DDZ技術研究所
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2016/11/27更新


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更新記録(27.NOV.16 PM09:30)

DDZ技術研究所からのお知らせ

本日の研究開発記録を更新


当研究所延べ来訪者53000人OVERありがとうございます。
これからも研究記録は更新いたします。


この研究所では開所以来所長DDZが興味を示していることについて
日夜研究しております。

RECORD LABO            研究開発記録<雑記> VAIO LABO            VGC_RC72_VAIO_TYPE_R REBORN<防忘録>

本日の研究開発記録(不定期更新)



11月27日(日)「仙台紀行」


先日仕事で仙台に行くことがあった。
朝から新幹線の直通列車で大宮から1時間。
気が付くと仙台の駅に着いていた。

仙台の街は以前よりも栄えているように感じ
大震災の傷跡はほとんど感じられなかった。
もちろん復興を目指す標語や看板はいたるところに見られ
未だ復興途中という心意気は伺えた。


仙台の移動に一番利用したのは地下鉄だ。
南北線と東西線があって開通したばかりの東西線は駅舎も非常に綺麗だった。

乗ってみて驚いたのは地下鉄の中の液晶表示だ。
表示のレイアウトからフォントに至るまでいつも利用している東京メトロとほぼ同じ。
違和感が全く無い。
コストなどを考えるとこれが一番なのだろう。
当然Suicaも普通に利用できてとても便利だ。

しかし運賃には少し疑問を感じた。
近接区間の3駅までは一律200円で乗車できるので一見お得なように感じるが
少し遠くなると50円ずつ上がっていく。
利用した中で一番遠いのは勾当台公園→富沢までの300円だった。

いつもの東京メトロだと近接の駅までは切符で170円、Suicaで165円。
距離にもよるが例えば和光市から新木場のように一番長い区間を乗っても
切符で310円だ。
利用人数の差で仕方の無いところもあるとは思うが
一日に何度も乗るなら一日乗車券(平日840円全線乗車可)のほうが安いな。
今回は仕事でSuicaの履歴で請求できるので通常運賃で利用したのだが。


さて今回の体感のメインは仙石線だ。
仙台から石巻を結ぶ路線で震災で不通になったが
昨年全線開通を果たしたということで石巻まで乗ることにした。

朝の仙台駅の仙石線ホームに行ってみると各駅停車の列車が止まっていた。
調べた時刻表は快速のはずなのにどういうことだろう?
駅員さんに聞いてみると快速列車は仙石東北ラインといって東北本線から
途中で合流する路線らしい。

要するに発車のホームが仙石線ではなく東北本線のホームだと言う。
・・・発車時刻まであと5分。
駅員さん曰く走れば間に合うかも・・・とりあえず仙石線へのSuicaの履歴は消します。

この電車を逃すと一日の予定が大幅に狂ってしまう。
ということで朝の仙台駅を全力ダッシュ。
仙石線ホームから東北本線のホームまでは直線距離にして約300mほど

久々に本気で走った。
いいおっさんが二人全力疾走しているのは他の通勤客にどう映ったのか。

列車に乗り込んですぐにドアが閉まった。
顔を上げると通勤通学客が大勢いて息を切らしているのは我々だけだ。
そんなこんなで1時間の乗車時間のうち半分は肩で息をしながら休息をしたのだ。
そのうち走る列車の窓から復興の生の様子が色々見受けられた。
工事現場、新築現場、そして真新しい駅舎。
そのどれもが現在進行形なのだ。


石巻駅ではホームの基礎にココまで来たと津波の高さ表示があった。

石巻の街の建物にも表示があったが
自分の背丈から手を伸ばすよりも高い位置にその看板はあった。
建物が無く更地の場所もいくつもあった。

真新しい道路と建物、撤去されていないプレハブ住宅。

東北は生きている。
実際に行って見なければ分からない理屈を超えた感慨を覚えた。







昨日より以前の研究開発記録はRECORD LABOに移しました

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