
あれやこれや
だからどうということではありませんが昨日3月5日でこのページを立ち上げて丁度1
年になります.昨夜“そろそろ1年位になるのかな?”と思って,最初の日付を見てび
っくり.ドンピシャリでした.この間色々ドジもありましたが皆さんのおかげで何とか続
けられました.どうも有り難うございました.
暫くアップをサボった後,久しぶりに自分のページを覗いてみてアクセスカウンタが
増えていたりすると,その間覗きに来られた方に申し訳ないとついつい焦りを感じて
しまいます.そうは言っても長距離通勤の身で,家に帰れば土日も含め雑事(犬,熱
帯魚,植物,音楽・・・)に追われ,なかなか時間がとれないんです.どうかお許しあ
れ.話の種はまだまだ有るんですが・・・.
当ページは,日記風ですがもちろん日記ではありません.本来の意味から言うと正
にブログです.でもブログソフトではなくhtmlだけで書いていますので,現状の形式的
な分類上はブログとは言えません.ブログ化も検討しているのですが,つい新しいこ
とに踏み込むのが億劫で(歳のせい),未だに面倒な作業を続けています.
さて,本題.皆さん花電車ってご存じですか.そういう名前のウミウシも居ますが今
日の話は古典的な花電車.路面電車を身近に見られる地域に住んでいた比較的高
齢者しかご存じ無いのではないでしょうか.電飾を施した,文字通り満艦飾のハデハ
デ電車が祝祭日などに何編成に一つだかの割合で運行されたのです.先日の“さく
らほころぶ”(1月29日,2月10日)で思い出しました.朝のニュース(各地の紹介番
組?)で,どこかの街で花電車を動かした話を取り上げていました.車内を色彩々の
花で飾った文字通りの花電車.一見気持ち良さそうですが,これでは虫が入ってき
て困ったでしょうに.大したことはなさそうですが,実際に電車の中に虫が入ると大
騒ぎ.この件に関して面白い話題がありますがこれは後日に.花で飾っているので
すから本当の花電車ですが私の言う古典的花電車とは違います.
イルミネーションピカピカのが本来の花電車.運行本数が少ないので走っていること
は知っていても滅多に間近で見ることもできません.で,ある日いつものように札幌
の今井デパートでの床屋と映画(2006.07.09 復刻映画)の帰り(だったと思います).
だから今から50年以上は昔の話です.“あっ,花電車だ!”,家族3人(母と姉と私)
で追いかけ,ハアハア息を切らしながら乗り込みました.何しろ憧れの花電車を見る
どころか,乗ることができたのです.瞬間的には幸せの絶頂でした.冷静になって周
りを見るまでは・・・.
当たり前といえば当たり前ですが,未だ就学前の子供.“外があれほど美しいのだ
から中はさぞかし・・・”と思ったとしてもまあ許してやって下さい.中は真っ暗.本当
に真っ暗なのです.飾りの為に窓が無いので外からの光が入ってこない.昼間なの
で車内は電灯はついていない.昔はケチだったんです.あるいは,電力は外側のイ
ルミネーションに使われてしまっているので点けられなかったのかも知れません.
こうして,私は就学前にして既に哲学的境地に達したのでした.“外見の美しい者の
内面は貧しい”と.ところで,モモママの時代は既に花電車は廃止されていたので,
このことを学習する機会がなかったことは結婚相手を見れば分かるというものです
(!?).
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