ヤマハBOLT(Rスペック)搭乗記
                                               
 2021.09.14(第三次北海道ツーリングその3)

    09月07日(火) 北見市 晴れ 6:00

    今日も北見市は良いお天気である。
    早朝6時、バイクに荷物を積みにホテルの玄関に出た途端、寒い!!。あまりの寒さにビックリする!!。
    フロントの方に今朝の気温を訪ねるとなんと6度との事、放射冷却で極端に下がったらしい。
(福岡だと真冬の気温バイ^^;)

    7時、持てるモノを全て着込み今回のツーリングのヤマ場
「美幌峠」目指して発進する、早朝で行き交う車は殆どない。
    晴天のもと、綺麗に整備された道を快調に峠を目指して走る、気持ちイイ。
(笑)

    8時、美幌峠到着。
    広い駐車場には車が少し、バイクは一台もない。オレが駐車場の隅にバイクを止めて展望台へ向かう準備をしていると、
  いきなり知らないおじさんから声を掛けられる。
「福岡からですか?」振り向くと60過ぎのオッサンがニコニコしながら車を指さしている。
    指さす先には大分ナンバーの白いワゴンが…。

   
「大分からですか?」オレの問い掛けにそのオッサンは、大分から全て自走して来た事を自慢げに語る。(それなりに凄い事だ^^;)
   
「お気をつけて…」と早々に話を切り上げオレは展望台へ向かう。

    ウァー絶景だぁ…!!。展望台にはオレ以外誰もいない!!。バイク乗りなら一度は走りたい憧れの峠に今立っている。
(笑)
    屈斜路湖に浮かぶ中島も綺麗に輝き、見渡す限り北海道だぁ。 ^^


   
美幌峠展望台より屈斜路湖と中島、遠くに薄っすら羅臼岳
   
   
   

   このままずっと絶景を眺めていたいがそうも行かない。オレは振り返り振り返り駐車場へ戻りバイクに跨る。
   美幌峠を後に気持ちの良い峠道を弟子屈へ下り3度目の摩周湖へ向かう。

    9時、摩周湖到着。
   駐車場にバイクを止めるが、ここも車は少ない。勿論バイクはオレ一台。
   早速無人の展望所へ上り綺麗な湖を眺めながら思う。この湖は天候次第では霧に覆われ、その姿を見ることがなかなか出来ないそうだが、
   幸運にもオレは3度とも見せて頂いた。
(ありがたい事だ。感謝する ^^)

      
摩周湖
        

   これで本日の目的は全て達成した。あとは安全運転で富良野のホテルへ直行だ…。^^

   弟子屈から阿寒湖を抜け足寄へ向かうこの国道は、北海道で最も気温の低い場所で有名な陸別の近くを通っている。
   昨日通った石北峠と同じような峠を越えなければならない。
(多分今日も寒いぞぉ〜^^;)
   覚悟して走ったが案の定、寒くて鼻水が止まらん…。
(涙)

   昼飯も食べずに足寄から道東道を十勝清水ICで離脱し、国道38号の狩勝峠を越えて富良野へ…。
(この狩勝峠でアクシデントが・・・)
   峠への登りは追い越し車線がある2車線、見ると前方に一台の軽四輪の後ろを紺色のクラウンがトロトロと50kmくらいの速度で走行車線を登ってゆく。
   おかしい?普通のクラウンならトットと前の軽四輪を追い越して行くはずである。

   オレはもしかして覆面パト?と思ったが、構わず追い越し車線を70kmくらいの速度で追い越し、走行車線へ戻った瞬間!!、後ろのクラウンが赤色灯を
  回転させてオレを追ってくる。やっぱりかと諦めてオレは路肩にバイクを止める。パトカーから白バイの制服を着た警官がニコニコしながら降りてくる。
   
「笑いごっちゃねえだろう」オレは免許証を取り出そうとすると「イヤー 結構です。ここは50kmです、気を付けて走ってください」

   何ヌ?御構い無しか?ありがたい…^^。
「福岡からですか?気を付けて…」ニコニコしながら警官は車へ戻りUターンをして峠を下って行った。
   オレはこれまでのツーリング中に一度も止められたことは無かったが、今回は一瞬観念した…助かったぁ^^;。
(守って頂きありがとうございます)

   その後は順調に走り、今年の2月にもスキーで訪れた富良野お気に入りのホテルに到着です。
(今日もお天気に恵まれてありがとうございました)
   14時30分、ホテルナトゥールヴァルト富良野到着。

   本日の走行距離 370km(北見市〜富良野市)
 
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