所長の小部屋 


<COLLECTION HALL>


’01W650





2001年の11月に結婚した私の嫁はバイク乗りだった。



向こうもバイク乗りが旦那だったら良いなと考えていたようで
バイクの趣味に関しては文句を言う事は全く無い

そもそも兄貴がバリバリのKAWASAKI乗り(大昔はMBXなどのHONDA車も乗っていた)なので
バイクの趣味はそこから来たようだ。


付き合い始めた当初、彼女はまだ中型免許でKAWASAKIのエリミネーターV250に乗り
ツーリングチームに入ったり兄夫妻(共にライダー)と走りに行ったりしていた。
まだ私が行ったことの無かった北海道や四国にも行っているから
ある意味かなりいろいろな所に走りに行っていると言える。
何せ出合った次の日も琵琶湖ツーリングに行くと言っていたくらいだからな・・・


で、とあるツーリングでSRに乗せてもらったりして
ノスタルジー系のバイクに魅かれたようだ。
限定解除をして乗りたいバイクがあると言うので何かと聞いたら
それがKAWASAKIのW650だった。


中型免許は全くノートラブルで手にしたのだが
限定解除は少してこずったようだ。

それでも無事に免許を取得し
2001年7月7日にW650は納車された。
驚くことにそのナンバープレートは「7755」で偶然ながら納車日と同じ数字だった。





CBR600F3の後にやってきたW650は面白い特性のバイクだった。
パラレルツインのエンジンの振動は独特のトコトコ感があって
気持ちを落ち着かせてくれる。

なのに気が付くと結構な速度が出ているのだ。
それと車体が軽く重心が結構高い位置にあるので
しっかり操縦していないと路肩に寄ったり中央に寄ったりし易い。
言い換えれば動きが軽いとも言える。


このバイクでのタンデムはまた独特の雰囲気がある。
ドライバーとパッセンジャーが同じ高さのシート(実際は微妙に後ろが高い)なので
ヘルメットの高さ位置が同じだ。
後ろを向くとすぐ目の前に顔があって話しやすい。


エリミネーターがアメリカンポジションだったから足がべた付きなのに対し
W650は意外にシート高があるので停止する時にちょっと苦戦しているようだった。
それでも雪まで降った北海道ツーリングに行ったのだから大したものだ。


ちょこちょこと近くに一緒に走りに行ったが
昨年妊娠が発覚した時点でしばらく乗れなくなり
大阪の実家の兄貴の元に送り返すことになった。
所有していた期間は短かったけど軽くて乗りやすくて良いバイクだったナと思う。



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