あれやこれや

2010年06月13日
ニシレッサーパンダ(バナナワニ園2)


バナナワニ園第2弾です.信じ難いことに“バナナワニ”というワニがここにいると信
じている(?)人がいました.でも,この考え方は幾分普遍的な面があるようで,バナ
ナワニ園のおみやげ屋には黄色い“バナナワニ”の縫いぐるみが売られていまし
た.残念なことにこのワニは,お腹を押しても音が出ないので(桃への土産にならな
いので)購入しませんでした.本当の理由はチト高かった.

バナナワニ園とはいってもバナナとワニ以外に睡蓮のコレクションとレッサーパンダ
も売り物.睡蓮の方は前回,温室全景の写真を載せました.コンクリート枠に区分け
されて様々な彩りの睡蓮が周年開花するよう育てられているそうです(写真).よく見
ると水中には熱帯魚が泳いでいます.これだけ大きな池に放たれた熱帯魚は小さな
水槽に囲われた哀れな連中と違って仕合わせなんでしょう.今日のテーマはレッサ
ーパンダ.


              色鮮やかな睡蓮さん達


  それぞれに立派な名前がある(メモしなかったので分からない)

千葉動物園の立ちパンダ風太君が有名になるずっと前からここには沢山のレッサ
ーパンダが居ました.大抵の動物園にはニホンザルが大きな囲いの中で自由に遊
んでいますがここにはパンダ山が二つあります.そしてそれぞれに沢山のパンダた
ちが遊んでいて,昔ここに来た時にはその光景に驚いたモノでした.それを見るのも
今回の楽しみでした.

さて,パンダ山にたどり着き・・・“アレ,居ない”.わさわさとパンダが居ると思ってパ
ンダ山を見たのに全く見えない.始終動物園巡りをしてパンダの考えること位知り尽
くしているつもりの私は不覚でした.何せ地べたを捜して“居ない,居ない”と思って
いたのですから.たったの2匹ですがちゃんと居ました.大きな木の上に(写真).

  
                パンダは何処だ

パンダたちは2,3匹ずつに沢山のケージに分けられていました.運の良いヤツが
大きなパンダ山を2匹で独占.繁殖が目的で夫婦別に分けたのかも知れません.こ
の日は素晴らしい快晴.パンダさん達はどいつもこいつも長閑に日光を浴びて昼寝
です.何と無防備なこと.お腹を木に乗せ,両手両足をだらんと下げて,怠惰なこと
おびただしい.羨ましい.多少写りの悪い写真もありますがこの時のパンダさん達の
怠けぶりの証拠を載せておきます.

  

  

  
          寝パンダ3態とクイズの答え(マナティ)



そう言えば大昔,中国四川のパンダ動物園に行ったことを思い出しました(2006.5.
18 市内見学).ここのパンダたちはジャイアントパンダ.有名な白黒のヤツね.彼ら
もグタッと手足を投げ出して無防備に昼寝していました.パンダとはそういう動物な
んでしょうね.もっとも桃もいつも犬のクセにパンダ状態ですが.四川のパンダはジ
ャイアントパンダとシセンレッサーパンダ.千葉動物園の風太君をはじめ殆どの動
物園にいるレッサーパンダは四川産らしいのですが,バナナワニ園のレッサーパン
ダはネパール産のニシレッサーパンダという種類で,そこがここの自慢なんだそうで
す.残念ながら,素人には有り難みは分かりません.

いずれにしてもどのケージの前でも,どの客も“キャワイ〜ィ”の連発.パンダさん達
は人という動物の鳴き声は“キャワイ〜ィ”だと信じていることでしょう.

前回のクイズの正解を忘れていました.あれは,マナティー(上の写真)の後ろ姿で
した.正解の方は申し出て下さい.誉めて差し上げます.







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