしている店がやたらと目に付き、賑わいというものが無い。
2〜30分は歩いたろうか、やっとのことで、タコ専門店ではないが
店頭に「タコ御膳」というメニューを出している鮨屋を発見。
鮨屋なら地場物のちゃんとした海産物を食べさせてくれそうなので、
迷わず暖簾をくぐるが、ここがまた大正解。
出てきたタコづくしな「タコ御膳」はこちら(蛸飯でなかったのがちと残念)
三原の酒「酔心」を呑みながら、旬の旨いものを食す。幸せだねぇ。
大歩危のそば、琴平のうどんと昼食は失敗続きだっただけに、尚のこと幸せだねぇ。
あむみ・遠藤がこんな旨いものを放棄して労働していると思うと実に不憫でならない。
【8月12日(月)15時半頃】
福永邸のある内陸部を走る山陽本線、海岸沿いを走る呉線、そして新幹線と
三原から広島に出るには3つのルートが在るが、
山陽本線、新幹線は面白くないし、広島での待ち時間が長くなるので
呉経由の列車に乗り、瀬戸内の情景を楽しむことにする。
タコ入りもみじ饅頭を買い忘れた事に気付くが、電車は既に動いていた。
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この続きには正木様が出てきますので、
夏合宿「正木様担当」だった高野にお任せします。
閑話休題、
あむみの結婚前祝いを兼ねた一橋祭中日飲み会ですが、
本人の意志に関係なく参加確定されている人は別として、
より多くの人が参加してくれたら嬉しいです。
では、さやうなら。