【夕食】
17:30から夕食と言われていたので風呂を上がり部屋に戻る。部屋に食事を持ってきてくれるので、しばらくテレビを見ながら待つ。メニューは以下の通り。
〔とりあえず〕蕎麦(←とりあえず蕎麦でも食べてと言われて出された)
〔前菜〕筍とぜんまいの酢の物、謎の酢の物、栗、山菜醤油漬け
〔魚〕鮎の塩焼き(梅の砂糖煮添え)、鱒の刺身(こんにゃく添え)
〔メイン〕牡丹鍋
〔締め〕茶碗蒸、米、漬物、味噌汁(ゆず入り)、りんご
このうち〔前菜〕にある謎の酢の物は魚の酢の物、肉の酢の物と諸説飛び交ったものの、旅館の人に聞くと麩の酢の物であった(麩の酢の物は初体験であった)。また、味噌汁には刻み柚子が入っており、マサルさんは一つ一つ取り出してから食していた。また、りんごについては朝飯が午前11時、昼飯が午後2時、夕飯が午後5時半と立て続けに続いたことによる慢性的満腹症候群に陥っていた者にとってはかなりの難関であった。「もう無理」と残していると、旅館の人が片付けずに「後でお召し上がりください」と机の上に残された。これは「食え」と言うことだと悟るものの遂に食べることはできなかった。
【温泉(後半戦)】
露天風呂以外にも内湯がありそこでは体を洗えるようになっていた。また、鳩の湯だけあって、鳩の置物が2羽取り付けられていた。おかわんさんはそれをみて鳩サブレ−が食べたくなったようである。(たしかに置物の鳩は美味そうだった)
【温泉(深夜)】
マサルさんと、あ、は温泉と言う激しいスポーツによる疲労から就寝。その後おかわんさんがどのような行動をとったのかは誰も知らない。と言う訳で、おかわんさんよろしくお願い致します。
<おかわんさんの独白 START>酒宴のような、酒宴で無いような、だらだらとした時間を過ごすうち、いつのまにやら高野あむみは寝ていた。そんな2人を放ったらかして3度目の温泉へ。露天風呂に行こうとしたが深夜は鍵が掛けられ抜け出せない仕掛けになっていた。つまらん。内湯の方で湯船でのうたた寝を含め、結構な時間を湯に浸かっていたが、他の泊まり客が入ってくることはなかった。風呂から上がるとプロレス中継の時間である。慢性的満腹症候群を維持するため、秩父市街で買った酒とつまみを食しながら観戦(りんごはあむみのノルマなので手は出せない)。元来が夜行性なおかわんさんはプロレス中継が終わってもまだ寝付かれない。又もや湯に出向く。貸切状態が依然続く。日本酒が中途半端に残っていたので独り飲み会を再開し、瓶を空けてから床に付いた。<おかわんさんの独白 END>