
あれやこれや
先日(2010.3.30 衝動買いトリオ)の続編です.その前にちょっと.今も,口先だけで
調子の良いことを言って八方塞がりになり困っている政治家が居ますが,点数稼ぎ
に終始してまともな政治を行わなかった知事の話を書きました(2009.10.28 犬は歌
う,2009.11.2 やはりバージェス?).この知事の被害について本ページの読者からコ
メントがあったので追加しておきます.歩道橋の整備も庶民には大迷惑でしたが
(2010.4.29 転倒の教訓1),この人によると更に腹立たしかったのは公営バスの行
き先表示を前だけにしてしまったこと.後ろから見ると何処行きのバスだか分からな
くしてしまいました.バスは待って乗るべきモノでバスを追いかけて乗る人がいるの
は危険だからということ.バスを追いかけて乗る人なんて余りいませんし,もしそれで
怪我をしたのなら自己責任.それにわざわざ前に回って怪我をする人だっているか
も知れません.それより,今乗り損なったバスが何処行きか分からないなど困ること
の方が遙かに多いはず.情報を隠して安全を維持しようというのはどこかの国のや
っていることと似ています.政治に関心の薄い私でも薄ら寒さを覚えたモノです.
さて,今日の主題その1.携帯電子メモ.なお,譜面台と電動アシスト自転車につい
ては長くなりそうなので続編ということにします.
思った通りなかなかの優れもの.キーが小さいのでちょっと打ちにくいのですが慣れ
れば何とかなります.既に仕事には結構活用しています.ただし,私には許し難い欠
陥が1つだけあることが分かりました.簡単なことですのでバージョンアップで対応し
て貰いたい.
本来の日本語は縦書きで,句読点は無し・・・だったはずです.これに読みやすくす
るよう無理矢理“。、”を付けた訳です.明治維新の後,西洋文化が入ってきてそれ
らとの整合性のために横書きの日本語が必要になり句読点として“.,”が採用され
ました.だから“。、”は縦書きに句読点を使うための新発明だったのです.今でも文
部科学省では横書きの句読点は“。,”または“.,”を使うよう定めているはずです.
つまり横書きに読点として“、”の使用は文部科学省によると正式ではない.学術書
などはほとんどこれに従っています.私も学術誌投稿などの必要性もあり,大昔か
ら,“.,”を句読点として使っています(拙ページもそうですね).ところが,文部科学
省の支配下にない省庁では,文部科学省と仲が悪いのか正式な出版物でも“。、”
を採用している所が結構あります.前にも書きましたが,付け足しの記号なんですか
ら分かりゃ良い.ま,趣味の問題.だから大抵のワープロはユーザーが指定できる
ようになっています.ところが,この電子メモ帳にはATOKという変換機能がありなが
ら私が使わない方の“。、”限定なのです.折角作った文章も一旦パソコンのワープ
ロやメモ帳ソフトなどで“.,”に置換してから作業を進めるといった手数をかけなけ
ればなりません.この辺の自由度の設定は簡単なことなので何とかしてもらいたいも
のだと思います.自分で趣味の問題と言っているのだからどうだって良いようです
が,趣味の問題だからこそ思い通りにしたいもの(2008.5.29 ●が句点とは).この電
子メモ帳がこんな仕様だと初めから知っていたらまず買わなかったはずです.
|
|
|

|