
あれやこれや
昨日の続き.実はこちらこそ昨日書くつもりだった本題です.桃もロンも粗相をするく
せに,人に迷惑を掛けていることは十分承知しています.だから何となく隠れる素振
りがあったり,やけにゴマすりモードだったりする時は要注意.床に変なものが落ち
ていないか,一通り家の中をチェックしなければなりません.当家はこぞって親バカ
なので,“困った困った”と言いながらも,グシャッと踏まない限りはまあ,それほどの
騒ぎにはなりません.むしろ,失敗取り繕いモードの仕草の方が可笑しいのでそっち
に気を取られてしいます.犬は,悪いことをしてしまったということは十分承知してい
ますので,“ダメだねぇ,またやっちゃったの”と言うくらいで,まともには叱られない
から,こたえないのでしょう.でも,叱られるまでもなく悪いことを十分承知しながらや
ってしまうんですから,何か生理的に我慢のできない,犬には犬の言い分があるの
でしょう.あるいは,敵の方が大分上手なのかも知れませんね.
今日のテーマはロンの粗相後の真に困った習慣のことです.実はこれにも我々が喜
んでいるフシがあると知られてしまっているので,現場を押さえない時は,ほぼ毎回
やられてしまいました.何を?
何と,証拠隠滅するのです.いや証拠隠滅と言うほど犯罪的なものではありません.
なぜなら,見ている前でもやるのです.あり合わせのものでブツを隠すのです.だか
ら当家では床にある新聞紙や雑誌,布きれ等は要注意.うっかり踏み込むと,その
下に隠されていたモノをグチャッとやってしまうことになります.こうなっては一大事.
何しろカーペットや畳にブツをすり込んでしまうことになるのですから.
幸い,桃はこれをしませんので,こちらが寝ぼけていない限り危険は少ないのです
が,ペットシーツの上で正統に用を足した後で,まれに鼻を使ってシーツの残りで蓋
をすることはあります.
ということで,冷静に考えると排泄物を隠すというのはオオカミの時代から血で受け
継がれた本能的なものなのかも知れません.散歩中の用の済んだ犬が良く後足で
(コンクリートの)地面を蹴っている姿を見ますが,あれなんかも本人は始末している
つもりなんでしょうね.
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