あれやこれや

2007年03月31日
追突注意


一昨日の続き.つまり一昨日書こうと思っていた本題の方です.俄カモウォッチャー
誕生.文字通り俄で終わることは間違い有りません.

その前に川沿い道の構造の補足.道Aと道Bについて書きましたが,実は道Cと道D
もあるんです.実に4車線(4人線).道Cは道Bの右3〜5m離れ約1m低いところに
ある散歩道.道Bが土手道なので道Cは土手に遮られ景色が悪い.川沿いの道で
川が見えなければ意味がありません.何というバカな設計なのでしょう.ウネウネと
曲がりくねったいわば細長公園をなしており途中には巨大犬用の水飲み場やおじい
さんおばあさんが休んだり弁当を食べられるようなベンチが沢山あります.でもこん
な道少なくとも私が通る時には使っている人を見たことがありません.折角美しく手
入れされた石畳道でしかもサクラが覆い被さるように植え込まれている素晴らしい場
所なのですが,川が見えなくてはねぇ.花見と犬の水飲み以外に使い道のない道で
す.道Dの方は只の車道.だからこの2本は意味がないので書きませんでしたが,
無視は道さんに失礼なので一応正確を期して.

さて,前回の話の前の日のことになってしまいます.この日は例によって川沿いの通
勤道でサクラの開花状況を調べるつもりで,前を行く巨大犬に目を奪われ(そう2日
続けて遭遇したのです)道Aのつまり下の道に逃げてしまったのでサクラ観察の方は
すっかり失念してしまいました.その代わり目に入ったのがカモの群.大方の皆さん
もそうだと思いますが,例えば水鳥.白ければサギ,もう少し色が濃く灰色っぽく見え
ればカモメ,更に色が濃く茶色っぽければカモで黒ならウ.私はこの程度にしか見分
ていませんでした.もう少し本気で見ればカモなら頭の緑のがマガモでそうではなく
横顔にちょっと白っぽい部分があるのがカルガモ,そしてそれ以外がコガモ.まあこ
の程度がやっとです.ところが,今となってみればこう信じていたのが恥ずかしいくら
いカモには種類があることが分かりました.確かに色々な種類が居るとは薄々気付
いてはいたのですがそれ以上はあまり関心がありませんでした.コガモではなくオナ
ガガモだと博識のCさんに指摘されるまでは.

それ以後,カモを見る度に気になって勤め先に着くと早速検索.ここ1,2ヶ月で見た
カモ(と似た鳥)だけでもオナガガモ,カルガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,ヒドリ
ガモ,カイツブリ,不明多数.驚くほど種類があるものですです.今週は予定がある
ので来週にでも水族園に行って見分け方を勉強しようと思っています.それにしても
見ているだけでも面白い.水鳥のクセに水に潜るのが苦手らしく,お尻を上につきだ
して餌をあさるヤツもいれば,キンクロハジロなどは一度潜ると,まるでカワウのよう
になかなか水から出てこず,アレッと思うほど遠くからポッと姿を現したりします.そ
れともう一つ面白いというか微笑ましいのはどのカモも実に夫婦仲がよいこと.ほと
んどのカモがペアで行動しているようです.素人目には何がよいのか分かりません
がそれぞれ連れ添いに魅力を感じているんでしょうね.オシドリ夫婦という言葉があ
りますがよく言ったものだと思います.それにつけても“カモ撃ち”なる卑怯な人の振
る舞いがあることに腹が立ちます.一匹しとめれば必ず可哀想な寡婦を作ってしまう
はずです.話は発展してしまいそうなのでこの件はここで止めましょう.

私もカモに見とれている内に巨大犬に追突しない様に気を付けます.





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