
あれやこれや
昨日の横転び2もその一つですが,ビックリ茶筒(2006.4.15 天敵は茶筒)など,真剣
な様がついつい可愛いいので,面白がってロンには色々と悪いことをしてしまいまし
た.後から思い出すとどれもこれも胸が痛みます.と言いながら,今は桃に・・・.反
省が足りません.
沢山の後悔の中には,マジに懺悔すべきことが少なくとも二つはありました.勿論,
悪気など全く無く,単に軽率だったが故の失策なので,無事で良かったとつくづく思う
と同時に,ロンの寿命を縮めてしまったかも知れない思いも未だに消し去ることが出
来ません.
成犬して立派な暴力犬に育ったロンですが,義兄弟になったばかりの頃は弱々しい
骨皮筋右衛門(ほねかわすじえもん)でした.こましゃくれたところだけはその頃から
変わらず,既に喧嘩友達.家の中を追い掛け回って遊んでいました.つまりロンにと
っては私は追い掛ける対象物.言ってみれば獲物です.目が合えば私に向かってダ
ッシュ.私も反対方向へダッシュ.こんな日常でした.さて,悲劇はこんな中で起こり
ました.私がいつものようにダッシュ.その時,立てかけてあったコタツの上板(合成
樹脂と合板張りの結構重いものです)を足で引っかけてしまったのです.上板が倒
れかけたところにタイミング悪く未だブヨブヨの幼いロンが通り抜けてしまったので
す.
“グワッ,キャィ〜ンッ,キャンキャンキャン”,うずくまって動きません.一瞬は潰して
しまったかと思いましたが,声が出せるので取り敢えず命は大丈夫.でも手をヒクヒ
クさせています.その後,ショックから立ち直って徐々に動けるようにはなりましたが
びっこひきひきです.やはりどこかをしたたかに打ち付けてしまったようです.未だ子
犬で回復が早かったせいか,1時間程度でまともに動けるようになり,翌日からはま
た元の喧嘩友達に戻り,胸をなで下ろしたものです.でも,暴力犬になってからもこ
の時の後遺症で,右手の動きだけはちょっとだけ変でした.普段は全く分からない
のですが,走ると右手が外側にヒョコヒョコと払うように見えるのです.ロンの走る姿
を見る度に,この事故を思い出し,つくづくこの程度で良かったと思いました.
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