
あれやこれや
先日ハードディスクがクラッシュした話を書きましたが,一旦は手持ちのハードディス
クに入れ替えて復帰させました.クラッシュしたドライブはソッととってあります.年賀
状シーズンまでに名簿などをリカバリーせねば.LinuxというWindowsとは異なるOSか
らもこのハードディスクを認識しないので諦め気味ですが,もう少しデータ回収にジタ
バタしてみます.で,折角久し振りにパソコンを開けたので気が変わって,更に使用
頻度の低いパソコンの部品をいいとこ取りでこのパソコンと合体して組み替えまし
た.面倒ですがWindowsや各種ソフトを再々インストール.
ところで前にも似たようなことを書いたかも知れませんが,Windowsのインストールに
はアクチベーションというとてつもなく忍耐の必要な作業を強いられます.要はMS社
としてはWindowsを持ち回りして欲しくないので意地悪をしている訳です.使い回しな
どせずに新品を買えと.安けりゃそうしますがそりゃ無理です.パーツごとに基準が
あって交換パーツの合計値がある基準に達するとこの非人間的作業を要求されま
す.具体的には,まずこちら(ユーザー)がOSを入れ替えなければならない事情を
MS社に電話する.この際のMS社の態度は犯人に対する尋問です.古いパソコンは
どうしましたか? ではハードディスクはまだ使えるんですね? ・・・・? ・・・・? と色々
聞かれ,身の潔白を認めさせると次に儀式が待っています.何と口頭で約50個のア
ルファベット文字を言われ,それを紙などに書き写してパソコンに手入力します.全
てが正しく入力できると晴れてWindowsが使えるようになるのです.因みにこの会社
は勤め先に対しても時々特捜部の立ち入りのようなことをやってくれます.担当のシ
ステムを預かる部署は怒り心頭.これでは何れMS離れは確実でしょう.
今回1回目のOSインストールはハードディスクの入れ替えだけですので,まあアクチ
ベーションが要求されることはないだろうと思っていました.問題はその次.ほとんど
総入れ替えに近いことをしました.CPU,メモリ,マザーボード(LANアダプタ付き),
ビデオボードの交換です.ハードディスクさえ入れ替えたばかり.見かけは同じでも
中身はまるまる別のパソコンと言って良い状態.これでアクチベーションの要求が来
ない方がおかしい・・・が来ないのです.MS社が前非を悔いて反省するはずはない
ので,単に面倒だから止めてしまったに違いありません.アクチベーション制度は失
敗だったと.だって,こっちだって50文字のやりとりは面倒ですが,その度に担当者
も相手しなくてはなりません.しかも私のような物わかりの良い人は希で大抵の人は
噛みつくに違いありません.
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