
あれやこれや
今日の“ふれあい橋”から見た東京スカイツリーは晴れていたので上の方までよく見
えました.何故か今日は認識できる程傾いていない.ということは・・・.実は東京ス
カイツリーは単に傾いているだけではなくそのまま回転していることが分かりました.
それも見ている人に気が付かれないようにほんの少しずつ.約2週間で半回転しまし
たので,一月に1回位の速さでしょうか.これでは皆さん騙されるわけです.でも,私
(と,このページにお出でになった方)だけは真実を知っている.
では,先日の続き.先輩には申し訳ないのですが転倒の教訓その2です.転ばぬ先
の杖.これはちょっとこじつけかも知れません.
いつの間にか増えてしまったパソコン.目的や必要なセキュリティレベル(例えば買
い物の決済に使う情報がある,等)に応じて5台のパソコンが私の守備範囲です.そ
の内の比較的軽い用途限定のパソコンがクラッシュしました.こんな時,本当に役に
立つのがGoBackというソフト.僅かな掟破りがある行儀の悪いソフトなので,誰にで
もお勧めするわけには行きませんが,仕組みを把握した上での使用ならこんな頼り
になるソフトは滅多にありません.正に転ばぬ先の杖.何しろ,ウイルスの被害や変
なソフトを入れた結果,パソコンが不調になっても,イヤそれより多いのは,うっかり
重要なファイルを消した後で必要だったことに気が付くなどは日常茶飯事.こんな
時,大まかには2週間くらい前までのどの時点にもパソコンの状況を戻すことが出来
るんです.それも何度でも試行錯誤が出来ます.正にタイムマシン.その時の状態
から目的のファイルだけを抜き出して今の環境に戻すことさえ出来るんです.宣伝
文句のようですが“入れてて良かったGoBack”と本気で思ったことも再々です.
残念なのは最近の環境には対応していないらしいこと.Vistaや“7”では多分ダメで
しょう.しかも,その後開発されていないようで,今や他社品であっても同じ様な機能
のソフトでさえ手に入らなくなってしまいました.やはり上記した行儀の悪さが嫌われ
たか.こんな優れもののGoBackでも大きな弱点がありました.というか真の意味で
の仕様(大抵のソフトメーカーの言う仕様とはバグを正当化するこじつけ)で,これは
バックアップ用のソフトではないということ.今回クラッシュしたパソコンは比較的軽
い用途であることもあって,GoBackがバックアップソフトではないという点を失念して
いました.いつでも過去に戻れるということを過信していたともいえますが,基本を忘
れていました.別ドライブにバックアップをとっていなかったのです.今回のクラッシュ
はソフト的なクラッシュではなくハードディスクそのものが物理的に壊れる(動かない)
という本当のクラッシュ.別な所にバックアップがない限り復旧の見込みはありませ
ん.
泣く泣くハードディスクを交換.“あつものに懲りてなますを吹く”というか,今度はバッ
クアップ用にさらにもう1台のハードディスクを追加しました.この時,我ながらケチ振
りにガッカリしました.壊れたのは10年以上昔に購入した物.それを毎日酷使すれ
ばそりゃ何時壊れても不思議はありません.しかもずっと新しくて容量の大きなハー
ドディスクが何台も余っていたのにバックアップ用として取り付けていなかったなん
て.
今日の諺.“転ばぬ先の杖”のつもりでしたが,“後悔先に立たず”に変更します.
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