あれやこれや

2007年02月28日
あれやこれや4


今日はテーマが無く,久しぶりの本当のあれやこれやです.

先ずは訂正.1月18日の記事の中で“塩素イオン”と書いたところがありますが,こ
れは“塩化物イオン”と書くのが正しい(そうです).“そうです”にカッコを付けたのは
指摘して下さった同僚のCさん(ほとんどwalking encyclopedia)への敬意の表明と私
自身もその通りだと考えたからです.細かい話ですが塩素から電子を引き抜いてイ
オン化すれば当然ながらCl+になります.つまり塩素(の)イオンはCl+もCl-もあるの
です.食塩を水に溶かしたり次亜塩素酸イオンが分解した結果生成するCl-は陰イ
オンですのでCl+である塩素イオンと区別するために塩化物イオンと呼ぶ(書く)こと
になりました.気が付かなかったことは恥ずかしい限りですが,少々言い訳.我々は
確かにCl-を塩素イオンと習いました.が,その後当たり前のこと(塩素から生じたイ
オンは陽イオンも陰イオンもあること)に気が付いて化学の常識(用語の定義)の方
が変わってしまったのです.最たるものは基本用語であるモル濃度と規定濃度.こ
の件にこれ以上立ち入ることはこのページの趣旨に反しますので止めますが,この
点でいつも怒っているのはしばしば登場する分析化学の専門家Bさんであるというこ
とだけ書いておきます.

今朝も川沿いの道で例の巨大犬(2007.02.20 朝犬夕猫)に会いました.私の50mほ
ど先を同じ方向に歩いていました.で,私は怖いので追いつかないようゆっくりと歩
きました.振り向かれはしないかと,あるいはUターンされないかとビクビクしながら.
幸い途中で道を外れてくれたのでホッとしましたが,その間に観察したことを付け加
えておきます.二匹の大きさは多少の違いがあり,大きい方の背中の位置は人の
腹,小さい方でも腰辺りです.背中の高さが人の腰の位置の犬を想像して下さい.
耳は立っていて毛色は茶色と濃い色とのブチ(ブリンドル?).大きさから判断して,
マスチフかグレート・デン,あるいはウルフハウンドのどれかだと考えていましたが,
スマートなのでマスチフではなさそう.でも,これ以上近くに寄って確認する気になれ
ない大きさです.グレート・デンかウルフハウンドのどちらかであることは間違いない
と思います.巨大犬2匹が脇へ行った後,向こうから黒の小型犬がやってくるのが見
えました.ダックスかな・・・.近付いて驚きました.いつものラブラドル・レトリバー.ラ
ブって大きそうですが,冷静に人の大きさと比べると背中の位置は膝の上くらいしか
ないんですね.そう,ラブがダックスに見えるほど例の2匹は大きかったという話.





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