
あれやこれや
ワニの捕まえ方.CS放送のバー教授のクロコダイルハンターを毎回見ていたので,
私は熟知してます.まず棒の先に針金の環が付いたもので口を押さえ,強力な口が
開かないようにします.それを陸上に引き上げ,顔(目)に手ぬぐいなどを掛けて回り
を見えなくします.するとヤツは暗くなると安心して(?)大人しくなります.何しろトン
を越える大物,口が開かなくてもジタバタしているのを簡単に押さえ込むことは出来
ません.そこまで出来たら次にポンと背中に飛び乗る.そして手早く口や手をガムテ
ープで括る.簡単でしょ.だから私はワニを見ると思わず背中に飛び乗りたくなる衝
動に駆られます.でもそこはグッと理性で我慢.何しろ展示品のワニは元手がかか
っている.そんじょそこらのナイルワニとは訳が違うのです.代わりにワニより強い
桃で代用.だから私は生傷が絶えません.
それにしても本物のワニには感動です.テレビで見るワニとはまるで迫力が違いま
す.あんなモノにバー教授は毎週飛び乗っていたのですか.口で言う程簡単に背中
に飛び乗ることなんてできそうもありません.それより,観光客がワイワイ騒いでも微
動だにせず,ヒトより桁違いに長い時代を経てきた崇高さがその姿にはあります.多
寡が100万年しか歴史の無いヒトなんてフニャフニャな存在だと思いました.何しろ中
生代始め,三畳紀に祖先が現れ,中生代の終盤,ティラノサウルス・レックスらと共
に白亜紀に現れたワニさん達はそのまま今そこにいても我々素人では現生のワニ
と区別が付かないでしょう.ティラノサウルス・レックスなら大騒ぎでしょうが(ワニでも
大騒ぎか).その歴史2億年.はっきりワニとなってからでも1億年.ヒトの100倍の歴
史があるんです.これでは歯が立ちません.人の歯はせいぜい1cm,ワニの歯は
10cm.しかもとがっている.歯が立つ訳がありません(そういう問題ではない).最大
のイリエワニは体長5,6mのもいるそうです.バナナワニ園の白ワニ(イリエワニのア
ルビノ)は4mだそうですが,それでも本物を見ると魂消る程です.まして,大阪には
大昔マチカネワニという体長7,8mにもなるワニさんだっていたんだそうです.
さて今回のバナナワニ園のハイライト,ワニの展示についてですが,ここに書く性質
のものではないような気がしてきましたし,余りに面白かったので近い内に再訪する
予定ですので,一切省略して,その時写してきた写真のみ掲載します(要は手抜
き).

シャムワニの群れこれだけいるとチト怖い(いつムッ
クリと起きてこちらに向かって来るか気が気ではない)

怖れていた事態(目を覚ました一匹がこちらに.柵があることを忘れていた)
 

鼻の長さ色々(長いのは魚を挟むためなんだそうな,桃に似ている?)

撮影のために口を開けて貰いました
 
名物シロワニ(イリエワニのアルビノ,苔むして緑に見える,大き過ぎて
斜めにしか収まらない)とシロワニモドキ(お腹を押すとピーピー鳴く)
今日はこれから新国立劇場でのオペラ観劇です.心ここに在らず.ではまた.
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